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コミュニケーションツールにも◎かわいいイラストのコツ
イラスト

突然ですが、ファンシーキャラクターはお好きですか? 私は好きです。
「ハローキティ」や「リラックマ」など、お子さんや若い女性を中心に幅広い層に人気があります。また、自治体や企業でもマスコットキャラクターが活躍していることが多いですね。
彼らのほのぼのとした雰囲気に、癒される方も多いのではないでしょうか。
そんなファンシーキャラクター、自分でもかわいく描けるともっと素敵です。
シンプルなデザインのキャラクターなら簡単に描けそうですが、いざ描いてみると「何か違う……」と思った経験のある方もいるかもしれません。
今回はキャラクターイラスト、特にファンシーでかわいいキャラクターを上手に描くコツをご紹介します。

描きがちなイラストと、コツ3つ

まずはネコの顔を描いてみました。

個人的な経験では、普段あまりキャラクターの絵を描かない人にお願いすると、こんな感じに描いてくれることが多いです。
ネコという時点で既にかわいさは保証されているのですが、このネコをもっとかわいくしていきましょう!
「かわいい」と一口に言ってもいろんな「かわいい」がありますが、ここでは幼さを強調することで「かわいい」を引き出したいと思います。
コツは3つです。

  • 顔の輪郭は潰れ気味にする
  • 顔のパーツを下寄せにする
  • ほっぺを描く

順番に適用していきますよ!

コツ1 顔の輪郭は潰れ気味にする


顔の輪郭は真ん丸に描くより、少し潰れ気味に描くと、癒し系のやわらかい印象が出ます。
上の画像は元の絵を単純に縦に縮めただけで、顔の輪郭も楕円形に近いですが、下膨れ気味に描くとなお良しです。
頬の部分がぷにっとしていると、赤ちゃんみたいなかわいさが生まれます。おまんじゅうみたいなふんわりモチモチを目指しましょう。

コツ2 顔のパーツを下寄せにする

目や口などのパーツは顔の中心に描きがちですが、これを顔の下半分に配置してみます。

目の位置を下げただけですが、それだけで随分とかわいくなった気がしませんか?
顔のパーツが下の方にあると、幼い印象が出てかわいく見えるのです。各パーツ同士も高さが近いとかわいくなります。
実際に既存のキャラクターを見てみると、目の位置は顔のセンターラインか下寄りだったり、鼻や口の位置は目の高さと近かったりすることが多いです。ぜひ観察してみてください。

Tips: 眉毛を描く場合

眉毛は例外で、これは上側に寄せた方がかわいいです。眉毛と目の間が広いほど、子供っぽい印象が強くなります。

コツ3 ほっぺを描く

ほっぺをちょい足しするだけで、ぐっとかわいくなります。

ペンをピンク色などに持ち替えて、目のすぐ下くらいの高さで頬を染めてあげましょう。
円形以外にも、ハート形や“*”などもかわいいです。

元々ほっぺがないデザインのキャラクターでも、かわいさ優先で気にせず追加しちゃうのがおすすめです。

3つのコツを使って描いてみる

最初のネコと、3つのコツを使ったネコを並べてみました。

かなりかわいくなりました!
ファンシー系のキャラクター全般に効果があるかと思いますので、ぜひ試してみてください。
また、上のネコのようなシンプルなデザインのキャラクターなら、単純なパーツや記号の組み合わせで描けるので、「絵は苦手…」という方でも簡単に描けると思います。
かわいいキャラクターが描けたら、手書きのちょっとしたメモやメッセージに添えてみるのもおすすめです。
受け取った方も、優しい気持ちになれるかもしれません。
弊社名「SPC」は「Second Penguin Company」の略なので、ペンギンっぽいものを描いてみました◎

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