様々なお客様の採用サイト制作に携わって学んだこと
今回は様々なお客様とお話しをして言った中で、営業として、ディレクターとして、経験して感じたこと気付いたことを一部ですが記事にします。
私たちはSEOやマーケティングに力を入れているWeb制作会社でして、
例えば、「採用サイト制作」のキーワードで社内メディアサイトがSEO1位をかれこれ1年以上続けていたりと、実績もあるんです。
(ぜひ検索してみてください!)Googleページに飛ぶ
その実績もあり、有難いことに採用サイト制作のご相談は全国いろんな企業様からもご相談いただいております。
本当に色々な相談がありましたが、共通することは「応募者を増やすこと」これは変わりません。
その為に何が必要か。今回は私が特に失敗から学んだ2つについてまとめました。
1.ユーザー目線で参考サイトはスマホでも確認しましょう。
実際に相談していただく方は採用担当者がほとんど。
現在の課題は?ターゲットは?流入施策は?など、まずは様々なヒアリングをし、最後に参考にしているサイトはありますか?と私はお伺いするようにしています。
参考サイトはお客様の理想等の軸をお伺いする為には大事な質問だと思っているので、「どうしていいか分からない、お手上げ」と仰った場合でも必ず聞くようにしているのですが、
大体のお客様からいただく参考サイトはスマホサイトはほとんど確認してないなあと感じます。
PCデザインは確かにダイナミックで印象的だったが、スマホ用のデザインがなかったり、、、
100%ではありませんが、使いやすさなどのご意見もPCデザインを見た上での共有が本当に多かったです。
(話は飛びますが、実際依頼いただきサイトを制作する上での確認もPCのみの客様がいらっしゃいました。)
スマホ参考サイトが思った以上に少ない!?
そもそもが、「採用サイト 参考」等で出てくるコラムなどがPC対象の記事が多いので自然と目が行ってしまいますが、、、
ここで改めてお伝えしたいのが、求職者のほとんどはスマホユーザーであることです。
新卒であれば、通学中の電車内や休み時間などすきま時間でサイトを見る方等、結構多いと思います。
がんばってPCデザインに力を入れたとしても、自宅にパソコンがなく結局スマホしか見ない。なんて求職者もいるかもしれません。
是非スマホでも確認することを忘れないでいただければと思います。
入社当時は私も「参考にしたいサイト○○選!」等の記事を結構見ていましたが、採用サイトはまた見方が変わったきました。
スマホ用の記事はまだまだ少ないので、スマホデザインの記事を私が今度書いていこうと思います。
2.良い採用サイトはリアルな写真で訴求していること。かっこ良すぎてもダメ
ミスマッチが起きないようにする為でもある。
私はリアルな写真こそ採用サイトには重要で欠かせないものだと思っています。
いざ応募が来てもミスマッチで内定辞退や早期退社に。なんてことはありませんか?
そういったことを防ぐ為に、いろんなコンテンツを採用したりいろんな訴求方法を考えますよね。
でもどんなにいいサイトでも写真が素材サイトだったら、、、、やはりそのお客様ごとに合わせたオリジナルのサイトを制作している中で、素材サイトを使うとどうしても違和感が出てしまいますよね。
採用サイトは撮影することをおすすめします。
反省から学んだ撮影ディレクションでの心得
また、撮影は本当に気を付ける部分がたくさんあります。
撮影については特にここ1年で10社程のお客さまの撮影を同行させていただきましたが、本当に反省、発見の連続です。
まず第一に、被写体は撮影慣れしていない社員の方々だということです。
ムードメーカーキャラの方でもいざ撮影の場だと緊張で全く笑えなくなった方がいました。
いざ事前に準備していたとしてもいい表情を引き出せず、、、そんなことがあるので話役などで他の社員の方に協力いただき素の表情が撮影できるようにするべきであると感じました。
私が笑わせられれば一番なのですが、、、(泣)
第二に、季節感や周りの環境を整えることが大事だと考えます。
デスクまわりのカレンダーや、飲み物など、サイトには載せられないアイテムがあります。
リアルな写真と言っても、それをそのままにすると後々の写真編集が本当に大変です。
一部だけなら問題ないですが、それがどの写真にもあったりとお客様にこまめに「これは使用してもいいか」と確認していく必要も出てきてしまいます。
後のリソースにも大きく影響出てきますし、「これは効率が悪いな」と後から本当に反省した点です。
ただし写真の使い方によっては上手く活用できます。
個人的に写真の使い方が素敵だなと思う採用サイト
DHC 新卒採用サイト
こちらDHCの採用サイトは、かっこよく撮影したもの、ふとした表情を撮影したもの両方が上手く使われています。
写真のトリミングの方法や粗い加工を敢えて採用しているのはさすがだな・・・と感じています。
第三にできる限りたくさん撮影すること。
ここはこういう写真を使おう等、構成しっかり練った上で撮影に挑むことが大前提となりますが、上記2つであげた通り、やはり実際の撮影した写真をそのまま使えない場合があります。
事前に考えていったからこそ、リアルさに欠ける、、、そんなこともありました。
実際の反省から気を付けていることなですが、
例えば仕事シーンを撮影している時は撮影に参加してもらっている実際の社員の方に「リアルな仕事風景は?」とその時その時で質問しシーンを調整しながら撮影枚数を増やしていくことが大
事であると感じました。
また撮影準備の時や移動時にもカメラマンに撮影してもらうようお願いをしました。
撮影には時間が限られていることと、実際の素の表情は準備時間こそ見れるのでは?と考え毎回予定していない撮影を常に増やせるだけ増やしていくことも大事にしました。
結果半日で撮影枚数が600枚~1000枚とかなり膨大になります。
カメラマンの方にはいつも無理を言ってしまってます。ありがとうございます!
その後の選定はお客様とじっくり悩みながら選定すること、意外と笑顔よりも真顔の表情の方が採用されるなんてこともありたくさん撮影することで妥協無しの写真選定も可能となります。