オウンドメディアって?Part2
今回は前回に引き続き、
オウンドメディアについて書いていきます。
前回は、オウンドメディアってなんだ?という基礎的な部分を書いていきましたが、
今回は少し実践的なお話です。
※前回の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ!
https://spc-jpn.co.jp/blog/13044/
オウンドメディアでできること
集客ができる!
オウンドメディアは前回お伝えした通り、
『ユーザーに役立つ情報を提供するメディア』です。
自社のサービスに関連しているテーマで、かつ、ユーザーに役立つ情報が掲載されていれば、
そのテーマに関心がある人が集まってきてくれます。
さらに、オウンドメディアでの集客には大きな特徴があります。
それは、潜在顧客へアプローチすることができる、という特徴です。
例えば、リスティング広告などの検索連動型では、ニーズが健在化しているユーザーへのアプローチを得意としています。
○○が欲しい!→○○で検索→広告枠にWebサイトが表示→流入→購買
という流れですね。
オウンドメディアでは、困りごとや疑問を解決したくて検索をするユーザーのように、
ニーズが顕在化していない潜在顧客へのアプローチを得意としていて、
幅広いユーザーと接触することができます。
ただ、そういったユーザーに見つけてもらうためには、検索順位で上位に表示される必要があるため、
SEO対策は必要不可欠です。
ファンになってもらえる!
オウンドメディアは、ユーザーと長期的に触れ合うことができるメディアでもあります。
良質なコンテンツを継続的に配信していくことで、
ユーザーからの理解や共感、期待感や安心感を得ることができ、
さらにはコンテンツの中に一貫したデザインや、一貫したメッセージを盛り込むことで、
自社のブランディングにつながります。
こういったコミュニケーションを継続して行っていくことで、
ユーザーとの信頼関係が生まれ、だんだんと自社のファンになっていただけます。
これは、健在顧客をターゲットに、短期的に結果を求めるリスティング広告にはできない、
オウンドメディアだからこそできることだと言えます。
オウンドメディア運用のポイント
幅広く集客できて、ファンにもなってもらえるなんて!
こんな素晴らしいことはない!みんなオウンドメディア運用した方がいいじゃん!!
って思いましたか?
そうなんです、だからオウンドメディアは増えたんです。
多くの企業が活用しようと、オウンドメディアを立ち上げました。
そして、上手く運用できず、閉鎖していきました。
そこで、失敗しないためのポイントを紹介します。
実は、『オウンドメディアでできること』の中にそのヒントが隠されていました。
1.ターゲットを明確にする
2.ユーザー目線に立った良質な記事を制作する
3.中長期的な目線で計画する
この3つが大きなポイントになります。
まず1つ目は、マーケティングの基本ですね。
オウンドメディアもここが重要になります。
オウンドメディアの特徴として、潜在顧客に幅広くアプローチできる点を挙げましたが、
それ故、ターゲットを大雑把に考えてしまいがちです。
結果として、自社のサービスとの関連性が薄く、流入は増えたがその先の成果につながらなかったり、
自社のファン化につながらなかったりという失敗につながってしまいます。
2つ目、こちらはオウンドメディアってなんだっけ?と考えれば当たり前のことですね。
何度も伝えていますが、オウンドメディアは、『ユーザーに役立つ情報を提供するメディア』です。
そもそもユーザーが知りたいと思う情報でなければ見に来てくれませんし、
ユーザー目線で見たときにわかりづらい表現をしてしまうと、
継続してサイトに訪れてくれません。
コンテンツの量も大事ですが、質も大事です。
どんな情報をどういった表現で伝えていくのか、さらに、一貫したメッセージも付け加えて、設計していきましょう。
3つ目、これが1番、失敗してしまう原因になっているのではないでしょうか。
ユーザーと時間をかけて信頼関係を構築し、ファンになってもらう。
その結果として、商品の購入であったり、サービスの利用に繋がります。
オウンドメディアは短期的なマーケティング施策ではありません。
継続するための人員の確保や、信頼関係を構築するためのストーリー作りなど、
中長期的な目線で計画することが必要です。
今回はここまで!
今回は、『オウンドメディアでできること』と『オウンドメディア運用のポイント』
2本立てでお送りしました。
皆さんの頭の中は、
オウンドメディアって絶対やった方がいいけど、簡単ではなさそうだな、
といったところでしょうか。
次回は、オウンドメディアって?シリーズの最終章です。
具体的に、オウンドメディアの活用事例を紹介します!
お楽しみに!!