こんにちは。
私は普段営業として活動していますが、場合によって自社のリスティング広告を回すこともあります。
調べながらなんとか運用しているのですが、リスティング広告の設定が細かいこと細かいこと。
はじめは本当に毎日泣きそうになりながら運用していたのですが、
その時に調べたことが誰かのお役に立てばと思い執筆します。
この記事を含めたリスティング広告シリーズは、超初心者、例えばいきなり「リスティング広告を自社でやってみよう。君、やっといて」と言われてめちゃくちゃ焦っている人向けです。
↓こちらを読んでいない場合はこちらもためになるかも
ん?URLの設定が2個も…
さぁ、広告の設定だ!
と考えてGoogle AdWordsの設定画面に入ると、下のような設定画面にたどり着きます。
最終URLに頑張って作ったLPのURLを書いてみると、下の方にもURLが反映されています。しかも途中まで。
そう。リスティング広告には、表示URLとリンク先URLの2種類のURLがあります。
リスティング広告をクリックしてたどり着くページはもちろん同じですが、2種類のURLには違いがあるのです。
ここでは、リスティング広告の表示URLとリンク先URLの2種類のURLの違いと設定についてお話しします。
表示URLとは?
表示URLとは、リスティング広告の広告文章と一緒に文字として画面に表示されるURLのことを言います。
通常であれば、リンク先の広告ページ(LP)のURLのドメイン部分を表示します。
例えば、リンク先URLがhttp://www.google.com/だった場合、「google.com」の部分だけを文字として表示させます。
なお、Yahoo!プロモーション広告に限りですが、独自ドメインではなく無料ドメインで広告のサイトやページを作成している場合は、表示用に別のドメインを使うこともあります。
ただ単にURLを出すだけでは物足りない!もっとよさを伝えたい!そんなときに使うのが表示URLの「パス」部分です。
ここには、15文字ずつの任意の文言を入れることができます。
試しにやってみます。
右側のプレビューが変化し、安くて早くてうまいんだろうな、と想像がつくようになりました。
表示URLは広告ごとに作ることができるので、たとえば季節もののキャンペーンやターゲットごとに広告を変えた場合、
その広告ごとに設定できます。
「夏休み 旅行」での検索結果がわかりやすかったので掲載します。
リンク先URLとは?
リンク先URLは広告ページ(LP)やサイトのリンク先の実際のURLのことです。
リスティング広告をクリックするまでは、表に表示されることのないURLですが、URLの入力を間違えると、当たり前ですが広告ページにたどり着けないので、入力には気をつけなければいけません。
また、リンク先URLは広告ページのURLそのままなので、http://を含めたURLの全文字を入力します。
GoogleとYahoo!での表示URL設定の違い
表示URLの文字数はGoogleとYahoo!で違います。
それぞれの違いを比べてみましょう。
・Googleアドワーズ広告
Googleアドワーズ広告の表示URL文字数は35文字までです。
先頭に「http://」や「https://」は不要で、末尾の「/」は入力できます。
Googleアドワーズ広告の規約では、表示URLとリンク先URLは同じにしなければいけないと定められています。
・Yahoo!プロモーション広告
Yahoo!プロモーション広告の表示URLの文字数は29文字までです。
29文字だと短いように思えますが、「http://」や「https://」は不要なので、Googleアドワーズ広告と大差ありません。また、末尾の「/」も不要です。
Yahoo!プロモーション広告では、表示URL用にドメインなどのURLを表示設定できますから、どちらかと言えば、独自ドメイン以外で広告ページを運営している人にオススメです。
いかがでしたでしょうか?
表示URLとリンク先URLの違いやそれぞれの役割をつかんだ上で、GoogleとYahoo!の違いに注意して効果的に設定しましょう。