SEOキーワードポートフォリオ作成のすすめ
ポートフォリオとは何か?
「ポートフォリオ」と言われてすぐさま適切な説明ができる人は少ないハズです。何となく頭の中でイメージはできるのだけれど・・・という言葉の一つですね。ポートフォリオはいくつもの分野で使われ、それ毎に表すものが少し違ってきます。
Web分野ではデザイナーの作品集が最もイメージしやすいでしょう。ディレクターやプロデューサー、そしてWeb担当者は自分が関わったサイトの企画を含めた、資料一覧となるかもしれません。つまり、自分の実績のまとめです。
転じてSEOキーワードのポートフォリオとは、“自サイトで対策するSEOキーワードをまとめたもの”と定義します。
SEOキーワードとの関係
そんな資料をまとめる時間がない、実際の対策をさっさと始める方が効率が良いのでは?と疑問を持つ方も多いでしょう。しかし、キーワードポートフォリオを作ることは、成果をきちんと上げるために必要なことなのです。
例えば、インテリアのECサイトで考えてみましょう。
“ソファ”というのが対策したいワードですが、これだけだとビックワード過ぎて狙えません。SEOキーワード設定方法で紹介したように、何かを組み合わせて自社のビジネスに最適な対策ワードにする必要があります。
もしそのECサイトが北欧の輸入家具を扱っているのならば、“ソファ 北欧”“ソファ 輸入”“ソファ オシャレ”といったものが候補になってくるハズです。中には“ソファ 北欧ブランド”のようにキーワードとしては対策しても、良いが検索数が少なすぎる・・・といったものもあるかもしれません。
このようにSEOキーワードを考えていく上では、ポートフォリオ風に整理していくと便利です。ですからWebデザインのポートフォリオのように、誰かに見せる作品集として作る。というよりも、検討時の資料として使えて便利です。
Excelが便利
上で紹介した検討用のポートフォリオは、次の項目が必要になってきます。
・主キーワード(上の例では“ソファ”)
・組み合わせワード(上の例では“北欧”や“輸入”)
・月間の検索数
最低でもこれらを書き出して、現在の自サイトの検索順位や上位サイトのURLを加えながら検討していくと良いでしょう。
これを行う場合に便利なソフトがExcelです。
もし、リスティング広告でも同じキーワードを使う場合は、csvに変換して流し込みを行うのにも便利です。