
こんにちは、クリエイターのSです!
現場においてクライアントから「かっこいいサイトにしてほしい」という要望をいただくこと、多々ありませんか?
しかし「かっこいい」という言葉は抽象的で、人によってイメージが異なります。
Webデザインにおいて「かっこいい」を具現化するには、視覚や感覚に訴える要素を意図的に作り上げることが大切です。この記事では、「かっこいい」を具体化するための5つのタイプと、それぞれの特徴を体現する参考サイトを紹介します。
目次
①シンプルで洗練されたタイプ
白黒やシンプルな色調、無駄のないデザインが特徴。落ち着いた雰囲気で高級感を演出します。
サイト例:ハイテク企業の公式サイト、デザイン事務所のポートフォリオサイト、ミニマルなファッションブランドのECサイト
キーワード:シンプル、ミニマル、モダン
参考サイト
株式会社DERTA(デルタ)|新潟|DX・デザイン・共創コミュニティ
②インパクト重視の大胆なタイプ
インパクトのある画像や動画、アニメーションを使用して強い印象を与える。
サイトの例:クリエイティブエージェンシーの公式サイト、映画・ゲームのプロモーションサイト、アーティストの公式サイト
キーワード:インパクト、迫力、視覚効果
参考サイト
岡崎明治酒場|KYOTO-OKAZAKI MEIJI SAKABA
③未来感を演出するタイプ
透明感のあるグラフィックやネオンカラー、3Dアニメーションを使い、テクノロジーを感じさせる。
サイトの例:自動車メーカーのスペシャルサイト、テクノロジースタートアップのコーポレートサイト、AI・ロボティクス関連のプロダクトサイト
キーワード:フューチャリスティック、ハイテク、モダン
参考サイト
GO株式会社の脱炭素サービスGX(グリーントランスフォーメーション)
JP Startups (ジャパスタ) | スタートアップを紹介・応援するメディア
④質感のリアルさを追求するタイプ
素材感や立体感を活かして、触れそうなリアルさを追求する。
サイトの例:高級家具・インテリアブランドのECサイト、食品・飲料ブランドの公式サイト、クラフト系アパレルブランドのキャンペーンサイト
キーワード:質感、リアル、触覚的
参考サイト
浜岡鍍金工業所 | メッキする企業はつよく、ただしく、うつくしく
AQM², Ltd. – 人とAIによる、圧倒的な価値の共創
⑤動きで魅せるインタラクティブタイプ
マイクロインタラクションや動的タイポグラフィで、ユーザーの操作に反応する動きを取り入れる。
サイトの例:デジタルアート展示の特設サイト、エンターテインメント系のプロモーションサイト、Web制作会社のショーケースサイト
キーワード:インタラクティブ、動き、ユーザー体験
参考サイト
TT Global | Bridging the Digital Divide
まとめ
ここまで「かっこいい」というデザインのタイプを5つ紹介しました。
「かっこいい」だけでなく「かわいい」や「信頼感がある」等、抽象的な表現は多々あります。デザインを制作するにあたり、このような抽象的な表現を具体的にしてクライアントとの認識を合わせることは非常に重要な工程で、顧客の満足度に直結するものです。
また、満足度を高めるだけでなく、修正の工数も削減できるというメリットもあります。
当記事が少しでも皆さんのお役に立ちましたら幸いです。