コンバージョンアップのために知っておくこととは?

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2016.05.10 コンバージョン

コンバージョンアップのために知っておくこととは?

1.計測したいコンバージョンを設定しよう
コンバージョンを測定するといっても、その具体的な方法にはいろいろあります。効果測定するためには、サイトにコンバージョンを設定しなければなりません。
コンバージョンとはサイトを訪れたユーザーが見込み顧客へ転換することを指しますが、ユーザーのどのような行動をもってこれを達成したとみるかは運営者によって異なります。購入、申し込み、お問い合わせなど、サイトの目標を決めて設定しなければなりません。たとえば、測定ツールとして有名なGooglアナリティクスには、次のようないくつかのコンバージョンが設定できます。

1.URL
特定のページのURLにユーザーが達するとコンバージョン1とカウントされます。たとえば、申し込みがコンバージョンであれば、入力フォームを経て送信ボタンをクリックし「お申し込みありがとうございました」というページが表示されたらコンバージョン達成、とURLで設定することができます。

2.滞在時間
ユーザーのページ滞在時間をコンバージョンに設定することもできます。ユーザーが直帰するのではなく、一定時間ページを読んでくれたらコンバージョン達成とするのです。たとえば、説明ページに5分以上いてくれたらコンバージョン1とカウントするよう設定します。

3.PV数
ユーザーがページを何回見てくれたかによってコンバージョン数を数えます。ユーザーが1ページ(URL)を1回見ると1ページビューとカウントします。たとえば3ページ見てくれたら3コンバージョンとカウントします。サイト全体のページビューとページ(URL)ごとのページビューとを計測できます。

4.イベント数
運営者がイベントとして決めた何らかの行動をユーザーが行うとコンバージョンとして数えます。PV数のようにビューではなく動作をカウントします。PDFファイルのDW数やリンクのクリック、FlashやJavaScriptの部分などは対象になりません。そこで、これらに対するユーザーの行動を計測したいときにイベント数として設定することができます。たとえば、動画再生の回数や広告のリンクをクリックしたような場合です。ただし、トラッキングコードをカスタマイズする必要があります。イベントの設定は3つでき、イベントカテゴリでは行動の内容を、イベントアクションでは、どのページのどの行動を起こしたのか、イベントラベルではリンクを計測できます。また、どのページのどの行動かもチェックできます。

2.広告から申し込みまでの導線設定がLPの役目
2.広告から申し込みまでの導線設定がLPの役目
ランディングページは、ネット広告のリンク先として作られるサイトです。ランディングページでは、サイトよりも伝えたいことを効率よくユーザーに伝えることできるので、近年重要性が増しています。サイトではユーザーが見たいページを選択できるので、こちらが見て欲しいページに至ってくれるとは限りませんが、ランディングページは1枚ページですから、ファーストビューから下にスクロールして順番にユーザーに読んでもらえます。広告を見て興味を持ってくれたユーザーをコンバージョンまで素早く導くには、リンク先がサイトであるよりもランディングページであるほうが向いているのです。

ランディングページを作るメリットは効率です。ユーザーのニーズや心理を想定し、こちらで予めユーザーとの最適なコミュニケーションの流れを作ることができます。ページ外リンクも少ないので、ユーザーの関心を集中的に向けることもできます。しっかり作りこめば、サイトよりも効率よくコンバージョン行動へ誘導することができるのがランディングページのよいところです。また、最適化テストも行いやすいのも利点です。

ランディングページでは、広告→ファーストビュー→スクロールでフォームへ→コンバージョンページへ、とつなげていくのが最適な導線です。広告で関心を持ってくれたユーザーを、ランディングページでもファーストビューでしっかりつかみ、ページを読んでもらいつつフォームをクリックしてコンバージョンページに至ってもらいます。次のような構成になっているのが一般的です。

・ファーストビュー…会社名、商品名、キャッチコピー、イメージ画像など
・商品説明
・お客様の声
・お申し込みフォーム

それぞれのポイントは次のようになります。
・ファーストビュー
…数値やキーワードで概要がパッと見て分かり、ユーザーが自分事としてさらなる関心を持つよう工夫する
・商品説明…ユーザーにとってどんなメリットがあるのかを明示する
・お客様の声…ユーザーに安心してコンバージョンに至ってもらう
・お申し込みフォーム…目立つように作り、配置する

いずれの箇所でも大事なことは、常にユーザー目線で考えることです。コンバージョンに至るまでにユーザーが感じやすい不安や疑問をいちいち解消していくようなページ構成にしていくことで、読むうちにコンバージョン行動を起こしやすくするのが良いランディングページといえます。

3.LPはファーストビューが大事
ランディングページでは、ファーストビューと呼ばれる部分が大事です。ファーストビューとは、広告からランディングページに流入してきたユーザーが最初にパソコン画面上でみる部分のことです。ランディングページのトップ部分にあたります。ユーザーはサイトを見て3秒で要不要を判断するといわれます。ですから、広告を見て興味を持ったユーザーが、離脱するかスクロールして読むかをランディングページのファーストビューで判断することになります。ランディングページは直帰率も高いので、ファーストビューをどう設計するかはとても重要になります。

ファーストビューのサイズは縦が重要になります。縦幅はユーザーの環境によって変わってきます。また、ノートパソコンも多く、さらにブラウザ画面を最大化して使っていることも少ないように思います。ですので、ファーストビューを考える場合は縦550pxくらいがよいとされています。この縦幅がユーザーに目に最初に入るので、ここにユーザーの目を引く情報を効果的に載せなければならないということになります。もし今、ランディングページの直帰率が高すぎたり、コンバージョン率が低かったりしているようなら、このファーストビュー部分を見直してみると改善されるかもしれません。

この部分の改善点としては、興味を持っているユーザーにとって必要な情報が見やすく配置されていることと、「もっと読みたい」と下にスクロールしたくなる内容になっているかどうかです。四角い画面を見たとき、人は無意識のうちに左上を最初に見ます。ですから、ここには関心をそそるキャッチコピーを置く場合が多いです。広告から流入してきているわけですから、広告と一致していなければならないのは基本中の基本です。そして、ここに自分が知りたいモノやサービスがあるかもしれないと期待をさせるようなキャッチコピーを置きます。「○○でNo.1!」「○万個突破!」など興味をそそり、かつモノやサービスの信頼性を増すような社会的評価を置くのも効果的です。

また、イメージ画像選びも慎重に行わなくてはなりません。繰り返しますが、ユーザーがサイトを見て要不要を判断するのはたった3秒です。つまり瞬時に見てモノやサービスが自分に役に立つと「感じ」させることがポイントになります。イメージ画像はそのために役に立つ反面、逆に興味を失わせるものにもなりえます。イメージ画像は商品の内容をきちんと示すと同時に、ユーザーに「このモノ(サービス)を使うと、自分の未来はこう変わるかもしれない」と関心をそそる画像を選びたいものです。

4.直帰、離脱を防ぐように設計する
ランディングページの離脱率は、じつはとても高いです。70%以上も珍しくありません。PPC広告からダイレクトに訪れる興味あるユーザーばかりではありませんし、広告自体の設計ミスやランディングページの設計ミスなどもあるかもしれません。

ランディングページの直帰率を改善する画面設計のポイントは、ファーストビューをユーザー目線にすることです。ファーストビューの重要性についてはすでにご紹介しましたが、ここをしっかり作り込むことで、直帰率の改善が臨めます。直帰率とは、ユーザーが「このモノ・サービスは自分の悩みを解決しない、自分には無関係だと感じる」率といってもよいでしょう。逆に、訪れたユーザーが「このページには自分が探している何かがある」と感じれば、直帰率は低くなります。後者のようなファーストビューを作るのが、ランディングページの直帰率を改善するポイントになります。
離脱を防ぐ画面設計としては、申し込みボタンの場所などに工夫が必要です。コンバージョンにつながる行動(購入、問い合わせ、申し込み)などを行ってもらうのがランディングページの目的ですが、せっかくランディングページまで来てくれたユーザーが、目的行動が何か分からず迷うような設計になっているのが一番問題だといえます。ユーザーを迷わせない設計が、離脱を防ぐ最大のポイントになります。ボタンの色や配置、大きさ、デザインなどのほかに、何カ所に設置するかもチェックポイントです。ページの最後に1つだけボタンを設置しているページもたまに見かけますが、ユーザー視点で考えてみると、これでは不親切であることに気がつかなければなりません。

離脱率の改善を行うには、A/Bテストを繰り返すことが大事です。A/Bテストというのは、AとBという異なるパターンを制作し、どちらがよりコンバージョンに結びつくか、直帰率が低いかのデータを集めて分析するツールです。直帰率は意外に小さなところから影響を受けていることが多いものです。たとえば、ボタンの配置や色1つ、キャッチコピーの文言などで直帰率は大幅に改善されることも多いのです。ちょっとしたところを変えて効果測定をするのがA/Bテストで、これを何度もやって試行錯誤することで直帰率やコンバージョン率が変わっていきます。

5.コンバージョンにつながりやすいコンテンツ作成とは
コンバージョンアップするためには、訪れたユーザーに訴求するポイントをしっかり絞っていかなくてはなりません。ターゲットとなるユーザーがコンバージョンとなる行動を取ることを決意するよう、的を絞った訴求をしていかなくてはならないのです。サイトやランディングページを構成する各コンテンツも、この観点から作り込んで行く必要があります。何となく作ったコンテンツではコンバージョンをあげることはできません。

コンテンツにはいくつかの種類があります。まずターゲットを集めるコンテンツ、集めたユーザーを教育して顧客に育て上げるコンテンツ、そして、実際に販売や申し込みなどを促すクロージング用のコンテンツなどです。集客するためのコンテンツは、ターゲットに訴求できるキーワードを元にお役立ち情報をまとめます。顧客化のためのコンテンツでは商品の使い方などを説明したりします。クロージング用コンテンツでは、いわゆるお客様の声を使って購入などへの意欲をそそるコンテンツです。

いずれのコンテンツも、ターゲットユーザーの関心や興味、悩み事などを把握・研究することが最も大事です。ターゲットはどんな言葉で検索をかけているのでしょうか。まずここを絞ることがファーストステップになります。これをリサーチしておかないと、ターゲットがそもそもアクセスしてくれません。つぎに、ターゲットのニーズや悩みを深掘りします。普段どのような言葉で会話しているのか、どんなキーワードが響くのか、何を知りたいと思っているのかなどを研究しましょう。そして、キーワードとその関連語彙をちりばめながら個別のコンテンツを作っていきます。そうすると、来訪したユーザーは「このサイトは自分にとって役に立つページだ」と瞬時に判断ができます。できれば、ここまでをファーストビュー(サイトやランディングページにアクセスしたときに最初に目に入る画面)で示せるとなおよいでしょう。

また、各コンテンツのレイアウトも大事です。読みやすさは最重要課題で、タイトル、サブタイトル、本文などの文字の大きさを変える、行間に適度な余白をとる、1文を短くするなどユーザー目線で読みやすく情報を整理することが大事です。いまSEOはコンテンツ重視の時代です。比較的長い文章で、ユーザーに役に立つ情報を伝えることがよいサイトと判断され検索順位が上がります。ですから、どうしても文字ボリュームの多いコンテンツになるので、うまく整理して見せることが大事になります。
6.コンテンツへの誘導はあくまでユーザー目線で
どんなにいいコンテンツを作っても、ユーザーにみてもらえなければ意味がありません。対面で誘導できるならよいですが、ネットはそういうわけにはいかないので、サイト上で上手く誘導していくしかありません。集客したら、次は誘導することが非常に大事な作業になるのです。

このとき注意したいのが、コンテンツはあくまでユーザーの為にあるという点です。コンテンツを制作する側としては、早くコンバージョンに至るようコンテンツを作り、誘導したいと考えます。もちろん、サイトを訪れた時点ですでに購入や申し込みの意欲が高く、一刻も早くコンバージョンしたいと考えているユーザーにとってはそれもよいでしょう。しかし、実際にコンバージョンをあげてくれているユーザーの多くは、サイトを訪れた時点ではあくまで見込み客にすぎません。サイトを見てから購入なり、申し込みなりを検討するユーザーのほうが圧倒的に多いのです。ですから、コンテンツを作り誘導するには、こうした見込み客を念頭に設計していく必要があります。

このとき、ユーザー側が見たい読みたいと思うコンテンツと、サイト運営者側で読ませたいと思うコンテンツ(コンバージョンに直結するコンテンツ)とは、乖離しているのが普通です。なのに、最初から読ませたいと思うコンテンツにぐいぐい誘導してしまうと、売り込まれた感じがしてユーザーはあまり気分がよくありません。たとえば、ある商品の販売サイトがあるとして、「この商品はこんなところがいいですよ、これもいいですよ、あれもいいですよ」というコンテンツを最初に置いても、ユーザーは「だから何なんだ?」と感じるだけです。ユーザーはあくまで「自分にとって意味のあるもの」を探しにきています。売りたいもののセールストークを聞きにきているわけではありません。

コンテンツへの良い誘導の仕方としては、ユーザー目線で読みたいと思うコンテンツから、サイト運営者側から見て読みたいと思うコンテンツへと自然に導くものです。ここでのポイントは、あくまで「自然に」ということ。つまり、ユーザーが心理的なハードルを感じずにセールスコンテンツに至ることです。そのために必要なのは、ユーザーに内容について「共感」してもらい、納得してもらえるようなコンテンツをしっかり考えて作成することです。ユーザーのニーズをリサーチし、そこから求めるコンバージョンに至るまでの理想的なストーリーを考え、それに沿ってコンテンツを作っていくことになります。

7.最初に行うべきペルソナ設計とは
Webサイトでも印刷チラシでも、最初に行うべき重要なこと、それは「ペルソナ」の設定です。「ペルソナ」とはあるべき理想の顧客のことをいいます。「この商品はこんな人に買ってもらいたい」というターゲット像のことです。ペルソナ設定をしっかり行うことで訴求しやすいサイトができます。

ペルソナ設定には実はコツがあります。「30代の主婦」といった設定ではペルソナを設定したとはいえません。ペルソナといえるためには、想像以上に詳細な点をイメージして設定しなければならないのです。たとえば、「30代の主婦」では、東京都だけでも何万人もいます。そうすると、その何万人のニーズはバラバラで、訴求すべきことも心に響く言葉もあまりに違いすぎて効果的に訴求できません。ペルソナ設定は、あくまで「特定の誰か」でなければなりません。

具体的には、性別年齢、住んでいる地域や家族構成、年収、性格、価値観、友人関係、趣味興味などまで詳細に絞り込むほどよいです。たとえば、「30代の主婦」を、「東京都○○区○○に住む35歳の主婦。女子4大卒。夫の職業は○○で、子どもは公立小学校に通う3年生と1年生。習い事はピアノと○○。ママ友が多く、趣味はカラオケ。教育熱心でSNSやラインなどで情報交換。毎週1回はデパートでランチ・・・」などできるだけ詳細にイメージをするのがポイントです。ひと言でいうと「特定のたった1人」を理想のペルソナとして設定するのです。

特定の1人をペルソナに設定すると、具体的なストーリーが作りやすくなります。コンバージョンに至らせるようにするには、ペルソナの心理に働きかけなければなりませんが、ペルソナを1人に絞り、性格やライフスタイル、趣味や好みを詳細に設定すれば、訴求しやすくなります。

もっとも、ここまで詳細にペルソナを設定するには注意も必要です。上記のようなペルソナを理想に置いたとして、本当にそのペルソナのことを知るためには綿密なリサーチをしなければなりません。「○○という人は、きっとこういう人に違いない」という思い込みで設定してしまうと、ニーズに何も応えられない場合もあります。ペルソナとなる可能性のある人に実際にインタビューすることも大事です。何パターンかのターゲットを綿密にリサーチして、データを集め、ペルソナに訴求できるキャッチコピーやデザイン、イメージ画像などをしっかり決めて行くことで、コンバージョンにつながるサイトを作りあげていくことが重要です。
8.スマホユーザーの特徴に合わせた設計
近年のスマホユーザーの急激な増加に伴い、WebサイトはSEO対策としてレスポンシブであることがとても重要になっています。Googleはスマホ最適化を行っているモバイルフレンドリーのサイトが検索結果で有利になると明言しました。モバイルフレンドリーというのは、スマホでの閲覧に適したページ設計になっていることをいい、これを行うレスポンシブデザインは今では当然のように考えられています。さらに、最近では、まずスマホに対応したデザインを先に制作するケースも増えてきました。

そして、そもそもスマホで見やすい(レスポンシブ)であることに加えて、最近ではスマホユーザーの特徴に合わせた設計を行うことも重要視されています。PCユーザーとスマホユーザーとでは、ユーザー層に違いがあるからです。

まず、スマホからネット検索するユーザーの年齢層は20代が最も多く、約7割近くになります。若い世代がターゲットになるというのはマーケティング上でとても重要になります。また、この若い層の特徴としては、スマホでコンバージョンまで完結してしまうことが多いなど、特有の傾向もあります。サイトはパソコンだけでなく、スマホでもタブレットでも使いやすくして欲しいという希望はユーザーの側からは強い要望としてあります。これにいかに応えるかという努力がサイト運営者に求められていますし、対応したサイトとそうでないサイトとでは、コンバージョン率に今後ますます差が開いていくものと想定されます。

スマホユーザーの特徴としては、次のようなことがあげられます。
・比較的若い年齢層
・スマホでの操作に慣れていて抵抗が少ない
・手軽なため、空き時間にまめにサイトを覗いている
・情報検索をメインにしているユーザーが多い
・スマホからネットショッピングを行う回数が多く、消費活動が盛ん
・スマホから購入や申し込みまで完結することが多い
・外出先など隙間時間でもこまめに使えるので、アクセス数の時間による偏りが少ない
・動画視聴も多い
・1日3時間以上使うユーザーも多い
・高校生など若年層ユーザーも多い
・メールだけでなく、SNSやラインなどの利用も多く慣れている
・口コミなどにも触れる機会が多く、自分でも発信したり情報収集したりしている

他にも、スマホユーザーに特有の傾向がいろいろあります。こうしたユーザー特性をおさえて効率的なサイト制作を行うとコンバージョンにもよい影響を与えることができます。

9.モバイルレンドリーの確認と使用方法
モバイルフレンドリーは、今のサイトには必須の合い言葉です。ページ設計がモバイル フレンドリー、つまりスマホユーザーの利便性を考えたサイトであるかどうかは検索順位に大きく影響するからです。

モバイルフレンドリーとは、たとえば、スマホで見たときに、テキストやリンクが小さすぎて読みにくい、画面が大きすぎて横にスクロールしなければ見られないといった事態にならないよう設計されているということです。モバイルフレンドリーなサイトかどうかの基準は、Google公式サイトによれば以下のような点をGooglebot がクロールして判断しています。

・携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること

簡単に言い換えると、
・スマホでは表示できない画像などがないこと
・文字が読みにくい大きさでないこと
・コンテンツ幅が画面の幅より大きくないこと
・リンクとリンクの間の距離が離れていること
といったことがポイントになっています。

Googleがモバイルフレンドリーであると判断したサイトに対しては、検索画面に「スマホ対応」 というラベルが付与され、ユーザーに一目で分かるようになっています。

自サイトがモバイルフレンドリーかどうかを知りたいときは、Googleで「モバイルフレンドリーテスト」というものを実施できます。テストの結果モバイルフレンドリーでないと判断されれば、結果画面に「モバイルフレンドリーではありません」と表示され、どこが問題なのかも「✕ テキストが小さすぎて読めません」「✕ リンク同士が近すぎます」といったように指摘してくれます。もし、モバイルフレンドリーでないと分かった場合には、上記のような判断ポイントを中心にサイトを見直して修正していきます。
ここで、「✕ モバイル用viewportが設定されていません」との指摘があった場合の修正ですが、基本的には「スマホサイズに合わせた表示を指示しています」と分かるよう。ページごとに<head>~</head>に次のソースを入れます。
<meta name=”viewport” content=“width=device-width”>

10.ページの表示速度を確認と改善方法
ネットユーザーのユーザビリティとして最重要なものとしてスピードがあります。ファーストビューがいつまでも表示されなかったり、ページ遷移が遅かったりすれば、ユーザーはすぐにイライラし、それだけでサイト離脱率や直帰率が高くなってしまいます。ユーザーの満足度という点では、表示速度の遅さは大きなマイナスになるということです。表示スピードが遅くなると、ページビューやまコンバージョン率も数%下がってしまうといわれています。処理スピードを改善することはサイト運営全体にわたって非常に重要なことなのです。

まずは、自サイトの読み込み速度を測定してみましょう。いろいろな方法があります。たとえば、Googleアナリティクスでは「サイトの速度」という項目で計測ができます。数ページに渡っての速度を計測することもできますし、「ページ速度」でページごとの平均表示時間を知ることもできます。

また、専用の計測ツールも出ています。URLを入力すると、しばらくしてレポートが表示されます。数値ではなくA〜Fまで処理スピードが判定されるものであえれば、自サイトのスピードの目安にすることができます。

サイトの処理スピードを遅くしてしまう原因として大きいのは、サイト内で使用している画像のデータ容量を小さくすることです。きれいなサイトや分かりやすいサイトを作るのに必要な画像ですが、サイトのデータ容量をくう主な原因になってしまいます。ですから、リサイズするか画質を落とさず容量を小さくすることで、サイトの処理スピードを下げることができます。これを画像の最適化といいます。

画像のサイズを小さくするには、PNGとJPG画像それぞれにリサイズできる編集ツールや圧縮してくれる無料ソフトがあります。Macであれば「ImageOptim」や「JPEGmini」、Windowsなら「RIOT」などがあります。また、サイトで使用している画像を一気に読み込まず、スクロールに合わせて徐々に読み込んでくれるプラグインがあります。最近導入事例が増えてきているようで、こちらもサイトの軽量化に役に立ちます。専用ソフトを使ってCSSとJavascriptなどの要らないコードを削除することも効果的です。

処理スピードの問題はたった数秒のことなのですが、コンバージョン率に大きく影響するといわれています。スマホユーザーなどは特にスピード感を求めてきますから、ほんの数秒でも心理的な影響は大きいと思われます。

11.コンバージョンのハードルが高すぎないかを確認しよう
コンバージョンには当たり前のことですが、ユーザーの行動が必要です。ユーザーに動いてもらわなければコンバージョンは達成できません。ですから、ユーザーにいかに気持ちよく動いてもらうかがとても重要になります。特にユーザーが無意識のうちに感じる心理的なストレスを軽減することがポイントになります。たとえば、入力フォームに必須項目がズラズラ並んでいたら「ああ、面倒くさそうだ」と誰でも感じるでしょう。見ただけで嫌になりページから離脱してしまいます。心理的なストレスを少なくすることは、入力フォームの設計だけでなく、コンバージョンの設定そのものにも必要です。

たとえば、コンバージョンを「購入」に設定しているとしましょう。購入は対価の支払いを伴う行動なので、一般的に心理的ストレスの大きい行動です。商品が手に入るわけですから対価は得られるわけですが、支払う金額に本当に見合うのかと何度も考えるものです。ですから「購入」ボタンを押してもらうには、さまざまな工夫をしなければなりません。限定値引きやクーポン利用、送料無料などでお買い得感を出したりするのもその1つです。

こうした工夫のほかに、コンバージョンそのものをもっと心理的ハードルが低いものに変えるというのも良いことです。いきなり「購入」を求めるのではなく、「無料会員登録」をしてもらったり「無料サンプル申し込み」をしてもらう、毎週お役立ち情報を届ける「メルマガ登録」をしてもらうといった、ユーザーの立場から見てより心理的なハードルが低いと思われる行動をコンバージョンとして設定します。心理的な負担が少ないぶん、「購入」行動よりもこうした行動のほうが行動数は多くなるはずですから、ユーザーデータも集まりやすくなります。

ユーザーデータが集まりやすくなるということは、コンバージョンの観点からはとても重要です。コンバージョンとは最終的に売上につながる行動であればよいので、こうしたハードルの低い行動でも、そこからユーザー情報を得てユーザーに働きかける何らかの接点が作れれば、最終的には購入してもらえる可能性が高まるからです。たとえば、まずはメルマガ登録してもらい、毎週ユーザーに役に立つ情報を商品情報とともに配信していってお客様として教育し、1ヶ月後に購入してもらうということも可能になります。こうした登録後の導線がしっかり構築されているなら、コンバージョンそのものは購入よりも小さな行動に設定しても、何ら問題はありません。

12.まとめ
コンバージョンの設定といっても、実はいろいろな方法があります。最終的には売上の向上を目指して行くわけですが、必ずしもサイトのゴールを購入や申し込みにする必要はありません。ここを目指すようサイトを改善していくために、あえて他のところにゴールを設定することも有効です。試行錯誤しながら上昇を目指していくのがコンバージョンといえます。

コンバージョンアップを目指すために、ランディングページでは導線やファーストビューなど、いくつか制作上のポイントがあります。離脱率も比較的高めなランディングページですが、ユーザビリティと導線をうまく設計できれば、コンバージョンアップに大きく貢献します。

また、コンテンツの構築にもいくつかポイントがあります。モバイルユーザーに向けての配慮も当然行わなければなりません。大事なのは、常にユーザーを意識することです。ユーザーの気持ちになって、不安や疑問を1つずつ解消していくことで、コンバージョンまで自然な流れを作ることができます。ネットではユーザーの顔が見えないからこそ、一層コミュニケーションを意識した設計が必要になるわけですが、そのために最初にターゲット、つまりペルソナの設定と分析を行うことが重要です。

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