
サイトタグ管理の問題と改善方法!
タグ管理の課題とは?
Webサイトでhtmlに不要なタグは入れない、というのは原則ですが、昨今はそうは言っていられない状態にあります。
どのような課題があるのでしょうか。
複雑化しているソース内
アクセス解析にリスティング広告のコンバージョンタグ、リマーケティングタグや他の効果測定タグなど、ページ制作とは直接関係ないものがたくさん入っています。Webマーケティングに力を入れれば入れるほどこうしたタグ設置が必要、というのもどこか不合理です。
ソースの中が複雑化するということは、管理もしにくくなるということです。企業サイトの場合、運用から管理、実装までを担当者一人でおこなっているということは、ほとんど無いでしょう。
複数のタグがある場合は、それを外部の制作会社なども含めた関係者と共有する場面が出て来ます。管理がきちんとできていない、引き継ぎをちゃんと受けていないといった場合は、その情報を探し出すだけで大変な手間がかってしまいます。
マーケティング担当が直接Web制作しているとは限らない
もう一つの問題は、企業内のWeb担当者がこれを自由にコントロールすることができないといったケースが多いことです。
こうしたタグはマーケティング関係のものが多いですが、マーケティングの担当者は実装にタッチしていない場合が多くあります。
ですから追加、削除といった依頼を制作側に出す必要がありますが、さまざまな制約がありスムーズに連携できない場合もあります。自らがマーケティングの責任を負うサイトですぐに動けないというのは、大きなロスと言えます。
また実装だけでなく、それに伴ってのテストなども逐次制作側とやり取りをしなければならず、大変なストレスとなります。
タグ管理が楽になる改善方法とは?
スッキリ、担当者がコントロールできるタグマネージャ
上記の課題をを解決できる方法として人気なのが、「タグマネージャ」です。yahooやAdobeも提供していますが、Googleアナリティクスと同じくメジャーなのが「Googleタグマネージャ」です。
さまざまなタグをタグマネージャで発行した一つのタグに集約し、管理画面から各種設定をおこなえます。タグを一つにすることでソース内もスッキリできます。
Googleアナリティクスは同じGoogleの提供ですから、非常に簡単なステップで設定ができます。
Googleアナリティクスのトラッキングコードからタグマネージャのタグへの入れ替え作業は必要ですが、後の設定は効率化されます。
これからサイトを立ち上げる、あるいは全面リニューアルをおこなうといったタイミングで入れ替えると良いでしょう。
おわりに
いかがでしたか。タグは今後も重要度がましていくと考えられます。
これからサイトを立ち上げる、あるいは全面リニューアルをおこなうといったタイミングで便利なツールを導入し入れ替えると良いでしょう。
弊社では、Webに精通した実績のあるスタッフがサイト運用をサポートいたします。
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