#Webマーケティング#SEO#アクセス解析
SEO担当者を悩ませるリファラースパムとは
Googleアナリティクス

近頃ちょっとお騒がせの事件
インターネットの世界では困ったことがたびたび起こります。
SEO関連では、ライバル会社の検索順位を落とすという逆SEOの行為がたまに見られます。これは質の悪いサイトに勝手に大量のリンクを貼る、スパムリンクによる方法が代表的です。
最近Googleアナリティクスでも、タチの悪い行為が横行しています。「リファラースパム」というものです。まったく関係のないサイトのURLが参照元としてあがってくる、という現象です。
その目的は、次のようなものです。Web担当者がチェックする「集客」レポートで、参照元として見知らぬURLが大量に入っています。担当者はどんなサイトだろうとそのサイトにアクセスしてみます。これこそがリファラースパムの狙いです。このサイトにWeb担当者を呼び込むことで、アクセスアップを図っているのです。
正しい情報が取得できない
何ともセコい手口ですが、Web担当者にとっては結構頭の痛い問題です。何故なら分析している情報に狂いが生じるからです。
月間のレポートを出す場合にリスティング広告より他サイトからの流入が今月は増えていた。しかし実はそれはリファラースパムにより狂わされた情報だった・・・となると、正しい分析などできません。そうしたゴミデータを取り除くのも、余計な手間です。
またそのサイトがウィルス感染を目的にした悪質なものだった場合、セキュリティ上の問題も引き起こしてしまいます。
自身とGoogleの対策
リファラースパムを排除する方法として、ビュー設定での「ボットのフィルタリング」を使う、同じくビュー設定から「フィルタ」を使うという方法が有名です。
ただしこうした不正行為は当然Googleも知っていますから、対策を取るというコメントは出されていました。そして2016年の2月頃から、リファラースパムに関する報告が減少しているようです。
しかし残念ながらこの被害を既に受けてしまっているサイトは、その時期のデータが正しくないものになっています。
その時期のデータについては、利用する際にセグメントでホスト名を「自社のドメインのみを含める」、という形にして集計するといった対応が必要でしょう。

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