なぜ中国狙い!?データで見る越境EC市場

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2017.09.06 WEBマーケティング

なぜ中国狙い!?データで見る越境EC市場

2015年頃より、日本でも急激に注目を集め始めた「越境EC」。

中でも「中国」の越境EC市場は大規模・急成長な場として、どこのブログ記事を見ても注目されている。

そこで今回は本当に噂通り中国は期待できるのか、今からの参入でも「目指せ中国」で大丈夫なのか、データをもとに見てみようと思う。

 

 

まずは、市場規模を考える際の土台となる、分母の大きさについてである。

ここで中国の人口について語るところから始めるのはさすがにナンセンスなので、「中国におけるインターネット普及率から見てみよう。

(参照:第39次中国互联网络发展状况统计报告

中国語表記のままでも読めそうなので問題ないだろう。

2015年における日本のインターネット普及率は約1憶人だが、それに対し同年の中国は6.8憶人となっている。

もうこの時点で、数学が苦手な人でも答えが見えてくる気がするが、問題は越境ECにおける市場規模である。

まだ焦ってはいけない。

 

 

では、今度は中国における越境EC利用率についてみてみよう。

(出典:「PayPal Cross-Border Consumer Research 2015」を基に作成)

単純に先ほどの6.8憶人の36%としても日本の人口の2倍近くになる。

これ以上は説明しなくても自明か?と思いきや、ところがどっこい話はそんなに単純ではない。

国際連合貿易開発会議が2017年4月に発表したデータによると、2015年の世界のEC市場規模「25兆ドル(約2,775兆円)」に対し、世界最大のEC市場は米国であり、B2B・B2C合わせたEC市場規模は7兆ドル(約777兆円)超える。その次点は日本の2.5兆ドル(約277.5兆円)、中国の2兆ドル(約222兆円)である。

「日本と同レベルの規模なら日本の市場優先の方が……」と、ここまで来て少し雲行きが怪しくなってしまったが、慌てないでほしい。

あくまで2015年時点。インターネット普及率が国民の半数の時点で日本に次ぐ規模になっているのである。

今後が恐ろしい。

さらに早々にネタばらししてしまうと、B2Cに限って言えば中国は6,170億ドル(約68.5兆円)で1位、アメリカはほぼ同規模で6,120億ドル(約68兆円)である。

 

そして、2016年時点の中国の越境EC購入先を見てみると……なんと日本が第1位なのである!

(参照:ペイパルによる越境 EC グローバル調査 2016 

中国人が海外製品の品質に対し多大な信頼を置いていることは、「爆買い」騒動で有名になったが、中でも日本製品に対する信頼は異常レベルだ。

2016年に訪日した外国人客は2403万人に達したが、うち637万人が中国人で最多だった。

 

ざっと見になってしまったが、以上のデータから、なるほど確かに中国というのは今もっとも熱い市場であるといえるかもしれない。

もちろん、中国なら何でも買ってもらえると思ったら大間違いだ。

国によって「日本製品」「海外製品」に何を求めているのかは大きく異なる。

(参照:中国における越境ECの動向(2016 年)

越境EC展開も安くない。自社商品を展開させる際は知識を持った人間の見解を聞くべきであろう。

 

以上、簡単にではあるが、中国の越境EC市場規模・期待値についてデータを洗ってみた。

もちろん、実情はもっと複雑であろうが、中国市場・越境ECについて考えてみるきっかけにしていただけたらと思う。

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