日本と海外それぞれからみた“越境EC”
夏も終わりが見えてきちゃいましたね。
夏が終わるとあっという間に1年が終わる気がします。ワタナベです。
前回は【メディアEC】についての記事をSPC総出で更新しました。
そして今回は【越境EC】について更新いたします。
そもそも越境ECとは?
越境ECってなに?と思った方いらっしゃると思います。
なんなら私も初めはまったくわかりませんでした。まずは単語ごとの意味をみてみましょう。
【越境】 境界線や国境を越えること。
【EC】 electronic commerce(エレクトロニックコマース)=電子商取引の略
→ “国境を越えた電子商取引” のこと。
噛み砕いてみると分かりやすいですよね。
要するに日本からしたら海外のもの、
日本以外の海外からしたら日本のもの、を販売しているサイトでの取引。
ということになります。
もっと詳しい説明は別の方が書いてくれていますのでそちらをご覧いただいた方が分かりやすいかと思います。
さて、今回の私の記事では、日本と海外の双方から見た越境ECについて(個人的な意見も含めながら)考えていきたいと思います。
【日本】からみた【海外】の越境EC(事例あり)
「越境ECって言葉自体は分かったけど実際どうなの?」
私がよく利用している越境ECサイトを事例にあげてご説明いたします。
私が普段利用しているのが「BUYMA(バイマ)」という越境ECサイトです。
私が感じている越境EC【BUYMA】のメリットをご紹介します!
下記メリットは個人的意見でもありますが、実際に越境ECを考えるときのリアルボイスとしてでも参考になればと思います。
- 日本にはないものがある
これは一番大きいです。日本の店舗では売り切れてしまった限定品やそもそも入荷してこない日本未発売の商品など、
とにかく人と被りたくない人にはもってこいなのです。サイトには写真も多く情報も細かく掲載されていると安心して購入することが出来ます。
- 価格が安い
これ本物なの?と疑ってしまうほど安い商品とういことではなく、国内で買うよりも若干安いというのがポイント。
海外のものってだけで少し警戒しがちですが、海外旅行で免税店に行き、お買い物をしたようなお値段がほとんどです。
安すぎても不安、高すぎたら不満、ですがどちらもクリアできるギリギリのラインが信頼性もあり、購入意欲に繋がると思います。
- かっこいい(完全に私個人の意見です)
友人「財布新しくしたの?かわいい!」
私「そうなの!欲しいデザインが日本未発売だったから海外から取り寄せたんだよね~」
↑これを言いたい。こだわりを見せたい!これは一個人の意見ですが共感してくれる人もいるのではないかと期待します。(笑)
【海外】からみた【日本】の越境EC
逆に海外からみた日本の越境ECで重視されているのは
品質とコストパフィーマンス。これは海外でも言えますよね。
ですが、【海外から見た日本の越境ECとして】のキーワードは “リピート” です!
これから2020年に開催が予定されている東京オリンピックにむけて、越境ECサイトの需要は高まっていくと考えられます。
東京オリンピックが行われる予定の17日間でもたらされる、
直接的な経済効果は1.3兆円、
訪れる観光者の人数は1,500万人 と予想されています。
この観光者の数字は東京の昼間の人口とほぼ同じため、単純に考えていつもの昼間の東京に2倍の人が訪れるということになります。
また、日本の製品は海外と比べても品質に信頼があり、1度使用したり食べたのち、リピート買いする傾向が多く見られます。
それだけ人が訪れる。そしてお目当てはオリンピックとはいえ、東京観光するに違いない。
お土産なんてほぼ100%の人が買うと考えても良いですよね。
日本で実際に食べられた、使われた、買われたものが、自国に帰ってからリピートされる。
“リピート” を考えたらこれから見込まれる越境ECの必要性はとても高いと言えます。
日本の商品は他の国から見ても信頼性が高く、特に食品など口に入れるものや、化粧品などの肌に触れるもの、デリケートな新生児商品が人気のようです。
オリンピックまであと3年。
越境ECを始めるなら今なのでは?
SPCブログには他にもたくさんの「越境EC」についての記事、それに紐づいて「メディアEC」の記事もございますのでぜひぜひご覧ください!