SEO対策の基本方法を知るためのたった3つの流れ
ここ数年、「SEO対策」という言葉をよく目にされるケースが多いのではないでしょうか。SEO対策をしている企業も多い中で、「実際にSEOとは?」と聞かれた時に、答えられる人はなかなかいないと思います。
今回は基本的な部分ではありますが、SEOについて解説をしていきます。
1.SEOとは
SEOとは、Search Engine Optimizationという言葉の略です。日本語にすると『検索エンジン最適化』という言葉になります。
多くの訪問者は、GoogleやYahooなどの検索エンジンから、目的とする情報を得られるページを探します。当然のことですが、この検索エンジンの表示順位が上位であればあるほど、そのページへの訪問者数は増えやすくなります。
逆に言うと、表示順位が下であると検索エンジンからの流入数は期待しにくくなります。この検索エンジンでの表示順位をあげること、これがSEO対策ということになります。
1-1.SEO対策の印象
SEO対策と聞くと、次のように思う方が多いのではないでしょうか。「SEO対策って業者に頼んだりして、ものすごくお金がかかるんじゃないのか?」という物です。
かつてSEO対策といえば、上記のようにお金さえ払えば可能(お金がものすごくかかる)という時期がありました。
当該ページに対し、外部リンクを貼りまくるというような手法で、検索順位をあげることが可能だったのです。(現状は自作自演の被リンク作業はGoogleは推奨しておりません。)
ところが近年、検索エンジンのページ評価の方法が変わってきています。外部リンクばかりたくさんあるページは評価されなくなりました。場合によっては検索エンジンから対象外になってしまうこともあります。
それは一体何故でしょう?
1-2.外部対策の衰退
GoogleやYahooなどの企業は、検索エンジンそのものが商売の種となっています。自社の検索エンジンが多くの人に使ってもらえることで、検索エンジンに出す広告などの商売が成立するわけです。
ところが、かつて外部リンクの多さがページの表示順位を決める重要なファクターだった時期、検索ページ上位には粗悪なページが増えてしまいました。
記事などの中身はスカスカなのに、外部リンクなどの多さで上位表示されていたからです。ここで基本的な部分に帰り、検索エンジンのユーザーの立場になって考えて欲しいと思います。
その検索エンジンで上位表示されるページには、自分の知りたい情報が出てこなかったり、出ていても大して内容がないとなれば、その検索エンジンを使いたいと思うでしょうか?検索エンジンのサービスを提供する企業にとっては、これは死活問題です。
使ってもらえないと商売に差し支えるのです。利用者の少ない検索エンジンに広告を出そうとは思わないですよね。
検索エンジンの評価方法が変わったのはこれが理由です。評価されるようになったのはページそのものの中身です。検索されたキーワードに対し、適切な内容を持ったページが上位表示されるようになりました。
このように考えると、SEO対策に必要なことがわかってきます。
1-3.SEO対策に本当に必要なこと
「御社が検索してもらいたいキーワードに対して、適切な内容を持ったコンテンツが、御社のページに存在すること」これが基本となります。適切なコンテンツの存在しないSEO対策などない、と言っていいでしょう。
さて、検索エンジンを使った検索のされ方には、二通りのパターンがあります。
御社の会社名、商品名などそのものズバリのキーワードで検索される場合と、ニーズに即したキーワードで検索される場合です。
例えばとある会社の主力商品「スーパードリルZ」というキーワードで検索される場合と、「鉄工 ドリル」などというキーワードで検索される場合です。
そのものズバリの名前で検索される場合、SEO対策はそれほど重要ではありません。
その訪問者は御社の商品名をすでに知っており、御社のWebサイトにその商品のページさえ存在していれば、そのページはかなりの確率で上位表示されるからです。
2.最後に
よって、SEO対策には「潜在的なキーワード」の検索から検索上位を狙う必要があると言うことです。潜在的なキーワードからの検索上位表示を達成するためには、コンテンツの中身を良質な物にする必要があります。
しっかりとユーザーのためになるコンテンツを用意することができれば、自然とSEO対策はできていきます。「SEO対策は良質なコンテンツを作る」まずはこれを意識し、息の長いSEO対策を行ってみてください。