
eコマース革命から5年、 Yahoo!ショッピングの今!!
皆さんはネットでお買い物をするとき、どこで商品を購入していますか?
楽天市場? Amazon? Yahoo!ショッピング?
価格が安く、サイズやカラーなどバリエーションも豊富にあり、
さらに送料無料で、いつでも購入できるのだから本当に便利ですよね。
世間的なECモールの認知度は、
楽天市場とAmazonが国内2強で、Yahoo!ショッピングが追いかけるイメージだと思いますが、
その「Yahoo!ショッピング」に少し変化が起きているようです。
eコマース革命から5年
先日、ヤフー株式会社が、
「2017年度第3四半期決算説明会」を開催した記事を読みました。
それによれば、
第3四半期のショッピング事業取扱高は1804億円で過去最高を更新、
前年同四半期比で言えば、28%増だったそうです。
思い起こせば5年前、2013年に孫正義さんが「eコマース革命」を起こすと言ったあの日。
引用元:https://topics.shopping.yahoo.co.jp/promotion/revolution/
売るための摩擦をゼロにしようと、
出品者のマージン、ロイヤリティーを無料にするという
大胆かつ斬新なサービスが開始されました。
その際に、こぞって出品された方、登録だけされた方、
たくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
あれから5年が経った今、
ヤフーの軌跡と今後を振り返ってみたいと思います。
eコマース革命より2年 2015年の状況
当時、「Yahoo!ショッピング」の出店店舗数は約35万店まで拡大しました。
また、商品数は2015年11月現在、1億9000万商品まで増えました。
当時の執行役員 小澤氏曰く「eコマース革命時の2倍以上」。
続けて、「2億商品を超えると(商品点数では)日本一のサイトになる。
2年かかったが今期中に達成できそう」と発言しました。
プレミアム会員の囲い込みに成功
「Yahoo!ショッピング」がV字回復。
ヤフーはプレミアム会員(Yahoo! JAPANが提供する月額380円<税抜>の有料サービス)向けに、
「Yahoo!ショッピング」で買い物をすると常時ポイントが5倍になる施策などを実施。
その結果、同じ商品を買うのであれば、Yahoo!ショッピングで買おうという動きが加速しました。
2018年、現在では、、、
プレミアム会員による取り扱い高比率は実に75%にまで拡大しており、
ヤフーのIDを持つ人たちにとってECが大きなメリットとなることが浸透したのでしょう。
さらにプレミアム会員の特典をソフトバンクユーザーが得られるようにしたことで、
ソフトバンク会員によるショッピングの利用も増加し、1年間で4倍超にも拡大しました。
グループのメリットを最大化し、ショッピングのしやすい環境を作り出しています。
ヤフーとしては、このソフトバンク会員の中でショッピングを利用しているのは
3割程度だということを考えると、まだまだ伸びしろがありそうです。
まとめ
現在のECモール市場は、
楽天「スーパーSALE」、Amazon「サイバーマンデー」、Yahoo!「いい買い物の日」
などのセール合戦、さらにはポイントやクーポンの乱立など
ユーザーとしては、
もはやどこで買えばお得か分からない熱戦が繰り広げられている状況です。。。
楽天市場では、スマートフォンのキャリア進出やウォルマートとの業務提携などもあり、
さらに顧客の囲い込み合戦は激しくなりそうですね!
たった5年でこれだけの規模に成長させたYahoo!ショッピング、
戦略次第では立ち位置が一気に入れ替わるEC市場。
3大モールの戦線が激しくなればなるほど、
ユーザーにより安く、より便利になっていくことでしょう!
このECバトルは今後も、大いに期待です!!