
最新中古マーケティング 市場はどうなる?
皆さんは不要になったもの、どうしていますか?
粗大ゴミに出す、近所のブックオフに買い取ってもらう?
特に、子供がいると、おもちゃ、ベビーカー、ママチャリ、、、
たった1~2年しか使わない大量の処分品が出てしまいます。
しかも大型が多い。。。汗;
粗大ゴミに出す、近所のブックオフに買い取ってもらう、
色々ありますが、ぼくは、長年ヤフオクのユーザーです。
出品価格を100円くらいで設定していても、意外と1000円くらいまで上がったりと、
ただ不用品を処分するだけでなく、オークションのワクワク感もあり、楽しんでいます。
そんなヤフオクですが、スマートフォンアプリ限定で
月額会員費無料の「オークション出品」のサービス提供を開始しました!
(落札システム利用料金[落札価格の10%(税込)]は別途発生)
今までは、ヤフオクに出品する為にyahooプレミアム会員になる必要があったのです。
(yahooプレミアム会員 利用額(税込)498円)
一度、有料化したサービスを再び無料にするというのは、
一般的なネット上のサービスやプラットフォームを見渡しても異例中の異例!!
なぜ、ヤフオクが無料にしたのか、言うまでもなく現在のフリマアプリ市場は
新興のメルカリ、ラクマ、フリル、乱立するCtoCサービスに市場は大激化しております。
今回は、移り行く中古市場にフォーカスしたいと思います。
メルカリアプリが市場を席捲
MM総研はインターネットアンケート・サービス「NTTコム リサーチ」の会員モニターを使い、
フリマアプリ・オークションサイトの利用動向調査を初めて実施、その結果を公表しました。
利用しているフリマアプリ、オークションサイトは、
「メルカリ」が利用率49.0%で、フリマアプリの中では1位。
2位の「ヤフオク!(フリマ利用)」と大差をつけてのトップとなりました。
2位 ヤフオク
3位 フリル
4位 ラクマ
5位 オタマート
「メルカリ」はダウンロード数6,000万回(公表値)を超えており、
他のフリマアプリと比べて圧倒的にユーザー数が多い。
とにかく、ユーザーが増えない事には、老舗であっても、運営会社の規模が大きくても衰退していくCtoC市場。
うまくユーザーを獲得できなければ、サービスを終了せざる得ない状況となります。
2016年5月31日「LINE MALL」サービス終了
2016年10月31日「楽天オークション」サービス終了
2017年6月30日「ZOZOフリマ」サービス終了
という終焉を見れば、
たとえ、ヤフオクであっても、無料化は生き残りに必須の施策であったのでしょう。
フリマアプリ・オークションサイトの利用率は?
今回のWebアンケートの結果によると、
フリマアプリ・オークションサイトの利用状況は
「利用している(購入も出品もする)」が22.6%
「利用している(購入はするが、出品はしない)」が12%
「利用している(出品はするが、購入はしない)」が3.4%
合計38%がフリマアプリ・オークションサイト利用者という結果になった。
このうち90%以上のユーザーは購入経験があり、出品のみの利用者は10%未満となっている。
スマホ世代から支持
年代別で見ると20代が47.6%とトップを占めた。
とは言え、30.8%と意外とまんべんなく、
すそ野に広がりもあり、男女比率も
30代は36.7%、50代以上では差がない。
中古品を売り買いすることに抵抗がない人にとっては、
ワンタッチで買い、写真を撮るだけで簡単に出品できる、
スマホアプリはサービスとして広く定着し、長く利用されると想像するに容易である。
今後は
チケット系に強いアプリ、古着に強いアプリなど、
アプリ自体に特色が生まれてくる事だろう。
サービスが充実し、しかも無料、便利で快適になった中古市場。
あとは、自分の部屋の物の整理・片付けをやるだけであるが、
なんとも、この作業が一番、腰が重いのであります。。。