導入

外部のECサイト制作会社への依頼は費用がかかるものの、専門の知識を持ったプロが制作をすることから、質の高いECサイトを制作できます。しかし、制作会社によってクオリティに差があるため、あらかじめ実績について確認しておくことが必要です。

この記事では、ECサイト制作会社の実績を見極めるポイントついてご紹介します。

ECサイト制作会社の実績を見極めるポイント

ここでは、ECサイト制作を依頼する際に基準となる、制作会社の実績を見極めるための2つのポイントをご紹介します。

ECサイトのデザイン

ECサイトの制作会社を選ぶ際は、自社が考えるサイトの世界観やデザインのイメージとかけ離れないよう、できるだけ自社のイメージに近い制作実績を持つ制作会社に依頼しましょう。制作会社が大規模なほど、デザインの幅が広くノウハウがあると思われがちです。しかし、中小規模でも優秀なデザイナーが所属している会社もあるため、会社の規模だけで判断せず、実績から依頼先を判断するようにしましょう。

Eコマースの運用経験

Eコマースの運用経験があることは、ECサイトの運用や設定など、制作面以外のノウハウを持ち合わせていることの証明になります。その際、自社に近い業種の運用経験があれば、運用しやすいサイトを制作してくれる可能性が高くなります。

制作実績以外で制作会社を選ぶ際のポイント

ここでは、ECサイト制作会社を選ぶ際に決め手となる、制作実績以外の4つのポイントについてご紹介します。

EC会社の対応範囲

ECサイト制作の範囲は「構築」「設定」「運用」の3段階に分かれており、構築はECサイトのフロントの構築、設定は運用業務を理解したうえでの決済や物流などのバックエンドの設計、運用はリリース後の集客支援などさまざまな工程があります。運用まで対応している制作会社は少ないものの、初めてのECサイト制作で不安がある場合は設定まで対応してくれる制作会社に依頼すると安心です。どこまで対応しているかについては、見積もりを依頼した際に確認しましょう。

提案書・見積書のチェック

ECサイト制作会社を選ぶ際は、自社の課題や目標に対してのアプローチを、提案書の段階で的確に示してくるかが重要です。また、見積書の記載内容によっては制作開始後に見直しが必要となるケースがあります。大幅な納期遅れや想定外の費用の発生を防ぎ、複数社を同じ条件下で比較するためにも、必要な機能や目標をあらかじめ明確に掲示したうえで見積もりを依頼しましょう。

費用の比較

制作費用が安いという理由だけで会社を選んでしまうと、イメージしていたECサイトと完成したものが大きく異なってしまった場合、修正に工数がかかり想定よりも費用が高くなる可能性があります。費用だけに囚われず、目的を達成できるECサイト制作ができそうか、という視点で依頼先を選ぶようにしましょう。

適切なコミュニケーション

自社の要望を理解して形にしてもらうためには、双方が密なコミュニケーションを取る必要があります。どれくらいの頻度で報告、もしくはミーティングが設定されるのか、質問しやすい担当者かなど、認識の相違なく制作を進められるかどうか確認しておきましょう。

まとめ：ポイントに注意して信頼できる会社にECサイト制作を依頼しよう！

制作会社にECサイト制作を依頼する際は、導入実績を確認することが重要です。また、導入実績同様に重要視したいポイントとして、デザインと運用実績も挙げられます。そのため、導入実績だけに囚われず、対応可能な範囲や費用、コミュニケーションなども比較検討したうえで、自社のECサイト制作のイメージに合う制作会社に依頼するようにしましょう。