ECコラム

shopifyとは

shopify

最近、ECサイト構築を希望されるクライアントから、
Shopify(ショッピファイ)を指定で依頼されるケースが増えてきました。
そこで、人気のShopifyについてまとめてみました。

 

Shopifyの概要

Shopifyはカナダ発のECサイト構築プラットフォームで、
世界175ヶ国の企業・個人が経営している170万ショップ以上のオンラインショップを抱える、
世界最大級のシェアを誇るECプラットフォームです。

2017年7月から日本への本格的に進出し、管理画面も日本語で操作することができるため、
日本国内のEC販売においても広い支持を集めています。
当然ですが、海外生まれのECプラットフォームのため、国内だけでなく、
海外での販売にも適していて、多言語、多通貨、国際配送など、
越境ECに必要な機能が無料・有料アプリの導入で初期構築が簡単に行えます。

 

Shopifyの6つの魅力

Shopifyを選ぶ理由として、クライアント、EC構築依頼されるクリエイターの双方から
以下のような意見がありました。

 

①Shopifyはデザイン性、カスタマイズ性がいい

Shopifyには、あらかじめ無料、有料含め80種類以上のテーマが用意されています。
カートから商品購入までのUXの心地よさや、管理者が利用する管理画面にいたるまで
そのまま利用してもハイクオリティのECサイトが構築できてしまいますが
業種や販売する商材によっては、マッチするテーマが存在しないケースもまちまちです。
そういったお客様には、フルオリジナルのデザインを納品したり、
テーマを有効活用して部分的にオリジナルのデザインや要素を追加するようなオーダーも良く受けておりますので
まずはお気軽にご相談ください。

 

➁Shopifyは新しい決済方法や、機能に対応するのが早い

古くからサービスを提供している国産のECプラットフォームの中に
ベースとなるシステムが古く、大きなバージョンアップも行い辛くなっている
ECプラットフォームも存在しています。
そういったECプラットフォームは既に多くの顧客を抱えているため、
ユーザーからの声で機能改善対応に追われ、なかなか新しい機能を実装するのに、
対応が遅れている印象を受けます。
Shopifyはいち早くAmazon決済なども取り入れていて、新たなマーケティング機能の導入にも対応が早い印象を受けます。
その理由は、後々の機能追加や、外部サービスとの連携を意識した構造で構築されているからです。
デザイン面ではHTMLとCSSでデザインテーマをカスタマイズでき、無料・有料のアプリを導入し
追加機能を実装できたり、Rubyをベースとした「liquid」という独自のプログラミング言語が用意されていて
Liquid特有の構文をShopifyサイトへ埋め込むことで動的なカスタマイズも行えます。

 

➂Shopifyは決済手数料が安い

契約プランによって変動はありますが、国内のクレジットカードでの決済手数料は業界水準の最低ライン
Basicプランが3.40%、Shopifyプランが3.30%、Advancedプランが3.25%、Plusプランが3.15%となります。
海外またはアメリカン・エキスプレスのクレジットカードでの決済は、
Basicプランが3.90%、Shopifyプランが3.85%、Advancedプランが3.80%、Plusプランが3.75%の決済手数料となります。
Shopifyペイメントと銀行口座をリンクさせると、売上金がダイレクトに銀行口座へ振り込まれます。

 

④Shopifyはサーバインフラを自身で管理する必要がない

自身でシステムのインストールやWebサーバーなどインフラの設置が不要で、
ネットショッピング販売に必要な機能が既に準備されているサービスです。
そのため、初期構築がリーズナブルかつスピィーディーに行えます。
Shopifyが提供しているサーバはawsのようですが、もし、自社でawsサーバの契約を行い
サーバ構築から行うと、初期構築費用とサーバの保守費が必要になるため、
Shopify自体のランニング費用は大変コスパが良いと言えます。

 

➄Shopifyはブログ機能が実装されているためコンテンツマーケに最適

多くのECプラットフォームは、ブログ機能を導入するのに、
有料のオプションでWordPressの導入を行う必要があったり、
ブログ機能が実装されていても作成できるページ数に制限があったりなど
Shopifyのように最初からブログ機能がついているECプラットフォームは珍しく
もちろん無制限でページを作成する事が可能です。
こちらも初期構築がリーズナブルかつスピィーディーに行える秘訣となります。

 

➅Shopifyは大手モールへの連携やマーケティングも容易に行える

eBay、Amazonのほか、世界中のECモールの買い物客とつながることが可能です。
Shopifyは既存のウェブサイトやブログに購入ボタンを追加して商品販売を行える機能も用意されています。
新たなECサイトを丸ごと構築することなく、既存サイトにEC機能のみ追加できるサービスです。
また、SNS連携も得意としていて、Instagramで投稿した商品画像に商品のURLをタグ付けすることで、そのタグをクリックするとShopifyの商品ページへ遷移させることが可能です。
Facebook上にショップやブランドのページを作成してカタログを表示、Shopifyの商品を掲載することができます。
Shopifyの管理画面から、Facebookユーザーへ自社サイトや商品の広告を出稿する機能も付帯しています。

 

まとめ

ざっと今人気のShopifyの魅力についてまとめてみました。
海外では既にシェアNo.1のShopifyですが、
日本国内ではまだShopifyに詳しい制作会社が少ない状態でもあります。
SPCはShopifyでのECサイト制作も得意としていますので、
ShopifyでECサイトを制作したいと思ったらぜひ弊社までお問合せください。