JCインフルエンサー企業におけるSNS活用の必要性とは?
活用する上で押さえておくべき点についても解説

企業におけるSNS活用の必要性とは?
活用する上で押さえておくべき点についても解説

 

突然ですが、あなたの会社では「SNS」を活用してしっかりマーケティングができていますか?

デジタルの媒体を使っての集客がどんどんシェアを伸ばしていく中、企業がSNSを使ってマーケティングを行う手法も主流になってきています。

しかしSNSマーケティングを成功させるためにはコツがあるため、何となく投稿を更新しているだけでは成果に結びつきません。実際この記事を読んでいる方の中には、「SNSでのマーケティングが上手く行かない・・・」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで今回は企業におけるSNS活用の必要性や、活用する上で押さえておくべきポイントなどを解説していきます。「SNSを活用することで自社にどういうメリットがあるのか知りたい」、「SNSを活用したマーケティング成功のポイントを知りたい」という方はぜひご覧ください!

■なぜSNSを活用する必要があるのか?

 

そもそも、なぜ企業がSNSを広報に活用する必要があるのでしょうか?

ここでは集客・販売促進とブランディングの2点からお話ししたいと思います。

 

◇集客・販売促進

従来のWeb広告などの広報媒体は、ユーザーのパソコンやスマホに表示されるだけで、それ以上の広がりはありません。しかしSNSを活用した場合、ユーザーが興味のある投稿を自発的にシェアやリツイートといった手段で他ユーザーに拡散してくれます。ユーザーの興味を引く投稿を行えばWeb広告などよりも自社の商品やサービスの集客や販促効果を得ることが可能です。

 

そして各SNSにはそれぞれ特徴があります。この特徴をつかみながら上手にマーケティングを行うと、自社のターゲットユーザーに効率よく集客や販売促進を行えます。

 

◇ブランディング

Web広告でブランディングを行う方法もありますが、現代人はWebコンテンツに毎回出てくるWeb広告に嫌気がさしています。

そして最悪の場合、Web広告のブランディングが逆効果になり、自社への信頼度の低下や、広告をブロックされて、そもそも自社のWeb広告が見られない事態になることもあります。

一方SNSを活用したマーケティングは、顧客に共感されやすい投稿を心がければ自然にフォローも広がり、情報が拡散されながら顧客への信頼度を上げることも可能です。

このようにSNSを活用したマーケティングは、企業のブランディングにも効果があります。既存の広報媒体の限界をカバーする意味でも、SNSを活用したマーケティングは企業に必要といえるでしょう。

 

■企業がSNSを活用するメリットとは?

 

前述のSNSを企業が活用する必要性の部分からも、SNSマーケティングのメリットがおわかりいただけたと思いますが、ここからは企業がSNSマーケティングを活用するメリットをさらに詳しくご紹介していきます。

 

◇情報を拡散したいユーザーを絞り込める

「Facebook」や「Twitter」など、SNSには種類があります。そしてSNSごとにメインのユーザー層は異なり、拡散などの仕組みも変わってきます。

企業としては自社の商品やサービスに合ったSNSを活用することで、自社のターゲットとするユーザーを効率的に絞り込めます。

 

◇広告を利用するよりも低コスト

Web広告では、例えば「リスティング広告」の場合、ユーザーにクリックされるごとに課金されるなど、広告の配信範囲が大きくなるほど費用がかさむ傾向にあります。しかし、SNSの場合は投稿を上手に活用すれば、無料で集客も可能です。

例えば「Instagram」では「ハッシュタグ」を活用すれば、自社をフォローしていないユーザーにもInstagram内の投稿検索時に自社の投稿がヒットする可能性があるので、幅広い集客が可能です。またFacebookではシェア、Twitterではリツイートで自社の投稿がどんどん外部に広まっていくので、お金をかけなくても配信数を増やして集客ができます。

 

■SNSを活用する際に知っておきたいポイントや注意点

 

ここからは実際に社内でSNSを活用してマーケティングを行う際、知っておきたいポイントや注意点などを解説していきます。

◇SNSの使い分けを行う

SNSで上手にマーケティングを行うには、各SNSの特徴を把握してユーザー層や拡散方法などを理解する必要があります。

 

・Facebook

老舗のSNSであるFacebookは、30~40代など年齢が高いユーザー層を中心に利用されています。また、友達になったユーザーとの交流にもよく使われ、フォーマルな場としてたくさんの企業が宣伝目的で利用しているSNSです。

その特徴から、砕けた投稿よりも真面目なテイストが強い投稿のほうがユーザーに受けて拡散されやすい性質があります。

そしてFacebookには「エッジランク」というものがあり、

 

・投稿の重み(投稿の質はどれほどか)

・ユーザーとの親密度(相手とSNS上で深いコミュニケーションをとっているか否か)

・投稿の鮮度(新しい投稿か否か)

 

が自社投稿の配信数やユーザータイムラインでの表示順位などに影響を及ぼします。

そのため、Facebookを利用する際はエッジランクを意識しましょう。

例えば自社の商品やサービスの魅力がわかる文章を心がけ、投稿の重みを増やす画像や動画も追加します。そして相手からコメントが来たら積極的にコメントを返し、定期的な投稿を行えば、自然とマーケティングの効果が出てきます。

 

・Twitter

140文字以内で投稿を行うTwitterは、アカウント作成などの手軽さなども手伝い、主に20~30代など若いユーザーが主に利用しているSNSです。

TwitterではFacebookとは打って変わって気軽に閲覧できるような、若干ラフな投稿が拡散されやすい傾向があります。そしてユーザーの興味を強く引いた投稿はどんどん拡散される、いわゆる「バズる」という行為が行われます。

 

実際に企業のTwitterアカウントを閲覧してみると、アニメに引っかけたギャグのような投稿や、ユーモアを利かせたクスっとできる投稿が多いです。また懸賞企画としてキャンペーンを行い、たくさんのユーザーを集客しようという試みもTwitterでは多い傾向にあります。

Twitterでは相手に興味を持ってもらえるようなユニークな投稿を心掛け、バズるように工夫ができると大きなマーケティング効果が見込めます。

例えば自社商品やサービスをアニメやギャグと引っかけてみたりしてキャンペーンを行うなど、ユーザーが「この投稿は面白いから拡散しよう!」と思ってくれることが重要です。

 

・Instagram

InstagramはFacebookのグループ会社が運営しており、画像や投稿など文字以外の投稿が中心になるのがユニークなSNSです。その性質から10~20代の若い女性が利用していますが、最近は男性も多く利用するようになっています。

InstagramにはFacebookのシェアやTwitterのリツイートにあたる機能がデフォルトで用意されていません(外部アプリをインストールして「リポスト」などを行えば拡散は可能ですが、手間がかかります)。ですからInstagramで投稿を拡散させる際は、ハッシュタグを有効に使いましょう。

 

Instagramのユーザーは、自分の好きな投稿を見つけるために、Instagramの検索窓に「#〇〇」という形でハッシュタグを入力して投稿を検索します。この際上手くキーワード選定できれば、検索に自社の投稿がヒットして、たくさんのユーザーが自社投稿を見てくれる可能性が高まります。

Instagramではハッシュタグを30個まで打てるので、投稿に関係あるキーワードを上手く追加しながら投稿を行いましょう。この時に検索ボリュームが多い「ビッグワード」を入れすぎると、他投稿に自社の投稿が埋もれてしまいます。

検索ボリュームが少ない分上位に表示されやすくなる「ミドルワード」や「スモールワード」を駆使しながら、閲覧数が増えるような投稿を心掛けましょう。

 

・LINE

国内では最大のユーザー数を誇るSNSである「LINE」。電話代わりに使われる性質なども手伝い、老若男女幅広い性別や年齢のユーザー層を獲得しています。

LINEでは拡散を狙うというよりも、一度獲得した顧客のコンバージョンへの熱を高めたり、リピート集客を行ったりするのに向いているSNSです。ですから、まずは実店舗を持っているならば実店舗、または、Webサイトや他SNSなどのコンテンツでLINE公式アカウントのQRコードを貼るなどしてユーザー数を増やしましょう。

そしてLINEアカウントから取得したユーザーの属性に合わせて、それぞれのユーザーに適した投稿を行うと効果的な集客が可能です。「この企業は、自分の悩みをよくわかっている!」と思われるような仕組み作りがLINEでできれば、LINE経由でリピート集客などの効果が上がるでしょう。

 

◇炎上のリスクがあることを認識しておく

社内でSNSを活用する目的は、あくまでビジネスのためです。ですから社会情勢などに配慮しない不適切な投稿を行ったりすると、炎上して自社への信頼感が大きく損なわれます。

 

炎上といったSNSで起こりがちなトラブルを防ぐためにも、「社内ではこういうスタンスで、こういった投稿内容を書くようにする」などのルール決めをしておくと、担当が変わったりしても安心してSNSマーケティングができるでしょう。

 

◇インフルエンサーに依頼することも可能

「SNSで上手くマーケティングができるか心配・・・」そういった悩みがある場合は「インフルエンサー」を活用したマーケティングを行うのも手です。

 

インフルエンサーとは社会で影響力のある人物のことで、「インフルエンサーマーケティング」で言うインフルエンサーとは、一般的に「SNS上で影響力のある人物」を指します。

インフルエンサーはすでにある程度のフォロワーを獲得しており、自社で一からフォロワーを獲得してマーケティングを行うよりも大きな効果を見込めることがあります。

初めてのSNS運用で不安がある企業担当の方は、大きな販促効果を発揮できるインフルエンサーと契約して投稿を広める手法もあります。

その際はビジネスとしてインフルエンサーと契約しますから、金銭面などでトラブルがないように配慮する必要があります。

インフルエンサーとスムーズに取引したい場合は、企業とインフルエンサー間の取引を仲介する代理店に依頼すると安心です。

JCでもインフルエンサーのキャスティングサービスを行っています。各SNSの特徴を生かした運用のご提案をさせていただきますのでぜひ一度ご相談ください。

https://spc-jpn.co.jp/infl/

 

■まとめ:SNSを活用して自社サービスに適したマーケティングを

 

今回は、企業におけるSNS活用の必要性やメリット、そして活用する上でのポイントなどをご紹介してきました。

SNSを上手に活用することで、他集客ツールの弱点を補いながらコストを抑えた集客が可能です。また投稿が拡散すれば、当初見込んでいた以上のマーケティング効果が出てくる場合もあります。

ただし、SNSマーケティングでは炎上しないようなルール決めを予め行っておきましょう。

そしてインフルエンサーと契約する際はトラブルが起きないよう、仲介会社の利用も検討してみてくださいね。