毎年多くの就活生がしのぎを削る総合商社への就職活動。商社への入社を希望する就活生は数多く、その就活の苛烈さに毎年多くの学生が奮闘しています。今回は、年々激しさを増す“商社就活戦争”の中心となる5つの企業の採用サイトをピックアップしてご紹介します。他の企業でも使える、応募者を増やすヒントが隠れているかもしれません。
ただの“商社ブランド”で終わらない、就活生を引き付ける理由を探ってみましょう。

三井物産

白をメインにしたシンプルな構成の三井物産採用サイト。
メインビジュアルにはキャッチコピーである「一人ひとりの『挑戦と創造』」と社名が中央に配置されているのみとなっており、無駄のないすっきりとした印象を与えます。トップページはスクロールで文字や画像が浮かび上がり、動きのある見せ方で就活生に飽きを感じさせない作りが特徴的です。

大きな見どころは、コンテンツの紹介に並んでいる、ハッシュタグ。並んでいるタグをクリックすると、そのタグにカテゴライズされた様々なコンテンツが表示される仕組みとなっており、タグの種類は実に18種類に及びます。「＃コーポレート」「＃女性」など、細部までカテゴリが分けられているので、見たい情報を絞ってチェックできる点がポイントです。
SNSでよく見かけるハッシュタグを活用することで、若者を強く意識されていることがうかがえます。採用サイトを訪れた方も、楽しみながら企業のことを知ることができる、面白い魅せ方です。

三菱商事

三菱商事の採用サイトは、閲覧者の興味をぐっと引き寄せる大きな地球がポイント。
日本をはじめ、各国で活躍する社員がピンカーソルで表示されており、動画によるメッセージやプロフィールなどが記載されています。ドラッグで地球を回すことができ、世界を舞台とした三菱商事のスケールの大きさがうかがえる、インパクトの強いトップページです。
画面上部のタブで新卒採用、中途採用などを選び、エントリーページへ飛ぶことができます。
新卒採用のページは、雄大なビルや街並みを写した２枚の画像をバックに、採用情報とイベントのスケジュールなどが表示されます。
採用情報は募集要項・エントリーとFAQのみのシンプルな構成で、応募者の窓口として強く機能しているようです。

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