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採用サイトの「数字で見る」はどんな効果があるの?事例を交えて徹底解説
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採用サイトの「数字で見る」はどんな効果があるの?事例を交えて徹底解説

近年、採用活動において「採用サイト」は重要な採用ツールの一つとなっており、企業ごとにさまざまなコンテンツを通じて自社の魅力を発信しています。

その中でも近年特に注目されているのが、「数字で見る」ページです。
社員数や平均年齢、残業時間、有給取得率といった情報を数値化し、グラフなどで可視化することで、企業の実態を直感的に伝えられるコンテンツとして、多くの採用サイトで導入が進んでいます。
また企業の業績や売上高などもグラフで表示することで、企業への理解を深めるきっかけにもなります。

求職者にとっては、文章だけでは分かりにくい情報を短時間で理解できるため、企業選びの判断材料として関心が高まっているのが特徴です。
しかし、「どのような数字を掲載すればよいのか」「作成したものの効果を感じられない」といった課題を抱えている企業も少なくありません。

本記事では、採用サイトにおける「数字で見る」コンテンツの必要性やメリット、掲載すべき内容、効果的な作り方、注意点について、事例を交えて分かりやすく解説します。

採用サイトの「数字で見る」とは

採用サイトの「数字で見る」とは、企業に関する情報を数値化し、グラフや箇条書きで分かりやすく可視化したコンテンツのことです。

社員の平均年齢や男女比、残業時間、有給取得率など、求職者が気になる情報を数値で示すことで、企業の実態を直感的に伝えることができます。
また、業績や売上高、成長率などを掲載することで、企業の安定性や将来性を伝え、理解を深めるきっかけにもなります。

文章だけでは伝わりにくい情報も、可視化することで一目で理解できるようになるのが大きな特徴です。

さらに、近年はスマートフォンで採用サイトを閲覧する機会が増えており、長文のテキストよりも直感的に理解できるコンテンツが好まれる傾向にあります。

特に新卒層においては、短時間で効率的に情報収集を行う「タイムパフォーマンス」を重要視する傾向があり、視覚的に理解しやすいコンテンツへのニーズが高まっています。
そのため、「数字で見る」ページは視認性が高く、多くの採用サイトで取り入れられています。

次に、採用サイトの「数字で見る」が必要な理由を解説していきます。

採用サイトの「数字で見る」が必要な理由

採用サイトの「数字で見る」が必要とされる背景には、求職者の情報収集の仕方の変化があります。

インターネットの普及により、企業は自社の採用情報をさまざまな媒体で発信できるようになり、求職者が接する情報量は大きく増加しました。
その結果、求職者は数多くの企業の中から、自分に合った企業を効率的に比較・検討する必要があります。

こうした状況の中で求められているのが、「短時間で」「分かりやすく」情報を把握できるコンテンツです。

「数字で見る」ページは、企業の情報を数値として整理し、視覚的に伝えることで、必要な情報を瞬時に理解できる点が大きな特徴です。

文章を読み込まなくても企業の特徴を把握できるため、複数の企業を比較する際にも有効に機能します。
そのため、「数字で見る」は現代の求職者の行動に適した、効率的な情報提供手段として重要な役割を担っています。

次に、採用サイトの「数字で見る」を作成するメリットと効果について解説します。

採用サイトの「数字で見る」のメリットと効果

採用サイトの「数字で見る」を作成する最大のメリットは、求職者に対して企業の「信頼性」を高められる点にあります。
情報を数値として整理し、客観的に伝えることで、求職者にとっては企業理解を深めるための判断材料となり、不安の解消や応募への後押しにつながります。
具体的には、以下のようなメリット・効果が期待できます。

信頼性の向上

仲の良い職場です」といった抽象的な表現ではなく、男女比や平均年齢、勤続年数などを具体的な数値で示すことで、情報に客観性が生まれます。
これにより、企業の実態が正確に伝わり、求職者からの信頼獲得につながります。

瞬間的な訴求力の向上

グラフやアイコン、イラストなどのインフォグラフィックを活用することで、情報を直感的に伝えることができます。
また、テキストに比べて情報を大きく視覚的に表現できるため、スマートフォンでの閲覧が主流となっている昨今においても、高い視認性を確保できます。
文章を読み込まなくても内容を把握できるため、短時間で効率的に情報収集を行う求職者にとって有効なコンテンツとなります。

ミスマッチの防止

働き方や職場環境に関する情報を数値で明確に伝えることで、入社前の認識のズレを減らすことができます。
その結果、入社後のギャップによるミスマッチを防ぎ、定着率の向上にもつながります。

このように、「数字で見る」は信頼性の向上だけでなく、求職者の理解促進やミスマッチ防止など、採用活動全体においてさまざまな効果を発揮します。

一方で、単に情報を数値化するだけでは十分な効果は得られません。
どの情報を選び、どのように見せるかによって、伝わり方は大きく変わります。

採用サイトの「数字で見る」のデメリットと注意点

非常にメリットの多い「数字で見る」ページですが、制作・運用にあたってはいくつかのデメリットや注意すべき落とし穴も存在します。
これらを理解せずに導入してしまうと、期待した効果が得られないばかりか、逆に企業のイメージを損ねてしまうリスクもあります。
制作を開始する前に、以下の注意点をしっかりと把握しておきましょう。

データの集計や更新にリソースがかかる

数字で見るページを維持するためには、データの定期的な集計や更新に社内リソースを割く必要があります。
なぜなら、掲載されている数字は時間の経過とともに変化するものであり、古い情報のまま放置すると求職者に不信感を与えてしまうからです。
毎年、人事データや決算数値、社内アンケートの結果を回収し、webサイトの数値を書き換える運用フローを構築しなければなりません。
制作時だけでなく、中長期的な運用コストがかかる点はデメリットと言えます。

見せ方やデザインによって評価が左右される

どれだけ優れた実績やデータを持っていても、見せ方やデザイン次第で魅力が半減してしまうリスクがあります。
単に数字を並べただけの表や、複雑すぎるグラフを掲載してしまうと、求職者は視覚的ストレスを感じてページを離脱してしまいます。
ターゲット層に合わせたカラーの選定、適切なイラストの配置、スマホでの見やすさ(レスポンシブ対応)にこだわらなければ、意図した通りの効果を発揮できません。
高いデザインスキルと設計力が求められるコンテンツです。

採用サイト「数字で見る」に掲載すべき内容

採用サイト「数字で見る」に掲載すべき内容

採用サイトの「数字で見る」を効果的に作成するためには、求職者が求める情報を整理し、適切に数値化して掲載することが重要です。
単に情報を並べるのではなく、「求職者が知りたい情報は何か」という視点で内容を選定する必要があります。

ここでは、「数字で見る」に掲載すべき具体的な内容について解説します。

会社の情報(業績・成長性)

過去数年の売上高や拠点数、グループ会社数など、企業の成長や規模に関する情報を数値化します。
また、創業年や上場年などをグラフと組み合わせて掲載することで、企業の歴史や安定性を視覚的に伝えることができます。
これにより、企業の基盤となる情報を客観的に理解することができます。

社員構成(年齢・男女比・勤続年数)

男女比や平均年齢、勤続年数などを数値化することで、職場の雰囲気や社員の構成を具体的にイメージしやすくなります。
また、血液型や誕生日、出身地、趣味などのユニークな情報を取り入れることで、企業らしさを表現することも可能です。
これにより、「どのような人が働いているのか」が分かり、求職者の安心感や親近感につながります。

キャリア・教育制度

リーダーになるまでの年数や、育児休暇取得率、管理職比率などを数値化します。
キャリアに関する情報が具体的な数値として示されることで、入社後の成長イメージを描きやすくなり、企業への関心を高めることができます。

働き方・勤務環境

有給取得率や平均残業時間、リモートワークの実施率、出社時間などを数値化します。
働き方や職場環境に関する情報を明確にすることで、ワークライフバランスを含めた働き方を具体的にイメージしやすくなります。
その結果、入社後のミスマッチ防止にもつながります。

このような情報を掲載することで、求職者は入社後の働く姿を具体的にイメージできるようになり、企業への理解や関心をより深めることができます。

効果的な見せ方とデザインのコツ

数字で見るページの効果を最大化するためには、デザインと見せ方の工夫が命です。並べる数字が決まっても、表現方法が適切でなければ求職者の心には響きません。
ここでは、データを直感的に理解してもらうための代表的な3つのデザイン手法と、それぞれの具体的な活用のコツについて詳しく解説します。

インフォグラフィック

特徴視覚的にストーリーを伝える
文字やグラフだけでなく、イラストやピクトグラムを組み合わせた「インフォグラフィック」を用いると、情報の伝達速度が劇的に向上します。
数字の羅列を避けることで、読者の認知負荷を最小限に抑えられるためです。
例えば、平均通勤時間を表す際に「45分」という文字だけでなく、電車のイラストと時計のアイコンを組み合わせることで、直感的に通勤シーンを連想させられます。
パッと見ただけで何を意味しているのかが瞬時に理解できるデザインを心がけましょう。

グラフ

特徴直感的な比較を可能にする
データを掲載する際は、数字の性質に合わせた適切な「グラフ」を選ぶことが重要です。
なぜなら、グラフの形によって視覚的にアピールできる強みが全く異なるからです。
例えば、男女比や中途採用比率などの「割合」を示したい場合は、一目でシェアが分かる「円グラフ」や「帯グラフ」が最適です。
一方で、近年の売上推移や社員数の推移など「成長・変化」を伝えたい場合は「折れ線グラフ」を用いると、企業の勢いを一瞬で印象付けることができます。

スクロールアニメーション

特徴サイトに活気と楽しさを与える
webサイトならではの表現として、ページをスクロールした際に数字が「0」から実際の数値までカウントアップするような「スクロールアニメーション」を活用するのも効果的です。
動きを取り入れることで、ユーザーの視線を自然と数字に誘導し、そのインパクトをより強く印象付けることができます。
静止画のページに比べてエンタメ性が加わり、サイトを閲覧する楽しさを提供できるため、企業の先進的なイメージや活気のある社風を伝える演出としても非常に有効です。

「数字で見る」を失敗しないための重要なポイント

せっかく予算と時間をかけて数字で見るページを作っても、的外れな内容になってしまっては採用活動の成果に繋がりません。
失敗を避け、確実に応募獲得やミスマッチ防止に繋げるためには、制作の根底にある設計思想が重要になります。
制作時に必ず押さえておくべき、最も重要な2つのポイントをまとめました。

ペルソナに合わせて掲載する数字を厳選する

失敗しないためには、自社が求めるペルソナ(理想のターゲット像)に合わせて、掲載する数字を徹底的に厳選することが大切です。
すべてのデータを網羅しようとして数字を詰め込みすぎると、本当に伝えたい自社の強みがボケてしまいます。
例えば、ガリガリ稼ぎたい営業職を求めているのに、残業の少なさばかりをアピールしてもターゲットには刺さりません。
ペルソナが「企業のどこに魅力を感じるか」を逆算し、掲載する項目を選び抜くことが成功の鍵です。

リアルな数値を誠実に開示する

他社より良く見せようとするあまり、つじつまの合わない表現をしたり、データを改ざんしたりすることは絶対に避け、リアルな数値を誠実に開示してください。
例えば、残業時間を少なく見せるために特定の部署だけのデータを全体の数値として掲載すると、入社後のギャップを生み、結果として早期離職やsnsでの悪評に繋がります。
もし現状の数値が理想的でなくても、その背景や改善に向けた取り組みをテキストで補足し、誠実な姿勢を見せる方が求職者から信頼されます。

採用サイト「数字で見る」の成功事例

具体的にどのように「数字で見る」を制作すれば効果的なのか、事例を交えてご紹介いたします。

大手総合化成品メーカー様

こちらの企業では、「福利厚生」や「働き方」など、求職者が特に関心を持つ情報に絞って「数字で見る」を構成しています。
例えば、有給取得率や平均残業時間などを数値化することで、働く環境を具体的にイメージできるよう設計されています。
これにより、「自分が働く姿」を想像しやすくなり、応募意欲の向上につながっています。
また、「数字で見る」ページの直下には、研修制度やキャリアのロードマップを配置することで、関心が高まった状態のまま、より詳細な情報へとスムーズに誘導しています。

このように、単に情報を伝えるだけでなく、「理解 → 興味 → 深掘り」といった導線設計まで考えられている点が特徴です。

住まいと暮らしの総合サービスを提供する大手企業様

こちらの企業では、スクロールに応じてアニメーションで数値が表示される設計を取り入れています。
これにより、ユーザーの視線を誘導しながら自然とコンテンツを読み進めてもらう工夫がされています。
また、コンテンツの構成も「会社情報 → 社員情報 → 働き方」といった順序で整理されており、企業理解を段階的に深められる設計になっています。
さらに、「入社理由」や「企業を一言で表すといった社員の声を組み合わせることで、数値だけでは伝わりにくい企業の雰囲気や価値観も補完しています。

このように、視覚的な工夫と情報設計を組み合わせることで、求職者の理解度と関心を高める構成となっています。

このように、「数字で見る」は掲載内容や構成、見せ方によって効果が大きく左右されます。
そのため、求職者の行動を踏まえた設計を行うことが、採用成果を高めるうえで重要なポイントとなります。

「数字で見る」に関するよくある質問

Q1. 採用サイトの「数字で見る」ページにはどのような項目を掲載すべきですか?

A. 「会社情報」、「社員構成」、「働き方」に関する項目が一般的です。
売上高や成長率などの「会社情報」、平均年齢や男女比といった「社員構成」、残業時間や有給取得率などの「働き方」に関する項目が一般的です。
求職者が入社後の自分を具体的にイメージできるよう、客観的なデータと併せて、福利厚生や教育制度の利用実績を数値化して掲載することが効果的です。

Q2. 数値を掲載することでどのような採用効果が期待できますか?

A. 最大の効果は情報の「客観性」による信頼度の向上です。
最大の効果は情報の「客観性」による信頼度の向上です。「アットホームな職場」といった抽象的な表現を具体的な数値に置き換えることで、企業実態が正確に伝わります。
また、視覚的に理解しやすいためタイパを重視する若年層への訴求力が高まり、入社前の認識のズレを解消して早期離職を防ぐ効果もあります。

Q3. デザインや見せ方で意識すべきポイントはありますか?

A. 一目で内容が理解できる視認性を確保することが重要です。
グラフやアイコン、イラストなどのインフォグラフィックを活用し、一目で内容が理解できる視認性を確保することが重要です。
特にスマートフォンユーザーを意識し、長文を避け、スクロールに合わせてアニメーションが動くような直感的な演出を取り入れると、最後まで飽きさせずに企業の魅力を伝えることができます。

「数字で見る」は求職者の関心が高く採用活動において重要なコンテンツ

採用サイトの「数字で見る」は、求職者の関心が高い、現代の採用活動において重要なコンテンツの一つです。
企業の実態を分かりやすく伝えることで、企業理解の促進や応募意欲の向上につながる役割を担っています。

その効果を最大限に発揮するためには、求職者の行動やニーズを理解し、企業が伝えたい情報だけでなく、「求職者が知りたい情報」を適切に整理・設計することが重要です。

求職者視点で設計された「数字で見る」は、採用成果にも大きく影響するコンテンツといえるでしょう。
これから採用サイトの制作やリニューアルを検討している方は、「数字で見る」の設計にもぜひ注力してみてください。

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株式会社SPC編集部
コラム監修者
株式会社SPC編集部
株式会社SPC編集部は、2012年創業のWeb制作会社・株式会社SPCに所属する編集チームです。採用サイト制作を強みとし、これまで多くの企業の採用支援を行ってきました。
社内のデザイナー・エンジニア・マーケッターが連携し、実務で培った知見をもとに記事を執筆・監修しています。採用活動における課題解決やWeb活用に関する情報を、実践的な視点でわかりやすくお届けします。