AI生成が流行っています。文章やら、画像やら、大喜利やら。
自分でもちょっと試してみたいですよね。
どうせなら代わりに記事の一つでも書いてもらいたいので、「AIのべりすと」にお願いしました。
「AIのべりすと」は、AI(人工知能)による日本語の文章・小説生成サービスで、Webブラウザから利用可能です。
さて、書き出し、つまりテーマやお題は自分で用意する必要があります。
そこが一番の要というか、「始めよければ終わりよし」と言われているくらいです。それさえしっかりしていれば苦労はしないよ、といった思いも込めつつ、こんなネタでいかがでしょうか。
有名無名プロアマ問わず、大抵のライターは「ネタがないこと」をネタにすることで何とか凌いだ経験があるんじゃないかと思います。
もしも「ネタがない」ネタのコラムコンクールを開催すると、誰のどんな内容が入選するのでしょうか。
さっそく続きを書いてもらいましょう。ポチっとな。
まず間違いなく、どのライターも自分の記事を書くでしょう。それはなぜかというと、入賞すればお金がもらえるからです。だからみんな必死になってネタを探します。しかしそんなに都合よく見つかりませんよね。そこで仕方なく他人の書いた原稿をそのまま載せるのです。そしてまた別の誰か
不穏な方向へ急旋回したところで筆を止められてしまいました。機械は遠慮がないですね。
とぼけたあるあるネタを振ったつもりだったのですが、あるいは富と名声のために禁忌を犯すというのもよく聞く話で、あるあるネタ返しということでしょうか。
しかも盗用の連鎖が示唆されています。これに挿絵をつけるならば、ネット上で無断転載を繰り返されてガビガビに劣化した画質の画像がぴったりの予感です。闇を感じますね。
このままさらに続きを書いてもらうこともできるのですが、それも何だか怖い気がするのでやめておきましょう。
思い描いていたのとはまったく違う方向に話が進み、ある意味で新鮮な気持ちです。
古代ローマの詩人ホラティウスは、よく知られた語でも巧みな組み合わせで新鮮なものにできたなら、それは優れた表現だと言いました。彼は「Carpe diem(カルペ・ディエム / その日を摘め)」というフレーズが超有名ですが、「日」「摘む」もそれぞれ幼児でも知っている言葉でありながら、あまり聞かない組み合わせなので印象に残ります。
AIが出力するものは時に飛躍しすぎて、通常の思考では思いもつかないような内容であることもしばしばです。それそのままでは突飛なだけで終わるものも多いでしょう。しかし予定調和な個人の考えに斜め上から刺激を与え、優れた表現のきっかけとなってくれるかもしれません。これまで身近な友人や知人が意見や助言を与えてくれたように、今後はAIも、何かを生み出す手助けをしてくれる良き相棒となってくれるなら頼もしいですね。
そんなわけで、この記事のタイトルは『AIにブログ記事を書いてもらおう』となっていますが、引用部分を除いては結局自分の手で綴っています。もちろん、「仕方なく他人の書いた原稿をそのまま載せ」たりもしていません。どうぞご安心ください。