- 採用活動のコツ
載せればいいのか?あるあるこんなコンテンツ。part1
前回、これだけは欲しいコンテンツとして『先輩社員の声』のコンテンツをひとつ上げました。
今回はそのコンテンツにもちょっとした落とし穴があることをご紹介いたします。
載せればいいのか『先輩社員の声』
多くの採用サイトが起用しているこのコンテンツ。私自身も就職活動中必ず見たコンテンツのひとつです。
しかし、近年のリクルート調査の中には『先輩社員の声』を全く読まないという声も上がっています。
人気のコンテンツだけにショックですね。学生たちは先輩社員の働く写真に惹かれる一方、『先輩社員の声』には『やらせ感』を感じているようです。
そのため見ても無駄、参考にしないなどといったことが生まれます。これでは企業とのミスマッチが生まれてしまい、離職率も上がる一方です。
確かに、先輩社員の声はまるで通販番組の観覧客のよう。内容は『こんなに成長できました!』や『将来的には~を目指しています』や『~が魅力的です!』が多く、どことなくリアルティに欠けます。
現代ではwebで常に生の声が閲覧できる時代。
しかし批判の声のほうが閲覧数が確実にアップする傾向もあります。何故なら、嫌だ・つらいなどは日ごろ表に出しづらい声のためwebで出すことでリアルティが生まれるからです。
そのため『先輩社員の声』では自社企業の良いところをアピールする一方『このようなところが大変』『こういった苦労もする』といった少しネガティブでリアルティのある『生の声』も入れておくといいかもしれません。
そのようなスパイスを入れることで『辛いことも覚悟した求人者』の応募が増え、ミスマッチも減らせるかもしれないですね。