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2026年度卒の就活動向は?2026年度卒の学生が就活で意識すべきことと併せて解説
就職は人生の中でも、その後どのようなスタイルで生きていくのかを左右する一大イベントです。
少子高齢化で働き手が減っていること、働き方改革の推進で多様な働き方が重視されていること、オンラインで活動する企業が増えたことなど、就職に関わる環境は大きく変わりつつあります。
学生は自分の将来を左右する就職を成功させるために、政府が企業に要請している採用活動の日程ルールよりも早く就活を始める傾向があります。
このような傾向の中でも、Z世代と呼ばれる層が就職する時期である2026年度は、例年と同じような就活動向が見られることもあれば、異なる就活動向が見られることもあります。
そこで本記事では、2026年度卒の就活動向について詳しく解説すると共に、2026年度卒の学生が就活で意識すべきことについても解説します。
2026年度卒の就活動向
ここでは2026年度卒の就活動向について詳しく解説します。
一般的な2026年卒学生の就活スケジュール
まず2026年度卒の全体的な就活スケジュールについてですが、過去数年の傾向通りで大きく変わっていません。
一般的には、3月から4月に企業研究、業界研究、自己分析、6月に企業説明会やインターンシップ、7月にエントリーシート提出、8月に面接開始、10月に内定承諾というスケジュールです。
これは、政府が定めている日程ルールとも合致しています。
ただし、業界や企業によってはこれらのスケジュールよりも早く選考が始まる場合があり、2026年度卒の学生は2024年度卒の学生よりも早期から就活を始めることが推奨されています。
偏差値上位校の学生ほど、志望業界や志望企業を定める時期が早い
過去の調査結果によると、偏差値上位校の学生ほど、志望業界や志望企業を定める時期は早い傾向があります。
理由としては、偏差値上位校の学生は、情報収集能力や分析能力が高い、キャリアプランに対する意識が高い、企業の採用活動に早い時期からアクセスする機会が多いことなどです。実際、旧帝大や早慶上智の学生は、大学3年生の6月までに2割近くが、同じ年の9月までに6割程度が志望業界を定めているとの調査結果があります。
一般的には7月から9月にかけて、企業で働く就労体験である夏インターンが実施されますが、夏インターンが終わる頃には半数以上の学生がどの業界に就職するのかを決めているということです。
理系の学生ほど志望業界を早く定める傾向がある
志望業界を絞る時期については、理系大学生、理系大学院生とも、文系よりも絞り込みの時期を早く定める傾向があります。
株式会社RECCOOの調査によると、大学3年生の6月時点において志望業界を絞り込んでいる率は、理系では20%程度であるのに対し、文系では12%程度です。この差は7月以降も縮まりません。
このような差が出る理由としては、理系の学生は専門性が高く、学問の方向性や興味関心が比較的明確なこと、自分の専門知識やスキルを職業と直結して考えやすいことなどが挙げられます。
企業側としても採用市場における理系の需要と供給のバランスが比較的良好なことから、優秀な学生を確保するために早くからリクルート活動を始める傾向があるようです。
地域別に見られる志望業界の違い
地域別に見ると、志望業界に違いが見られます。
都市部では金融・証券、商社、コンサルティング、IT、マスコミ、マーケティングなど、地方では製造業、建設業、農林水産業、医療・福祉、教育、公務員などを志望する学生が多いようです。違いが見られる理由として、都市部ではサービス産業や情報産業系企業が集まっており、選択肢の多様なことが挙げられるでしょう。
また、地方では地域に根差した産業が多いこと、安定志向の学生が多いことなどが理由として挙げられます。他にも、自分の住んでいる所に立地している企業は物理的な距離が近いために親近感を持ちやすいことも、企業の所在地によって学生が志望するかどうかを左右する要因です。
早期層を採用ターゲットにする企業は、さらに早い準備が必要
早期に就活を始める層をターゲットにする企業は、他の企業との競争が激しくなる傾向があります。そのため、優秀な学生を獲得するためには早くから準備をして学生との関係を構築することが必要です。
このような層の学生は、情報感度が高くて企業選びに慎重なこと、複数の企業を比較して志望企業を選ぶことからも、他社に遅れを取らないためには早期の準備が必要です。
早い時期に学生との接触を始めることで、企業は学生の興味関心やキャリア目標をより早い段階で把握できるようになり、適切なプログラムやイベントを開催することで学生を引きつけられます。
また、昨今の学生はITネイティブであることから、SNSなどのITツールを使って早期からアプローチを開始することも必要です。
2026年度卒の学生が就活で意識すべきこと
2026年度卒も含めて学生が就活で意識すべきこととしては以下に記すようなものが挙げられます。
早期準備
就活は時間と労力を要するプロセスであり、同時に情報戦でもあるため、準備を早く始めるほど有利になります。
早期に自己分析や業界・企業研究、面接対策を行うことで、就活に必要な時間を確保し、対策を練る時間を多く持つことが可能です。また、精神的に余裕を持って就活に臨めることも、早期に準備を開始することのメリットとなるでしょう。
早期に準備を開始する際に注意すべきこととしては、情報収集は最新の情報で行うこと、自己分析は定期的にアップデートすること、計画的に準備を進めることなどが挙げられます。
早期準備を意識することで、自分に合った企業と出会えるチャンスも増えるでしょう。
幅広い選択肢の探求
特定の業界や企業に限定せず、幅広い選択肢を探求することが、より自分に合った仕事に就ける可能性を高めます。自分の興味や能力に合わせて、多種多様な業種や職種、企業にアプローチしてみるといいでしょう。
また、興味のある業界や企業だけでなく、新たな分野や業界にチャレンジすることも選択肢を増やす方法です。幅広い選択肢を探求することで、視野が広がって新たな発見をできるようになり、業界・企業研究を通して自分の強みや価値観を理解できるようになります。選択肢を探求する方法としては、興味のある業界・企業だけでなく、
未知の業界・企業の就活イベントやセミナーにも参加してみることや、OBやOGを訪問して話を聞いてみるのもよいでしょう。
ネットワークの構築
早い段階から業界関係者、先輩、同期とのネットワークを構築することも、就活を成功させるための重要な要素の一つです。
ネットワークを構築することで、いち早く企業情報や業界情報を得られる、内定を獲得するための情報やアドバイスを得られる、将来のキャリアに役立つ人脈を築けるなどのメリットがあります。またネットワークを通して、内定の獲得に有利な紹介や推薦を受けることもあるかもしれません。
ネットワークを構築する方法としては、就活イベントやセミナーに積極的に参加すること、OB・OG訪問を行うこと、SNSを通して就活生や社会人との繋がりを持つことなどが挙げられます。
ネットワークの構築は自分のブランディングを強化することでもあり、積極的に行いたいものです。
粘り強さとポジティブな姿勢
就活は長い期間にわたる活動であり、挑戦と失敗が付きものですが、困難や失敗に負けず、最後まで諦めずに粘り強くポジティブな姿勢で取り組むことが重要です。
自分が志望していた企業から断られることもあるかもしれませんが、その経験から学んで成長していくことが大切です。ポジティブな姿勢で臨むことで、モチベーションを維持できるようになり、周囲の人に対しても良い印象を与えられます。
具体的には、選考に落ちても反省点を分析し次に向けて改善すること、面接で緊張しても自信を持って自己PRをすること、体調管理を徹底して良いコンディションで就活することなどが大事です。
なお、粘り強さは単に諦めないことを意味するのではなく、反省に基づいた改善を伴う努力であることに注意しましょう。
まとめ
株式会社学情が2025年3月卒業予定の学生を対象に実施した調査によると、約4割の学生が大学3年生になる前から就活のための情報収集を始めているとのことでした。
さらには、約半数の学生が大学4年生になる前に内々定を獲得しているとのことです。
2026年度卒業の学生の就活は、実質大学3年生に進級すると同時に始まると見てよいでしょう。政府が定めている採用活動の日程ルールを守らなければいけないとされてはいるものの、実際には多くの学生がかなり早い時期から就活を始めているのが実情です。
労働人口の減少で就職市場は学生優位とは言われていますが、人生の一大イベントの一つである就職を成功させるためには、早期からの就活開始が必要と言えそうです。
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