- 採用活動のコツ
募集人材を呼び込む「言い換え表現」
人材を採用するために、求人広告や募集要項を提示するとき、
自社の採用基準を文面で伝えることがありますよね。
自社に入社してほしい人材を集めるための採用基準をしっかり定めることで、
欲しい人材像、これから選んでいかなければならない人材像が定まっていくでしょう。
しかし、募集要項や求人広告に掲載する文言は、呼び込む人材に伝わる表現でなくてはならないですよね。
自社のアピールの仕方次第で、集まる人材も変わってきます。
今回は企業の宣伝文句ごとに、求職者に伝わるメッセージを3つご紹介します。
①「秘書資格が活かせる!当社の事務員として活躍してくれる方募集中です。」
このような宣伝文句で集められるのは、思いやりがある、人懐こい、世話好きの事務員です。
秘書に向いている人材は、世話好きで誠実、細やかな気遣いができる人だと言われています。
秘書検定資格はただ勉強すればだれでも取得できるものではなく、
秘書に向いている人にある素質ある人材が取得できるものです。
「秘書資格が活かせる」という言葉に魅力を感じる人材なら、世話好きでまじめな人材である可能性も高いです。
②「弊社では、毎月飲み会があります。」
社内行事などを紹介する際に、飲み会が多いという自社の特徴を紹介することがあるかもしれませんが、
頻繁に飲み会があることをアピールした上で、応募してきてくれる人材は、
飲み会が多いと承知の上で応募してきている人材です。
当たり前かもしれませんが、求人情報と一緒に掲載するコンテンツの中に含める情報は、求職者目線では、
募集したい人材のアピールとも受け取ることができるということも、意識するといいでしょう。
③「当社では、ほとんど残業はありません」
このように残業が少ないことを宣伝文句にしている求人には、
残業がなかなかできない主婦層、子持ちの女性等からの応募も期待できます。
主婦、女性人材を引き付ける募集文句としては効果があるのではないでしょうか?
他にも、求職者が求人に興味を持つ宣伝文句や、自社を紹介するフレーズがあるかもしれません。
自社が募集したい人材像をしっかりと練って、求人に反映させることは大切かもしれませんが、
会社紹介をするためのサイトコンテンツや、社風を伝える言葉も、募集したい人材に合わせて工夫することも必要なのではないでしょうか?