学生の志望が大手企業に集中することで、
充分に応募者数が確保できている企業とそうでない企業に二極化しています。

学生が大企業に偏る理由は、「不況なので安定している大手が良いから」、
あるいは「マスコミなどを通じて社名や商品をよく知っているから」といったものが多くあります。

しかし一方でB to Bの優良企業などは見逃しており、情報不足、研究不足が指摘されています。

なぜこのような事態が起きるのか、それは近年の学生の就職活動のやり方にあると考えられます。
近年学生が就職先を探す方法は9割がインターネット。驚きの結果です。

すなわち、HPを持っていない、ネットの求人媒体に情報を掲載していない、
それだけで学生の企業選択から外れてしまうわけです。

また求人媒体に掲載しても、画一的なデザインの中で並ぶと知名度の高い企業に応募が集中します。
そのため求人媒体のなかで、中小企業が応募者の母数を増やすことは難しく、
逆にエントリー数は多いのに説明会に来てくれないと言ったことも多々あるようです。

中小企業の採用の課題としては、応募者数の母数を増やすこと、応募者全員を第一志望にさせることです。

そして今は『個性』の時代。規模の小さな企業でも『やりがい』、『他社にはない取組み』、
それらをアピール出来れば、学生の目にも止まります、応募します。
アピール方法は色々あると思いますが、大多数に発信出来るネットでのアピールは効果的です。

他社との差別化を図りたい、もっと自社をアピールしたいそんなときは『採用サイト』を作成してみるのも手かもしれません。