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転職者の定着率を上げる具体的な施策をご紹介!
ミスマッチを防ぐには?
実践!定着率を上げるための具体的な施策をご紹介
ここまで、転職者の定着を妨げる3つのミスマッチをご紹介しました。それでは、採用担当者としてどのような施策を行えばミスマッチを解消できるでしょうか。以下、例を挙げて具体的な方法をご紹介します。
採用担当が配属先メンバーと積極的にコンタクトをとる
第一に、採用担当が配属先メンバーと事前にコンタクトをとり、実際にどのようなメンバーがフィットするのかというペルソナを作成しておくことをおすすめします。そのうえで、場合によっては配属先のメンバーが同席した場で、業務内容や雇用条件について転職者と詳細まですり合わせを行いましょう。どのような業務を転職者に任せるのか、どのような役割を求めるのかをクリアにするためです。そして、組織風土・部署のメンバーの人間関係をできる限り可視化し、事前にミスマッチが起こりうるケースを予測しておくことも重要です。採用活動のタイミングでミスマッチを防ぐことにつながります。
できるだけオープンに社風や社内制度を説明する
面接時や入社時に、社風・社内制度について、ポジティブ・ネガティブ、両側面の情報をオープンにして説明しましょう。「入社後のミスマッチ・離職」というダメージを軽減する効果を期待できます。また、両側面の情報を「さらけ出す」ことは企業の信頼度を増す効果があることから、金銭的な価値では訴求しづらい優秀な人材の評価を得ることにつながります。
社内のコミュニケーション活性化のための施策を打つ
「人間関係や風通しが悪い」といわれる社風は、往々にしてコミュニケーションの機会を増やすことで改善に向かうパターンが多くあります。社員のエンゲージメントを可視化するツールを入れる、社内交流イベントを定期的に開催するなど、一つ一つの施策は、地道ではありつつも、長期的に実施することで着実に効果が現れるものです。
まとめ:定着率を上げ、強い組織へ
いかがでしたか?転職者の定着率を上げるための方法を、「ミスマッチを防ぐ」という視点からご紹介しました。今後は労働人口の減少が進み、採用数の確保がさらに困難になります。企業が安定して存続するためにも、今回ご紹介した施策を実践してみてくださいね。