コラム

採用担当者様が抱える問題や悩み、就職活動・転職活動についての情報をまとめたコラム記事を日々更新しております。
採用活動に役立つ情報、耳寄りな情報、為になる情報を発信していきます。是非ご覧ください。

  • 採用活動のコツ

出世する人としない人の違いとは?


会社によっては、採用選考の際に、学力試験を行う場合があるでしょう。
難関大学を卒業したような、学力レベルの高い人なら、採用選考の学力試験でも高得点を取ることができ、就職先の社員からも一目置かれるかもしれません。
しかし、人によっては、同期入社の新入社員の中でも学力テストの成績がビリ、という人もいるでしょう。
 
しかし、学力テストの結果がよくなかったからといって、その社員が他の社員より社員として劣っているかと言ったら、そんなことはありません。
会社に入社できてさえいれば、会社で進化していける人材もいるのです。
 
 
 

何が、社員人生に差をつくるのか?

 
仕事への打ち込み方がどれだけ一生懸命かという点に人材としての差が開くと考えている方も多いかもしれません。
しかし、プレジデントオンラインの記事の著者、俣野成敏氏は、「当たり前のレベル」「例外対応力」の2点において、出世する人・しない人の違いがあると述べています。
 

「当たり前」のレベル

「あたり前のレベル」が高い人と低い人の違いについて、プレジデントオンラインでは、店から帰っていくお客さんを店先までしか送らないことを当然だと思っている店員と、お客さんが見えなくなるまで見送ることが当然だと思って働いている店員の違いにたとえて説明していました。
 
もともと、「お見送りする」ということは、姿が見えなくなるまで見送ることを意味する言葉であり、その意味を分かっている人と分かっていない人とでは、出世できるかどうかに差が生まれるということです。
仕事上では現実的に本来の意味に沿った対応ができなかったとしても、心の持ちようの違いが周りの人からの評価に違いを与えます。
 
同じ仕事でも、取り組み方や、考え方によって違いが出てくる。これが、何年も積み重なっていくうちに、出世できるかできないかの違いに、大きくかかわっていきます。
  
 
 

例外対応力

上司から教えてもらったことをそのまま実践する、マニュアルに書いてある通りのことを実践するという仕事であれば、あまり例外の出来事に対して対応しなければならない場面はないかもしれません。
しかし、担当の仕事や部署によっては、例外の出来事ばかりに対応しなければならないこともあるかもしれません。
 
ところが、人間の本来の姿が現れるのは、例外の出来事が起こった時であり、例外の出来事に対しての対応力が光る人物は、今後も不測の事態が起こった時に積極的に活躍してくれる可能性のある人材であると評価できます。
  
出世して仕事の難易度が上がっていくのは、会社として向き合わなければならない不測の出来事にも立ち向かわなければならなくなるからだとも考えられるでしょう。
例外の場面で、自分には対応できないから関係ないと思っている人材より、不測の事態にも嫌がらずに、自ら進んで役に立とうとする人が出世する人だと言えます。
 
 
参考:プレジデントオンライン「同期入社で出世する人、しない人」

注目コンテンツ

まずはお気軽にご相談ください。
採用サイト制作のプロが御社に最適な
採用サイト制作をご提案します。