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メタディスクリプションとは?採用サイト制作に影響する書き方のコツも紹介
採用サイト制作では、SEO対策としてタイトルタグなどを適切な内容で書き、検索結果に表示させることが重要です。検索結果上位に自社サイトが表示されれば、閲覧者が増え応募者を増やすことにつながります。
今回は、ページ全体の情報をタグとして記述するメタディスクリプションについて解説します。
メタディスクリプションとは
メタディスクリプションとは、記事内容を短い文章で表現した概要のことです。Googleなどの検索結果では、スニペット(説明文)としてタイトルの下部の領域に表示されます。一般的にタイトルは32文字しか表示されませんが、スニペットは120~150文字程度(スマホでは60~70文字程度)表示されます。
メタディスクリプションの目的
メタディスクリプションの目的は検索結果画面におけるクリック率を向上させることです。限られた文字数の中で、ユーザーに記事の内容をわかりやすく伝えることを意識しましょう。ページを的確に表現した文章にすることで、クリック率を上げることができます。
メタディスクリプションを設定しないとどうなるのか
メタディスクリプションを設定していないと、検索エンジンが自動的にサイト内からユーザーの検索内容と関連性が高いテキストを抜粋して文章を生成し、それがスニペットに表示されます。この場合、スニペットにつぎはぎされた不自然な文章が表示されることになり、クリック率が低下する恐れがあります。
メタディスクリプションの書き方
メタディスクリプションの設定方法には、HTMLで記述する方法とWordPressのプラグインを使用する方法の2通りあります。
HTMLで記述する場合、headタグ内に以下のように記述します。
<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションを記述”/>
一方、WordPressのプラグインを使用する場合は、「Yoast SEO」や「All in one seo」などのプラグインをインストールすることで、文字の入力のみでメタディスクリプションを設定できるようになります。
採用サイト制作に影響するメタディスクリプションの書き方のコツ
ここからは、採用サイト制作におけるメタディスクリプションの書き方のコツを紹介します。
ペルソナに向けて魅力ある内容に簡潔にまとめる
メタディスクリプションを設定するにあたって、ページ内容を簡潔にまとめた文章にすることは前提条件です。その上でクリック率を上げるための工夫をする必要があります。求職者の検索意図を考慮し、クリックしたくなるような内容にしましょう。
SEO対策としてキーワードは必ず絡める
SEO対策として、メタディスクリプションにはキーワードを必ず書きましょう。キーワードを書くことで、ユーザーの目に留まりやすくなります。また、閲覧媒体がパソコンであればスニペットは120~150文字程度表示されますが、スマホでは60~70文字程度しか表示されません。そのためユーザー数が多いスマホユーザーに効果的に訴求するためには、文章の前半60文字にキーワードを配置しておくことがおすすめです。ただし、メタディスクリプション自体にSEO効果はないため、直接的に検索順位に影響を与えることはありません。
閲覧媒体に合わせた文字数調整を行う
先に述べたように、スマホではスニペットに表示される文字数がPCより少なくなります。そのため、スマホの検索結果で表示される文字数以内に収まるようにメタディスクリプションを書けば、PCとスマホどちらのユーザーにもページ概要をしっかりと伝えることができます。PCからの閲覧を重視する場合は、120文字程度以内に収めるようにしましょう。デバイスに合わせた文字数の調整によってクリック率の向上につながります。
メタディスクリプションの反映について
ここからは、メタディスクリプションを検索結果に反映させる方法等について説明します。
反映される時間
メタディスクリプションの作成後も、検索結果反映されるまでにはある程度時間がかかります。トップページ等のクローラーが頻繁に訪れるページであれば数日で反映されますが、階層が深いページでは数ヶ月かかる場合もあるようです。
2、3ヶ月経っても反映されない場合、検索エンジンが内容を不適切と判断している可能性があるため、文章を修正する必要があります。
変更した内容を反映させる方法
変更した内容をGoogleに認識してもらい、検索結果に反映させる方法を紹介します。
まず、Googleのサーチコンソールを開きましょう。次にメニューから「URL検査」を開き、クローラーに巡回してもらいたいページのURLを上部にある検索窓に入力します。その後、入力したURLのインデックス登録状況が下部に表示されます。その右下にある「インデックス登録をリクエスト」をクリックすれば、クロールをリクエスト可能です。クロールのリクエストはインデックス登録済みのページと、登録されていないページのどちらでも行えます。
メタディスクリプションが反映されない場合の対処法
メタディスクリプションが反映されない場合、まずはソースコードを確認しましょう。ソースコードにメタディスクリプションが記述されていない場合やソースコードが誤っている場合は、修正する必要があります。ソースコードにメタディスクリプションが正しく書かれており、クロールの申請をしてしばらく経っても反映されない場合、検索エンジンがメタディスクリプションを不適切な内容であると判断している可能性があります。メタディスクリプションがページ本文の要約になっているかを確認し、適切な内容に変更しましょう。
また、メタディスクリプションが適切であっても文字数が多い場合検索エンジンによって省略されることがあるため、文字数の確認も重要です。
まとめ:メタディスクリプションを設定して制作した採用サイトのクリック率を向上させよう!
メタディスクリプションには直接的なSEO効果はありませんが、求職者の目に留まるようなメタディスクリプションを設定できれば、求職者からのクリック率の向上や応募者数の増加にもつながります。メタディスクリプションを設定して、効果的な採用サイトを作りましょう。