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採用DXとは何か?採用サイト制作もDX化を図ろう!

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、採用活動をオンライン形式に移行させる企業が増えつつあります。

そして、オンライン化により採用活動の最適化を図るにあたって、注目を集めているのが採用DXです。

本記事では採用DXについて詳しく解説するとともに、採用サイト制作のDX化のポイントも併せて紹介します。

 

採用DXとは

採用DXは、優秀な人材の採用を、IT技術の導入により安定化させた採用活動です。

時代の変化に対応できる新しい採用基盤を築くことで、企業が求める人材を安定させて確保する力を高められます。

採用DXにはCX(候補者体験)とEX(従業員体験)の向上が必要不可欠です。CXは採用候補者が企業を認知し選考を終えるまでの体験を指し、EXは企業で従業員が働く間の体験を指します。オンライン説明会やリモート面接などの質を向上させるのと同時に、自社社員が働きやすい環境づくりに力を入れることで、優秀な人材が働き続けられるシステムの確立が可能です。

 

採用DXが求められる背景

採用DX促進の背景として、以下の3点が挙げられます。

 

  • インターネットやSNSなどの普及

企業側も求職者側もネット上の情報を重視して活動を行うようになったため、採用活動にIT技術を取り入れることは、近年の状況への適応につながります。

 

  • 採用活動の変化

新型コロナウイルスの拡大に伴い、対面での企業説明会や面接などが厳しくなったため、非対面であるオンライン形式への意向を余儀なくされ、採用DXが求められるようになりました。

 

  • 2025年の崖問題

「2025年の崖」とは経済産業省が発表したもので、既存システムを利用し続けると、2025年以降にIT人材の引退やツールのサポート終了の影響で、多大な経済損失が出てしまうという予想です。IT人材確保のためにも、これからの時代に適応した新規の採用基盤を構築できる手法のひとつとして採用DXが注目されています。

 

採用DXのメリット

採用をDX化することで、業務効率化や潜在求職者の獲得が実現できます。それぞれの具体的なメリットについて解説します。

 

  • 採用活動の効率化

AIを活用してエントリーシートの選別を自動化するなど、採用業務の効率化を図れます。採用管理システムで面接の日程を調整できるため、応募者側とのコミュニケーションをスムーズに行うことが可能です。

 

  • 企業のブランド力と採用力の向上

蓄積されたデータを活用できるため、応募者のニーズを把握しやすくなり、より質の高いコンテンツを提供できます。また、ブランド力が向上すると、応募を検討する方も増加するため、人材紹介会社などに頼らずとも効果的な採用活動が可能です。

 

  • 応募者のデータベース構築

応募者の情報をデータベースで管理するため、採用活動を継続することで自社独自の人材データベースの構築を進められます。加えて、蓄積データをAI学習に用いるなど、採用活動そのものの質の向上が可能です。

 

採用サイト制作もDX化

採用サイト制作のDX化にはCMSへの理解が必要不可欠です。CMSを活用できるようになれば、IT人材がいなくても採用DXを推進できるでしょう。以下ではCMSについて詳しく解説します。

 

CMSとは

CMSは「Contents Management System」の略で、Webサイトなどの作成や管理を効率化させるためのシステムです。Web関係の知識を持たない方でも、直感的な操作によって利用が可能で、作業にかかる時間や負担を削減できます。また、CMSを用いたWebサイトはPCとスマートフォンそれぞれで最適なサイズを表示できたり、SNSとの連携もしやすかったりと、現代に欠かせない要素にも対応可能です。

 

CMSを利用した採用サイト制作のメリット

CMSを使うとWebサイトの更新作業を自社で行えるため、スピーディーに情報発信が行え、採用活動を円滑に進められます。また、Web上で使用するためインストールの手間がなく、導入のハードルが低い点もメリットです。データの共有が可能なため、担当者同士の認識を合わせやすく、作業を分担しやすくなります。また、CMSを利用して作成したWebサイトはデザインに統一感が出て見やすいため、Googleからの評価も高くなりやすいでしょう。

 

CMSを利用した採用サイト制作の注意点

CMSは種類が豊富なため、導入前に入念に検討し、利用目的に適した製品を選択しましょう。中には機能面やデザイン面で制限が設けられているものもあるため注意が必要です。また、CMS上では多量の情報を取り扱うため、セキュリティ対策も必要不可欠となります。定期的にシステムアップデートが実施されるCMSであれば、比較的安全に利用できるためおすすめです。

 

採用DX実現に向けた3つのステップ

採用DXをスムーズに取り進めるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。以下で採用DXに欠かせない3つの要素を解説しますので、実践する前に環境を整えましょう。

 

組織のデジタル化

組織文化を進化させることで、EX(従業員体験)を向上させられます。デジタルの導入によって企業側が従業員の労働環境を整備することで、離職防止・生産性向上につながり、企業の魅力を引き上げられるのです。

 

ツールのデジタル化

効率的な採用実現のためには最適な採用ツールの選定・活用が必要不可欠です。導入の際は、採用ターゲットの人物像を明らかにするなど、自社の取り組むべき課題を明確にした上で、適切なツールを選びましょう。

 

候補者体験のデジタル化

採用のオンライン化には採用コンセプトの見直しが重要です。採用コンセプトとは、採用活動の実施にあたって、一貫して決定した方針やテーマを指します。オフィスをはじめとする物理的なものによる訴求が難しくなる、職場の雰囲気を伝えづらくなるなど、オンライン化によって発生する課題を解決できる設計を心がけましょう。

 

まとめ:採用活動もDX化で人材確保の効率化を図ろう

ここまで、採用DX導入のポイントやCMS利用のメリットなどを紹介してきました。従来の採用活動を新しいものへと変えるのは難しく思えるかもしれませんが、ポイントを押さえて採用活動のDX化に取り組めば、今よりも効果的な人材確保を実現できるでしょう。

まずはDX化への第一歩として、採用サイト制作のDX化に挑戦してみてください。

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