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採用サイトに掲載する社員インタビューの形式とは?掲載するメリットも紹介

現在、就職活動でパソコンやスマートフォンを用いて、インターネットを利用する方は多くいます。その流れから、採用サイトを設ける企業が増えています。求人サイトなどを営む企業エン・ジャパンの調査では、転職の際に採用サイトを見たことがあると答えた方が全体の7割に及びました。

採用サイトになくてはならないコンテンツの1つが、社員インタビューです。この記事では社員インタビューのノウハウや利点をご紹介します。

 

採用サイトに掲載する社員インタビューの形式

採用サイトに掲載する社員インタビューですが、形式は主に2種類あります。

ここからは、採用サイトのインタビュー形式について紹介します。

 

対面形式

1つ目のインタビュー形式は、対面式です。社内の会議室などで実際に対象者と会って話を聞きます。1対1だけでなく、グループインタビューや座談会にすることもできます。

対面形式の良いところは、インタビュー相手(インタビュイー)の様子を実際に見ながら質問の内容を変えたり、質問の順番を変えたりできることです。顔と顔を突き合わせて話をすることで思わぬ大切な答えを引き出したり、その熱量を掴んだりすることができるでしょう。また、回答者は文字に起こすよりも負担が少なく済みます。

一方、対面形式の課題点は、仕事中の社員へのインタビューになるため時間が限られるところです。また、インタビュアーには回答者をリードして流れをコントロールする技術と労力が求められます。

 

アンケート形式

2つ目のインタビュー形式は、アンケート形式です。採用サイト制作の担当者があらかじめ質問項目を書き出し、紙やメールを介して社員に配布します。そして、対象者が回答したアンケート結果を採用サイトに掲載する方法です。

アンケート形式のメリットは、回答者の都合で時間をかけて記入できる点です。また、大勢の社員から効率良く回答を集められます。口下手な方であっても、記入式であれば答えやすくなります。

デメリットは、回答者がアンケートの質問の意図を担当者に確認できないため、質問と答えが噛み合わなくなるリスクがある点です。また、回答者の文章力によって情報量と内容が変わってしまう恐れもあります。

 

社員インタビューでの主な質問例

質問例として、押さえておきたい具体的な項目をご紹介します。まずは、社員の氏名・入社年月・現在の所属部署などのプロフィールです。新卒入社社員であれば出身学部・出身学科、中途入社社員なら前職などを掲載すると良いでしょう。

 

次に、入社のきっかけを話してもらいましょう。自社を選んだ理由や自社に感じた魅力などをヒアリングできれば、人物像がより明確になります。業種や職種の観点から仕事の魅力を話してもらうのもおすすめです。

 

続けて、入社し仕事に従事していく中で感じる社風について聞きます。会社の雰囲気や職場の人間関係、入社前と入社後の印象のギャップなども率直に聞けるかも知れません。その方の言葉で本音を聞き出すことで、求職者の共感を得やすくなります。また、具体的なエピソードを盛り込んでもらうとリアリティが増します。

 

さらに、現在の業務内容や役職、役割も具体的に聞けると良いでしょう。詳しい仕事内容は、求職者が一番得たい情報です。インタビュアーの1日のタイムスケジュールなどがわかるとイメージがしやすくなります。

 

仕事へのやりがいや苦労したこと、目標やキャリアプラン、最後には求職者へのメッセージなども聞いておきましょう。

 

採用サイトに社員インタビューを掲載するメリット

ここからは、採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットについて3つ紹介します。

 

会社の魅力を伝えられる

社員インタビューを掲載すると、応募条件や会社概要などの表面的な情報だけでなく、社内の雰囲気や実際に働く方の様子、仕事の内容などをより鮮明に伝えられます。会社に入社するとどのような方と共に働くことになるのか、どのような活躍ができるのかなどを、求職者により具体的にイメージしてもらうことが可能です。また、インタビューを通して社員の顔が見えることで、親近感や安心感にも繋がります。

 

入社後のミスマッチを抑制できる

社員インタビューは、会社が求める社員の人物像をそのまま求職者に伝えることを可能にします。社員の人柄や実感、モチベーションの高さ、目指しているキャリアプランなどがわかれば、求職者は自分に合う会社かどうかを事前に判断できます。そのため、求職者が入社した場合に発生する恐れのあるミスマッチを防げるでしょう。

 

社員のモチベーションを向上させられる

社員インタビューは、求職者へのアピールだけではなく働いている社員のモチベーション向上にもつながります。インタビュー対象者に選ばれた社員は、選ばれたことを名誉に思い、その後の働きの励みにできるでしょう。また、インタビュー内容を会社内に告知することで、従業員間の相互理解の推進やコミュニケーションの活性化などに役立てることもできます。他部署の仕事や同僚の仕事内容について知ることは、社員全体への刺激となるでしょう。

 

効果的な社員インタビューのポイント

最後に、社員インタビューを成功させる上での3つのポイントを見ていきましょう。

 

ターゲットにマッチした人選を行う

社員インタビューを受けてくれる社員の人選は非常に大切です。採用サイトにおいて求める人材、ターゲットとなる求職者に近いペルソナを選びましょう。自分と同じような境遇の方のインタビューがあれば、求職者はより親しみと興味を持ってくれます。

また、インタビューでは、新卒を求めるのか中途採用の即戦力を求めるのかなどによって、内容を調整する必要があります。複数の部署の求人を行う場合は、それぞれの部署に関して理解が深い社員にインタビューを行いましょう。また、社長や経営陣のインタビューを行うことも重要です。企業トップの理念や人柄がわかれば、応募時の安心感につながります。

 

求職者が知りたい情報を掲載する

求人広告以上に多くの情報を伝達できる採用サイトでは、求職者が求めている情報を網羅することが肝要です。基本的な情報、福利厚生や給料、残業時間、有給取得率などは、新卒者も中途採用者も知りたがる事柄です。

特に新卒・第二新卒などの20代の求職者は、長時間の残業がないか、休暇は取得しやすいかなどのワークライフバランスを気にする傾向があります。一方、中途採用の求職者の場合は、それまでのキャリアで培ったスキルを活かせるかどうかや、入社後のスキルアップを重視する方が多くいます。

これらを踏まえた上で、社員インタビューではやりがいや実際の働きやすさなどをヒアリングしましょう。具体的なエピソードなども掲載できると、説得力が増します。

 

写真や動画で見せ方を工夫する

文章に加えて写真や動画を駆使することは、社内の雰囲気や働くイメージ、会社独自の魅力などを伝える上で非常に効果的です。社内の普段の勤務風景や社員の姿、業務内容に取り組む様子などをありのまま見せることで、求職者はよりリアルに社風や働く環境、人間関係をイメージできるでしょう。

 

まとめ:社員インタビューを掲載して効果的な採用サイトを制作しましょう

採用サイトに社員インタビューを制作・掲載することは、求職者・採用企業の両方にメリットがあります。社員の生の声を通して、社風や働く環境・キャリアパスなどのイメージをよりリアルに伝達できれば、求職者の入社後のミスマッチも防げるでしょう。

また、インタビュアーのモチベーションの向上や企業の活性化などの相乗効果も期待できます。写真や動画も活用し、最大限に自社の魅力をアピールできる社員インタビューを掲載しましょう。

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