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自社採用サイトの制作手順を徹底解説!制作後の運用についても紹介

近年、人材の効果的な採用方法として注目を集めているのが、自社採用サイトです。自社採用サイトはどのような特徴を持ち、どのような制作手順・運用方法で進められるのでしょうか。

本記事では、自社採用サイトの特徴や制作手順、制作後の運営方法について解説します。

 

自社採用サイトとは?

自社採用サイトは企業独自の「採用情報の収集・掲載に注力したサイト」です。

以下の項目で、特徴について詳しく解説します。

 

自社採用サイトの概要

自社採用サイトは求職者のみをターゲットとしたサイトで、リクルートサイトとも呼ばれています。採用関係の情報の掲載に注力していて、採用情報はもちろん、各会社で働くイメージを伝えられる写真・動画、1日の勤務スケジュールなど、求職者が求めている情報の発信が可能です。

 

企業サイトとの違い

企業サイトでは情報の掲載に文字数の制限などの成約があり、自社の魅力をアピールする場としては不向きです。しかし、自社採用サイトは掲載内容の文字数・表現が自由であるため、文字以外の資料も踏まえて自社の魅力を求職者に的確に伝えられます。

また、自社ならではの情報を発信できるため、他社との差別化に作用し、求職者の応募意欲の向上にもつながるでしょう。

 

自社採用サイトを制作すべき理由

株式会社ONEが2021年6月に実施した調査によると、「自社採用サイトの情報は就職・転職活動において重要な情報である」と感じている求職者は、83.9%に上りました。また、自社採用サイトがある企業の方が、ない企業に比べてポジティブに感じると答えた求職者は62.4%という結果になっています。

自社採用サイトを設けて求職者に必要な情報を十分に提供できれば、質の高い採用活動につなげられるでしょう。

また自社採用サイトは、求人広告・人材紹介サービスなどの別の採用方法と組み合わせて運用できます。各媒体で十分に伝えられなかった情報を自社採用サイトで補うことで、求職者へ情報伝達を効率的に行えるでしょう。

 

自社採用サイトの制作手順

実際に自社採用サイトを制作する際は、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。

以下では、制作手順とそれぞれの段階で意識したいポイントについて詳しく解説します。

 

ターゲットの設定

採用サイトの制作時にまず必要なのが、情報の発信先となるターゲット設定です。

自社採用サイトは、「どのような人に求人を見てもらいたいか」を決定することが重要で、そのためには「自社がどのような人を獲得したいのか」を明確にする必要があります。

例えば、コミュニケーション能力の高い人材をターゲットにする場合、「自身の意見を正確に伝えられる人」や「初対面の人とも円滑に話ができる人」など、求める能力を具体的に表しましょう。

 

掲載コンテンツの設定

ターゲットの設定が完了したら、次にサイトに掲載するコンテンツの選定を行いましょう。

コンテンツを決めるにあたっては、ターゲットに設定した求職者に求められている情報の整理が大切です。

ターゲットの求職者が学生の場合で、「社内の人間関係」に関係する情報を求めているなら、写真や動画などを活用して社員が実際に働いている様子をコンテンツにまとめるのが効果的といえます。

 

サイトマップの作成

サイトマップはWebサイトの構造をリスト化したものを指し、作成しておけば採用サイト制作を円滑にできます。

作成のコツは、最初のうちは「トップページ」や「企業概要」といった大まかな項目から設計していくことです。

応募ボタンを分かりやすい箇所に設置したり、メニューバーを設けて各項目を閲覧しやすくしたりといった工夫も、高品質な採用サイトの作成には欠かせません。

 

サイトデザインの設定

採用サイトは、ターゲットである求職者の応募意欲を高めるのが目的のため、デザインにも注力する必要があります。

ターゲットがコミュニケーション能力を持つ人材の場合は華やかで明るいデザイン、技術力を持つ人材の場合はシンプルで落ち着いたデザインなど、ターゲットのイメージに沿った色使いを選択すると良いでしょう。画像を多めに活用するのか、目を引くフォント・テキストでまとめるのかなども同時に考えることをおすすめします。

 

効果を出す自社採用サイトの運用方法

自社採用サイトの運用はやみくもに行わず、いくつかのポイントを押さえて実施しましょう。

ここからは、自社採用サイトの効果的な運用方法を解説します。

 

KPIの設定

KPI(重要業績指標)とは、業務のパフォーマンスの測定・監視を行うための指標です。KPIを設定すれば採用活動の現状を可視化させ、チームで共有できます。

採用サイトの場合、最終目標を「採用人数」と設定すれば、KPIには「内定者数・選考合格者数・応募者数」などが当てはまるでしょう。採用活動の進捗状況を分析できれば、改善策を模索し、サイト運営にも反映可能です。

 

定期的に情報を更新する

自社採用サイトは掲載期間を持たない性質上、常にサイト内情報を更新し続けることが重要です。

例えば、採用サイトの最終更新が1年前になっていると、閲覧した求職者は「もう採用を実施していないのではないか」と会社に対してマイナスイメージを持ってしまい、逆効果になります。求職者に不信感を与えないように、更新頻度は維持するようにしましょう。

 

効果測定・改善を継続する

自社採用サイトは定期的に効果測定を行い、改善することが求められます。

効果測定は、量(アクセス数・応募者数)と質(応募者の人物像)の双方からの評価が必要です。応募者数が十分であっても応募者のモチベーションが低い場合、自社の求める人材の確保には至りません。常に効果測定による課題抽出を実施し、改善に努めるのが大切です。

また、効果測定の際はGoogleアナリティクスなどのサイト解析ツールを活用し、訪問者数だけではなく、注目されているページの把握を行えば、より効率的にサイト改善ができます。

 

まとめ:自社採用サイトを制作して採用活動を成功に導きましょう

採用サイトは今や、企業と求職者の間の理解を深めるために欠かせない存在となっています。正確な手順で高品質な採用サイトを制作し、効果的な運用に力を入れれば、自社の求める人材の確保につながるでしょう。なお、自社採用サイトにコンテンツを掲載する場合は、自社が求める人材がどのような情報や職場環境を求めているのかを把握し、疑問に答えられる粒度の内容に仕上げる工夫をしてみてください。

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