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新卒採用の判断基準を解説!求める人材を獲得する方法をご紹介

企業に求められる人材の特徴として、「企業のノルマ達成に寄与できる」「仕事の中で成長できる」「人間の考え方や行動を具体的に表現できること」などが挙げられます。この記事では、新卒採用において求める人材を獲得する方法について解説します。

 

新卒採用における企業側のスケジュール

企業側のスケジュールにおいては、学生と接点を持つ時期が重要です。充実した採用活動を行うためにも、事前に余裕を持ったスケジュールを立てましょう。ここでは、新卒採用における企業側の採用スケジュールについて紹介します。

 

6~11月 インターンシップへの対応と採用準備をする

6月以降は、学生と接点を作るためにインターンシップを開催する時期になります。インターンシップは、学生側・企業側のどちらにもメリットがある有効な施策です。インターンシップを受け入れる企業は年々増えており、大学側もインターンシップへの参加を推奨しています。

また、企業側はインターンシップを行いながら、学生をつなぎとめる施策を行うことが重要です。メルマガ配信・動画配信・LINE・ブログ・SNSなどを用いて、学生の志望度を高く維持しましょう。

 

12~2月 採用手法やスケジュールの確定をする

昨今では、企業側がスキルの高い人材をより多く獲得するために、早期に内定を出すケースが増えています。政府は採用情報の開示を3月頃、面接・内定を6月頃に行うことを推奨していますが、それよりも前に行われるのが実情です。

他の企業に乗り遅れないよう、早期に採用手法やスケジュールを確定しましょう。

 

3~4月 説明会を実施する

3月から4月は、企業説明会が開催されることが多い時期です。企業説明会は、企業側が学生に向けて会社の事業内容をPRして、企業に対して興味を持ってもらえるように働きかける場です。学生側が企業の第一印象を決める場所でもあるため、しっかり準備しアピールする必要があります。

 

4~5月 選考・合否連絡をする

4月から5月にかけてはエントリーの選考を行います。選考の合否連絡はもちろんのこと、次回選考日程の調整などでも学生に連絡する必要が生じます。そのため、学生への連絡漏れがないように注意が必要です。

 

新卒採用は何を基準に合否を決める?

企業側は新卒者に対して、どのような基準で合否を決めるのが良いのでしょうか。

中途採用とは異なり、職歴がある人は少ないため、人柄など目に見えない部分で判断することがポイントです。ここからは、具体的にどのような観点から合否を決めれば良いか解説します。

 

就活生にポテンシャルがあるか

就活生に秘められたポテンシャルは、面接や適性検査を行うことで探り出します。そのためには、積極的に就活生と関わりを持つことが重要です。仕事に対しての潜在意識があるかどうか判断するために、インターンシップや面接、選考会などを実施しましょう。

 

コミュニケーション能力が高いか

企業側が新卒者に求める能力の一つに、コミュニケーション能力があります。その理由は、自分の考えを伝える能力と、相手の話す内容を正しく理解する能力が仕事において重要であるからです。具体的には、以下に示すような人材はコミュニケーション能力が高いといえるでしょう。

 

  • ・自分の意見をはっきり言える
  • ・道筋を立てて会話できる
  • ・聞き上手で相手の話しを引き出すことができる
  • ・相手の意見を尊重することができる

 

以上の4点を参考として、採用候補者にコミュニケーション能力が備わっているかどうかをしっかりと見極めましょう。

 

行動力とチャレンジ精神があるか

周囲の誰もがやったことのないことに取り組もうとする精神や、考え方に柔軟性があることは重要です。例えば、苦手な業務を行う部署に配属されたとしても、試行錯誤しチャレンジする社員は頼もしいと感じるでしょう。どんな仕事を任せてもしっかりやり遂げてくれる人材は、企業にとってのキーパーソンになりうる貴重な存在です。

 

企業への関心と理解度は十分か

企業への理解度が深いことも重要な判断要素です。学生側の関心・理解度の低さと、企業側が求める水準の乖離は、入社後のイメージギャップが生じる原因となりえます。そのため選考の際には、自社のことをキチンと理解しているか見極めることが大切です。

 

新卒採用で企業が求める人材を集めるには

学力・資格・知識・コミュニケーション能力など、一定のスキルを持った人材を集めるためには、就活生へのアピールが重要となります。企業説明会やインターンシップなど、学生と触れ合う場を作ることで、自社の存在を覚えてもらいましょう。

ここからは、優秀な人材を集めるために行う施策について解説します。

 

就活イベントに出展する

就活イベントを行うことは、学生との接点を作るうえで重要なプロセスです。ここでは、合同説明会・企業の単独説明会・就活セミナー・学生主催の交流会の4つを紹介します。

 

合同説明会
多くの企業が集まって合同で行う説明会です。自社に興味がなかった学生にもアピールすることで、新たな母集団を獲得することができます。その規模は、数十社が出展して数十人程度の学生が集うものから、数百社が集まる会場に数万人もの学生が参加するものまであります。

前者は参加者数が少ないぶん、出展する企業数も限られるため、競合を避けて確実にアプローチすることが可能です。後者のような大規模な説明会には多くの学生が集まりますが、ライバル企業と学生を取り合う構図になる可能性があります。自社の社風や求める人材の人物像を考慮し、どの規模の説明会に参加するかを決めましょう。

 

企業の単独説明会
単独説明会とは、1社の企業だけで開催する会社説明会です。企業の説明のあとに面接や筆記試験を行うことがあります。また、応募先企業で行われることが多いため、採用候補者に社内の雰囲気を肌で感じてもらうことができるメリットがあります。

 

就活セミナー
履歴書の書き方・就活におけるマナー・面接対策などの情報収集の場です。自己分析法や業界研究、企業研究のコツを学ぶものをはじめ、他にも多様な種類のセミナーが開催されています。学生にとってセミナーは、就活を有利に進めるためのものですが、企業側から見ると学生との接点を作ることができるメリットがあります。セミナーの雰囲気は、フランクでにぎやかなものから、緊張感がある勉強会のような形式のものまでさまざまです。多くの就活生が集まる貴重な機会であるため、積極的に学生にアプローチしましょう。

 

学生主催の交流会
SNSや大学などで作られたコミュニティが主となっている情報交換の場です。交流会への出展をきっかけに、就活生とのコミュニケーションを取ることで、求める人材を獲得することも可能です。

 

大学へアプローチし接点を作る

大学へ出向くことによって就活生との接点を作りましょう。訪問する大学を選ぶ際は、大学の偏差値やどのような人が通っている大学かを基準にすることがおすすめです。現在までに所属した社員の中で、優秀な人材の出身大学を調べるなどして、求める人材が集まりやすい大学の傾向をつかみましょう。

 

魅力的な採用サイトを制作する

企業側が魅力的な採用サイトを制作することで、就活生を集めることができます。魅力的なサイトの特徴をいくつか紹介します。

 

内容がユニークな採用サイト
シンプルなものは万人受けしますが、インパクトには欠けてしまいます。他社にない特色を表現するためには、内容のユニークさを追求すると良いでしょう。

 

キャッチコピーがユニークな採用サイト
強い思いが込められたキャッチコピーは人をひきつけます。今までにない、斬新で印象的なキャッチコピーを考えて採用候補者の心を動かしましょう。

 

デザインがユニークな採用サイト
視覚的に「面白い」と感じさせるサイトデザインは、採用活動の面でも有利に働きます。配色を工夫したり、画像・アニメーションを用いたりとあらゆる手段を駆使しましょう。

 

採用サイトを制作する際は、採用候補者の興味・関心を引くために、以上の3点を意識することをおすすめします。

 

まとめ

本記事では、求める人材を獲得する方法を紹介しました。特に、就活生との交流の場を設けることは、母集団を形成するうえで欠かせないプロセスであることを覚えておきましょう。また忘れてはならないのが、採用することがゴールではなく、長く働き活躍してもらうことが重要である点です。長期的な目で採用候補者を見極め、自社の発展につなげましょう。この記事が、採用活動について悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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