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採用サイトに掲載すべき情報とは?コンテンツ作成のコツを徹底解説

近年、求職者が重視することが多くなっている採用サイトですが、掲載すべき情報に迷っている方も多いのではないでしょうか。求職者が求めている情報を採用サイトに掲載することで、自社へのエントリー数を増やすのみならず、自社にマッチした人材を採用することにつながります。

 

この記事では、採用サイトに掲載すべき重要項目と、ミスマッチを防ぐためのコンテンツを詳しく解説します。

 

採用サイトに掲載すべき4つの重要項目

採用サイトに掲載すべき重要な項目は「募集要項」「事業内容」「企業のビジョン・ミッション」「企業の歴史や社風」の4つです。それぞれについて詳しく解説します。

 

募集要項

募集要項は採用サイトで最も重要な項目の1つです。求めている業種やポジションがあるかは、求職者にとって最重要の情報であり、誰もが必ず目を通すものです。

自社が求める人物像やスキルなど、求職者が求める情報を提供することで、求職者にとって

自社を選ぶ判断材料となるでしょう。採用サイトであれば、一般的な求人媒体と異なり、求人票のテンプレートに従い作成する必要がなく、より多くの情報を記載できます。

 

なお職業安定法では、募集要項について次の労働条件を明示することが定められています。これは自社の採用サイトについても明示が必要です。

 

  • ・業務内容
  • ・契約期間
  • ・試用期間
  • ・就業場所
  • ・就業時間
  • ・休憩時間
  • ・休日
  • ・時間外労働
  • ・賃金
  • ・社会・労働保険の加入の状況
  • ・募集者の氏名または名称
  • ・派遣労働者として雇用しようとする場合はその旨

 

事業内容

自社がどのような事業を行っているかも求職者が求めている情報の1つです。特定の事業から自社に興味を持ってもらえることもあるかもしれません。

 

事業内容について、自社の立ち位置、業界構造など、社会にどのように貢献しているかをわかりやすく説明しましょう。特に専門用語が多い事業では、文章が求職者に伝わるかどうかを常に念頭に置きつつ、わかりやすい説明を行うことが大切です。

 

企業のビジョン・ミッション

ビジョン・ミッションも重要な情報の1つといえます。ビジョンは、企業理念に基づき作成した目標であり、自社のあるべき姿を描く重要な項目です。そしてミッションは、企業が社会において成し遂げたいと考える役割など、企業の存在意義を示す重要な項目です。

 

具体的にどのようなことを目指しているか、どのような取り組みを行っているかを求職者にわかりやすく伝えるようにしましょう。それにより、価値観に共感できる求職者を集めることができます。

 

企業の歴史や社風

企業の歴史や社風に触れたコンテンツも、自社への理解を深めてもらうために大切な項目です。

 

歴史については、企業のうつり変わりを年表として掲載している企業が多くあります。実際にあったことの羅列のみならず、自社がどのような価値観を示したかも一緒に掲載するとよいでしょう。

 

一方で社風は会社が持つ独特の雰囲気を指し、人間関係から価値観、仕事の進め方などの特徴をいいます。「アットホーム」「風通しがいい」「実力主義」などの語句で表されることも多い、求職者が参考にする会社の特徴です。

 

ミスマッチを防ぐために作成すべき4つのコンテンツ

いざ採用しても、実際に働き始めて「会社と自分が合わない」と感じ、辞めてしまう方も多くいます。このようなことにならないために作成すべきコンテンツは、「職種紹介」「社員紹介」「社員へのインタビュー記事」「よくある質問」の4つです。ここでは、それぞれについて解説します。

 

職種紹介

職種は、求職者が重視する項目の1つでもあります。募集要項に掲載するだけでは説明できない内容を紹介することが大切です。

 

例えば「企画職」と一口に言っても、商品企画と宣伝企画、営業企画では業務内容が異なります。単に「企画職」と紹介するだけでなく、自社の企画職がどのようなスタイルで働いているのかなどを詳しく紹介することで、求職者に働くイメージをつかんでもらいましょう。

 

職種を詳しく紹介しない場合、採用ミスマッチを起こして早期離職につながる恐れがありますので、自社が募集する職種については具体的に紹介することが大切です。

 

社員紹介

社員紹介は、「この人のようになりたい」「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせることができます。

 

新卒採用者向けには比較的若く、重要なポジションに携わっている社員を紹介することがおすすめです。今までの仕事から、これからどのような仕事に取り組みたいかなど、新卒の方に意欲を持ってもらえるような内容を掲載するとよいでしょう。

 

中途採用者向けには、転職で入社した社員を紹介しましょう。中途採用後のキャリアアップや、既存社員との待遇差がないことなど、転職希望者の不安を解消するためにポジティブな内容を掲載するのがおすすめです。

 

社員へのインタビュー記事

社員インタビューは、求職者へ会社の雰囲気を伝えるためのコンテンツとなります。社員が会社の魅力を語ることで、自社のアピールポイントの信ぴょう性が高まるでしょう。社員インタビューを掲載することで求職者に入社後のイメージをつかんでもらうことができます。これにより、求職者とのミスマッチを軽減できるでしょう。

 

採用サイトに社員インタビューを掲載することで、入社後の働き方を伝えられるのみならず、既存社員のモチベーション向上にも役立ちます。インタビューにより、普段は当たり前に思っていたことでも発見を得られたり、やりがいを感じられたりするようになります。

 

よくある質問

求職者からのよくある質問をまとめておくことで、素早く求職者の疑問を解消することができます。これにより、お問合せの連絡に対して一つひとつ返信する工数を削減することが可能です。また勤務地や異動の有無など、ワークライフバランスに関する項目もまとめておくことで、ミスマッチを避けることができるでしょう。

 

コンテンツ掲載はあくまでも簡潔に

情報をむやみに詰め込みすぎると、伝えたいことの方向性が定まらず、採用サイトの効果を十分に発揮できない恐れがあります。自社の目指す方向性を明らかにしたり、自社の価値観を訴求したりすることを目安に方針を定め、コンパクトに情報をまとめましょう。

 

まとめ

この記事では採用サイトに記載すべき重要な項目と、ミスマッチを防ぐためのコンテンツについて紹介しました。

 採用サイトは、効果的に使うことで求職からのエントリーが増加し、ミスマッチを軽減することができます。他社との採用争いを制するには、自社の目指す方向性を明らかにした採用サイトを作ることが大切です。本記事を参考に、採用サイト制作を成功させましょう。

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