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超重要な採用サイトのデザイン制作!魅力的なサイトの作り方を徹底解説

近年、求人サイトへの掲載だけでなく、企業が個別に採用サイトを作成するケースが増えています。「就職白書 2023」 によれば、就職情報サイトを利用している就活生の割合が51.1%であるのに対し、個別の企業サイトを利用する就活生の割合は75.9%にものぼります。つまり、求職者は採用サイトの情報をより重要視しているといえるでしょう。

ただし、単に採用サイトを作成するだけでは充分な効果は得られません。そこで、この記事では、採用サイトのデザインの重要性と効果的なデザインの要素について説明します。

 

採用サイトのデザインはなぜ重要?

採用サイトのデザインは極めて重要な役割を担っています。これは、求職者の応募意欲に直結し、また企業のイメージ形成に大きく関わるからです。ここからは、これらの要素について詳しく解説します。

 

求職者の応募意欲に直結する

採用サイトは、求職者が自社について詳しく知ることができるツールです。会社の概要や事業内容、求める人物像や福利厚生など、求職者が知りたい情報がわかりやすく掲載されていれば求職者は企業への理解を深め、応募意欲が高まります。

また、採用サイトは求職者と企業のコミュニケーションツールです。採用サイトに社員のインタビューや写真などを掲載することで、会社の雰囲気や社員の様子を伝えられ、求職者はその企業で働くイメージを膨らませられます。

 

会社そのもののイメージを左右する

採用サイトは、求職者が初めて企業と接する場面になるケースが多いため、会社の第一印象を決定づける重要な要素となります。そのため、採用サイトのデザインには、企業のブランディングの意識が不可欠です。

例えば、明るくポップなデザインを採用すると、求職者に親しみやすい印象を与えられます。一方、洗練されたスタイリッシュなデザインを取り入れると、求職者に信頼感を与えられるでしょう。採用サイトを構築する際には、企業のブランディングを念頭に置くことが重要です。

 

魅力的な採用サイト制作のポイント

魅力的な採用サイトにするためには、どのようなポイントに気を付けて制作すればよいのでしょうか。

ここからは、魅力的な採用サイトを制作するためのポイントを3つ解説します。

 

訴求する層を絞る

まずは、欲しい人材や採用したい人物像を明確にしましょう。ターゲットを明確にすることで、求職者の心をつかむデザインやコンテンツを作り出せます。

採用サイトの主な目的は、求める人材からの応募数を増やすことです。単に応募が多いだけでは選考の効率が低下し、ミスマッチなどの問題が生じる可能性もあります。そのため、第一に自社が採用したい人物像を洗い出すことが非常に重要です。

 

ターゲットに合ったデザインを考案する

ターゲット層を絞り込んだ後は、その層に適したデザインを考えましょう。WEBデザインは日々進化し、新たなデザインが生まれていますが、重要なのはトレンドに追従することではありません。トレンドの把握は重要ですが、ターゲットに合わないデザインを採用すると余計なコストがかかり、成果に結びつきにくくなる可能性があります。

 

明確なターゲットを定めていれば、デザインや色彩などの方向性が明確になり、どのようなサイトデザインがふさわしいかが見えてくるでしょう。例えば、IT人材を求めている場合は、洗練されたデザインを採用することが適しています。一方、クリエイターを募集する場合は、カラフルでポップなデザインが適しているでしょう。

 

写真やアニメーションを駆使する

採用サイトが文章のみの場合、求人者は企業での具体的なイメージを抱きにくいでしょう。テキストだけのサイトでは読む意欲を失い、すぐにサイトから離れてしまう可能性もあります。そのため、求人者の興味を引くためには写真やアニメーションの積極的な活用が重要です。会社の外観写真だけではなく、活躍する社員の写真や動画を通じて働く雰囲気を伝えるサイトの方が、求人者が自身の働く姿をより具体的にイメージしやすくなります。

 

ただし、画質の悪い写真や比率の崩れた写真の使用、過度なアニメーションの使用には注意が必要です。これらの要素は、逆にサイトの見やすさを損ね、ネガティブな印象を与える可能性があります。写真素材が不足している場合は、これを機に撮影の機会を設けるのもおすすめです。

 

採用サイト制作の具体的な方法

採用サイトの作成には、大きく分けて「自社のデザイナーにアサインする」、「制作会社に発注する」といった2つの方法があります。どちらもメリット、デメリットがありますので予算や納期を踏まえて最適な手段を選びましょう。

 

自社のデザイナーにアサインする

自社に採用サイトを制作できるデザイナーがいる場合は、採用サイトを自社の社員にアサインする方法があります。この方法は、サイトの内容を自由にカスタマイズし、変更や修正に迅速に対応でき、制作費用も抑えられるでしょう。

ただし、採用サイトは常に管理や更新が必要であり、そのために社員の時間を割く必要があります。自社でどの程度の範囲まで対応するかは、社内の体制やコストパフォーマンスを考慮して検討する必要があるでしょう。

 

制作会社に発注する

採用サイトの制作を外部の制作会社に発注する場合、デザインやコンテンツの充実度を高めることや手間やトラブルの軽減など、さまざまなメリットがあります。

ただし、この方法には費用が比較的高額になる可能性や、自分がイメージしたサイトの仕上がりに満足できないといったデメリットも存在します。採用サイトの外注を検討する場合は、サイトの方向性やおおまかなデザインについても業者にすべて任せず、充分な打ち合わせが必要です。

 

ユニークなデザインの採用サイト3選

採用サイトには非常にユニークで参考になるサイトが多数存在します。ここでは、「この企業で働いてみたい」と思わせる魅力的な採用サイトとして、3つの有名企業のサイトを紹介します。

 

ADKホールディングス

ADKホールディングスは、広告、マーケティング、クリエイティブ制作などの事業を展開する企業です。このサイトは明るくポップな色使いが特徴であり、親しみやすさを演出しています。トップページでは、多様な社員の顔写真とともにメッセージが掲載され、会社の雰囲気や社員の個性を垣間見られます。

 

採用フローや社員紹介などの必要な情報は、画像を使って説明されており、非常にわかりやすいデザインです。採用サイト全体を通じて、明るく前向きな雰囲気が広がっており、「この企業で働いてみたい!」というワクワク感を抱かせてくれるでしょう。

 

三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社は、素材から機能商品といった多種多様な製品をとおし、科学の力でさまざまな産業の基盤を支えている企業です。

このサイトは、ペーパーカットアートが世界観の独創的なデザインです。トップページに「みんなの夢が地球をまわす」という文字が表示されたあと、背景がマウスの動きに合わせて変化し、ワクワク感や未来への期待を感じられます。このフレーズは、新卒採用のスローガンで、一人ひとりがさまざまな可能性を秘めていることをひしひしと伝えてくれます。

アニメーションを効果的に使ったデザインは、求職者の関心を引き、採用活動に効果的でしょう。

 

株式会社フォーデジット

株式会社フォーデジットは、ビジネスとユーザーをつなぐ「デジタルデザイン」を提供する企業です。この採用サイトは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴的で、トップページには、会社のビジョンや事業内容がわかりやすく掲載されています。

また、写真だけでなく動画も活用されている点も印象的です。動画の中では、社員の仕事ぶりや会社の雰囲気が具体的に紹介されています。このサイトのデザインは、シンプルさの強みを最大限に生かしたものだといえます。

 

まとめ

採用サイトは、求職者に自社を知ってもらうための重要なツールです。そのためには、自社が求めるターゲットを明確にし、魅力的なデザインで求職者の関心を引くことが大切です。デザインが良く、会社の魅力が伝わる採用サイトであれば、求職者の応募意欲が高まります。デザインとコンテンツにこだわって、魅力的な採用サイトを制作しましょう。

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