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参考にしたい採用サイトの事例10選!トレンドをおさえて制作に取り入れよう
採用サイトを作る際に、どのようなデザインにすれば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
ターゲットへ良い印象を与えるためには、採用サイトのデザインが重要な役割を持ちます。インパクトを与えるだけでなく、サイト訪問者の利便性を考慮したデザインであることが大切です。
この記事では、魅力的な採用サイトの事例を紹介します。
かっこいい採用サイト3選
訪問者に好感を持ってもらえるような、かっこいい採用サイトとはどのようなものでしょうか。ここではかっこいいデザインの採用サイトを3つご紹介します。
1.株式会社三井住友銀行
株式会社三井住友銀行は、SMBCグループの中核を担う銀行で、三大メガバンクの1つとなります。採用サイトを開くとまず目に入るのが、大きく表示されるキャッチコピーです。
画面をスクロールすると表示される文章は挑戦的で、共に掲載されている画像も荒野を行く若者などの野心的なものとなっています。三井住友銀行がどのような理念を掲げ、どのような人材を求めているかが一目で伝わります。
銀行は安定や保守を求めていそうなイメージですが、三井住友銀行の採用サイトはむしろ挑戦や革新を推奨するようなものとなっており、印象的な構成です。求職者が未来図を描きやすい採用サイトといえるでしょう。
2.伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事株式会社は、非資源分野で高い収益力を有した会社で、2023年5月現在、世界62ヶ国に約100の拠点を持つ大手総合商社です。採用サイトを開くと、キャッチコピーと共に背景に流れる青い動画が印象に残ります。
画面をスクロールしていくと、コーポレートカラーである青を基調とした文字で理念などのメッセージが表示され、読者に強く印象を残します。その後すぐに社員紹介が表示され、求職者が得たい情報にすぐアクセスできるようになっている点も良い印象です。
採用情報のみならず、企画などの情報にアクセスできることもポイントです。強いメッセージ性やインパクトのみならず、利便性も考えられた採用サイトとなっています。
3.読売新聞社
読売新聞社は、約150年の歴史がある会社です。持ち株会社である読売新聞グループ本社を中心として、約140の多彩な会社や団体で構成されています。採用サイトは、文字がタイピングされていくかのような動画を背景にキャッチコピーが表示される、新聞社らしいものとなっています。
画面をスクロールすると、新聞のようにさまざまなコンテンツにアクセスできる画面が表示される、これもまた新聞社らしい工夫が施された、印象に残るWebサイトです。
特に伝えたい内容を印象的に配置しつつ、メニューやエントリーページなどへのリンクも常に表示しつづけており、分かりやすさも兼ね備えたデザインとなっています。
オシャレな採用サイト3選
企業のイメージに合った、シックでオシャレな採用サイトを作れば、求職者へ自社のことをもっとアピールできます。ここでは、オシャレな採用サイトを3つご紹介します。
4.株式会社オロ
株式会社オロは、クラウド型のパッケージ製品の開発・販売や、Webサイト制作などの企業とその潜在顧客との対話を支援する事業を手がけています。採用サイトは目を引く黄色を基調としており、メッセージに合ったクリエイティブな印象を与えます。
会社についてや福利厚生などがすぐに見える位置に配置されており、求職者が求める情報が分かりやすくなっているのが特徴です。
募集要項やエントリーページなど、サイトの内容全てが上部のメニューに配置されており、非常にアクセスしやすいのもポイントとなります。
5.凸版印刷株式会社
凸版印刷株式会社は、印刷テクノロジーをベースとして情報コミュニケーションなどの3分野にわたり、幅広く事業を展開している会社です。採用サイトを開くと、マウスの位置によって動きが変わるカラフルな背景と、同じくカラフルなメッセージが目を引きます。
画面をスクロールすると、これからの会社の挑戦が提示され、求職者が未来を想像するのに役立つ情報を見られます。その他、社員紹介や座談会などのコンテンツが乗っており、訪れた人が楽しめるWebサイトです。
全体的にカラフルながらもシンプルにまとまっているほか、エントリーページへのリンクが常に表示されているなど、訪問者の利便性を考えたデザインとなっています。
6.株式会社毎日放送
株式会社毎日放送は近畿広域圏を放送対象とする、テレビ放送事業を行う事業者でTBS系列の準キー局です。採用サイトは、大きくグラフィカルに表示されるメッセージが特徴となっています。
画面上部にニュースが流れていく、放送局らしいデザインが目を楽しませてくれます。職種紹介の右上にアイコンを配置し、ジョブローテーションマップへ誘導するなど、クリックしたくなる仕掛けが多数施されたデザインです。
番組ができるまでなど多数のコンテンツが乗っているほか、エントリーページへのリンクが常時表示されるなど利便性も考慮されており、訪問者のことを考えたデザインとなっています。
インパクトのある採用サイト2選
近年では、自社の特徴を打ち出した、インパクトのある採用サイトも増えてきました。ここでは、インパクトのある採用サイトについて2つ紹介します。
7.株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは、お店などで流れる音楽を配信していることで有名な会社です。音楽配信事業を中心に、さまざまな事業を展開する総合ソリューション企業となります。採用サイトは白と黒をベースとしたインパクトのあるデザインに、「日本の就職活動は間違っている。」とこれもまたインパクトのある文章からメッセージが始まります。
インパクトを残しながらも、スクロールしても上部に表示され続けるエントリーページへのリンクなど、細かなところで訪問者に配慮したデザインの採用サイトです。
エントリーの手順や社員インタビューなどのコンテンツなど、求職者が求める情報が多数乗っており、基本もしっかりと抑えているのも特徴です。
8.オンワード商事株式会社
オンワード商事株式会社は、ファッションを中心に、営業や企画などを有するアパレルメーカーです。採用サイトを開くとさまざまなメッセージが複数画面に流れたのち、メインのメッセージが画面中央に表示され、インパクトのある演出でメッセージへと誘導します。
ページをスクロールしていくと、青をメインとしたデザインで会社概要や社員インタビューが現れます。さらにスクロールすると、社員対談やプロジェクトストーリーなどの求職者向けコンテンツが表示されていく、丁寧にまとまったサイトデザインです。
エントリーページやマイページへのリンクも常に画面上部に配置されており、最初のインパクトを重視しつつも、基本を抑えたサイトデザインです。
斬新でユニークな採用サイト2選
他にはない、斬新でユニークな採用サイトもあります。ここでは、そんな独創的な採用サイトについて2つ紹介します。
9.株式会社プラットイン
株式会社プラットインは、DXブランディングマーケティング事業を展開する企業で、採用サイトの制作会社でもあります。その採用サイトはとても独創的で、最初に「乗り遅れるな!」と表示されるのでクリックすると、「駆け込み乗車は危険です」と表示される、遊び心にあふれたものです。
各コンテンツへの導線も非常に独特で、クリックするたびに電車の駅として表示されますが、中身は「降りてみる」をクリックしないと分からない仕組みになっています。これは、中身が分からないとクリックしたくなる、人の心理を突いたデザインです。
非常に独創的ですが、募集要項やエントリーページは常に上部に表示されており、求職者の利便性も考えられています。
10.株式会社エムハンド
株式会社エムハンドは、ホームページやWebサイトの制作会社です。採用サイトは、まず「エムハンドは私だ」と表示され、背景に「丁寧な仕事をするのは、私だ」など、「〇〇は私だ」、というキャッチコピーがいくつも並びます。その後に顔写真を組み合わせた印象的な画像が表示される、とても印象に残るデザインです。
企業理念や概要はシックでオシャレな印象ですが、社員紹介は打って変わってカラフルでエネルギッシュなものとなっており、印象が180度変わります。
メニューが常に上部に表示されており、利用者の利便性も考慮されています。。
まとめ
採用サイトは表示されるトップページが、全体の印象を左右します。サイト制作の初期から、採用したい人材やターゲットが興味を持つであろうコンセプトを明確にしましょう。また、求職者を引きつけるメッセージやキャッチコピーも重要です。募集要項やエントリーページにいつでもアクセスできるようなデザインにすることは基本となります。
基本を抑えつつも、独創的でかっこよく、オシャレなデザインの採用サイトを作り、求める人材の確保につなげていきましょう。