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採用活動の課題を解決!採用サイトを制作することで得られる効果とは?

企業が毎年頭を悩ませているのが、採用活動の効率化です。人材の募集から採用に至るまでに、時間や費用などのコスト削減や応募人数の確保など、取り組むべき課題は多くあるというのが現状です。そこで今回は、これら採用活動における課題解決方法の一つとして、採用サイト設置のメリットと掲載すべき項目について解説します。

 

採用活動において企業が抱える課題

採用活動がスムーズにいかない・解決方法が分からないといった悩みは、どの企業においても共通しています。では、採用活動にともなう課題としては具体的にどのようなことが挙げられるでしょうか。まずはおもな要因について4つ解説します。

 

時間と予算が足りない

採用活動には多くの時間・費用が必要であり、戦略的に行わなければコスト増加のおそれもあります。目安期間としては約1〜3ヵ月、費用は採用人数1人あたり約90〜100万円かかるといわれています。さらに、応募者の不足・インターンシップや体験入社の実施・求人方法が予算に見合っていないなどの理由が重なり、採用活動の長期化やコスト増加につながってしまうのです。

 

社内にノウハウがない

採用基準が明確になっていないと、スムーズな採用の流れを作ることは難しくなります。とくに新卒採用の場合は経歴・スキルにほとんど差がなく、面接での見極めに苦労することも多いのです。そのため、求める人物像に当てはまっているかなど、面接時に確認すべきポイントを決めて、社内で共有しておきましょう。

 

また採用活動を担う社員は、ターゲットに合わせたアプローチ方法の策定をはじめ、関係者とのスケジュール調整や求職者のフォローなど、じつに多くの業務をこなす必要があります。そのため、マネジメント力があり採用活動をメインで行える担当者がいないと、優秀な人材を獲得するチャンスを逃してしまう可能性もあるため注意が必要です。

 

応募者数が集まらない

採用活動を開始しても、なかなか応募者が集まらないことも多くあります。その原因としてはターゲットが求める情報を発信できていない、あるいは求める条件を厳しくしすぎている可能性が考えられます。

 

大手企業の場合は名前を聞くだけでおおよその事業内容や特色についてイメージできますが、中小企業はそれが難しくなります。そのため給与や待遇面だけでなく、実際に働く姿を求職者がイメージしやすくなるような、具体的な情報発信が不可欠です。

 

また、人材に求める経歴・スキルなどを高く設定しすぎると応募意欲の低下にもつながってしまいます。求める条件を満たすターゲットがどれくらい採用市場に存在するのかを分析しながら、最低限必要な要素だけをピックアップできているか見直しましょう。

 

採用しても長期的に定着しない

せっかく採用しても、内定辞退・早期退職が多くなると採用活動全体の効率が悪くなってしまいます。内定辞退者が増える要因の一つは、採用方法の多様化です。新型コロナウイルス感染防止により、近年はオンライン採用が進んでいます。そのため、就職活動を複数の企業と同時に進めやすくなり、内定辞退率の増加につながっているのです。

 

また早期退職者の増加については、現場と人事部の求める人物像やニーズがかみ合っていない可能性が考えられます。採用前にきちんと欲しい人材の特徴を設定・共有することが、辞退者や退職者を少なくするための第一歩です。

 

採用サイトを制作することで課題を解決できる?

上記で述べたように、採用活動を効率化するには多くの課題解決が求められます。そこでおすすめしたいのが、採用情報・企業理念などを記載した専用サイトを作ることです。ここからは、採用サイトを設けることでどのようなメリットが得られるのかを4つ紹介します。

 

費用対効果が高い

採用サイト作成にはコストがかかりますが、一度作ればこの先も長く運用できるというメリットがあります。そのため、採用担当が抱える業務負担の軽減にもつながるでしょう。

 

また、求人方法として人材紹介会社を利用する手もありますが、採用が決まると求職者の年収約30〜40%を報酬として支払う義務が発生します。しかし、採用サイトであればその必要がなく採用人数や期間に関わらず一律料金、もしくは一部無料で作成できるものもあるため、おすすめです。

 

誰でも簡単に制作できる

採用サイト作成は専門知識・スキルが必要だと思われがちですが、最近では簡単かつ安く作成できるツールやサービスが豊富に用意されています。そのため、サイト作成に不安のある方でも安心して始められるのもメリットです。

 

例えば、求人掲載から採用に至るまで無料作成できるツールや、作成時のノウハウを学べるなどサポートが充実しているものも多くみられます。また、各ツールのホームページには導入事例が多く掲載されているため、自社サイト作成時にはぜひ参考にしてみてください。

 

求職者の応募意欲を掻き立てられる

自社の基本情報を掲載するコーポレートサイトでは取引先やマスコミ、自社サービスをすでに利用しているユーザーなど、幅広いターゲットへの情報を発信しています。さらに、それとは別で採用サイトを設置すれば求人に特化した内容を集約できるため、結果として求職者の興味・関心を高める効果が見込めます。これが、自社のホームページと採用サイトの2つに分けて設置するメリットです。

 

しかし、採用サイトは企業名や事業内容をある程度知っている人が訪問します。採用サイト単体で活用するのではなく、同時に「自社を知るきっかけになる・魅力を知ってもらう」ための工夫も必要です。例えばSNS・オウンドメディアなど、ほかの発信方法と組み合わせることで、よりサイト運営の効果を発揮できるでしょう。

 

ミスマッチ削減と定着率向上につながる

採用サイトの設置は企業と求職者との認識のずれをなくし、結果としてミスマッチや早期退職者の増加を防ぐことにもつながります。

 

採用サイトはコーポレートサイトとは異なり、企業理念や社長の思い、仕事の1日の流れなど、より会社で働くイメージがしやすくなるような内容に特化しています。そのため、求職者は会社が自分に合っているのか・自身の能力を発揮できるのかを前もって判断したうえで、選考に臨むことが可能です。

 

また、採用サイトをしっかり読み込むことでしか得られない情報も多くあります。そのため掲載内容への理解度によって、入社意欲の高い人材を選考時に見分けやすくなります。

 

採用サイトに掲載すべきコンテンツとは?

採用サイト設置には多くのメリットがありますが、単に設置するだけでなく求職者のニーズに応える内容を組み込む必要があります。ここからは、サイト内に用意すべき具体的な項目について4つ紹介します。

 

募集要項 と選考フロー

まず求人に欠かせないのが募集要項です。求職者と認識のずれが生じないよう、なるべく詳細まで記載することが大切です。また、採用活動における一連の流れ(選考フロー)も記載しておくと、募集・選考・内定・入社の動きがより具体的にイメージしやすくなります。

 

おもな募集要項は以下の通りです。とくに求職者が気になる給与・福利厚生については、より具体的かつ最新の情報を載せるように心がけましょう。

 

・業務内容

・役割

・給与、賞与

・福利厚生

・勤務時間

・勤務地

・休日、休暇

 

企業のミッション・ビジョン

続いて、企業が掲げる事業目的(ミッション)や理想像(ビジョン)を明確にすることも大切です。これにより求職者は「企業の思いに共感できるか・仕事でやりがいや達成感を得られるか・将来性のある企業なのか」を冷静に判断でき、企業とのミスマッチを防げます。

 

 

職場の環境がわかる情報

職場の環境や雰囲気は、メディアの情報だけではどうしても見えにくい部分です。そこで、サイト内に職場の写真を掲載したり、社員のインタビュー記事を盛り込んだりすれば、求職者は実際に働く姿をイメージしやすくなります。文字数やデザインの制限がなく自由なレイアウトにできるのも、採用サイトならではの魅力といえるでしょう。

 

まとめ

今回は、採用活動における課題と解決方法の一つである採用サイトについて、そのメリットと記載内容を解説しました。採用活動には多くの時間・人員・費用がかかるうえ、かけるコストに見合った結果を十分に得られない可能性もあります。そんなときにおすすめなのが、多くのメリットが期待できる採用サイトの設置・運用です。今回紹介した記載項目の例を参考にしながら、求職者のニーズに合ったサイト作成を目指してみてください。

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