コラム

採用担当者様が抱える問題や悩み、就職活動・転職活動についての情報をまとめたコラム記事を日々更新しております。
採用活動に役立つ情報、耳寄りな情報、為になる情報を発信していきます。是非ご覧ください。

  • 採用サイト
  • 採用活動のコツ
  • 求人媒体・メディア

採用サイトを運用するポイントは?おすすめの効果測定ツールを紹介

企業が優秀な人材を発掘するために行うのが採用活動です。その際、効率的に応募者を募る手段として、採用サイトの運用が挙げられます。

しかし、採用サイトを効果的に運用するためには、効果測定を行う必要があります。

この記事では、採用サイト運用のポイントと効果測定ツールについて紹介します。

 

採用サイトの効果測定が重要な理由

採用サイトを運用する上で欠かせない効果測定ですが、それが重要視されている理由は何でしょうか。ここからは、効果測定でわかることは何かを解説します。

 

サイトの改善点が明確になる

採用サイトは、どんな人物かわからない求職者に対して企業がアピールする場所です。そのためには、求職者がどのような企業に魅力を感じているのか、どのような採用情報を求めているのかを把握する必要があります。

効果測定を行うことで、閲覧数や応募者のスキルなどを集計し把握できます。そのデータを活用すると、必要なスキルを持っている求職者の応募を増やすには何をすべきかなど、サイトの改善点が明確になります。

また、定期的に効果測定を行うことで、閲覧数・応募者数と応募者の質を高められます。この両方が伴うことで、求める人材に出会う成果につながりやすくなるのです。

 

採用活動全体を効率化できる

効果測定により、採用効果が良いときも悪いときも、測定結果を振り返ることで原因を明確にし採用戦略を見直せます。そうすることで、より効果的な求人媒体の把握ができるので、効率的に採用活動を行えます。また、効率的な採用活動は採用率の向上や採用コストの削減にもつながるでしょう。

 

採用サイトの効果測定を行うプロセス

では、実際に採用サイトの効果測定はどのように行えば良いのでしょうか。ここでは、効果測定を行うプロセスを解説します。

 

アクセス解析

アクセス解析とは、サイトを訪れたユーザーの行動を分析することです。これにより、年齢や性別、環境、閲覧時間などがわかります。

採用サイトを開設した後、サイトの閲覧数を増加させることが大切です。しかし、解析により、閲覧数が多くてもほとんどの人が短時間だけ見てすぐにページから離脱していることがわかるかもしれません。この場合、求職者にとって採用サイトの内容に魅力を感じていない可能性があります。

アクセス解析は、効果測定における基本といえるでしょう。

 

ページ分析

ページ分析により、サイトを閲覧した際、長時間閲覧していたのはどのページなのか、短時間で離脱したページはどこかを把握できます。採用サイトの場合、応募に至ったきっかけとなったページの把握につながります。

例えば、応募条件を記載したページを見てから離脱していることがわかったとき、応募条件かページのレイアウト、もしくはその両方に問題があるかもしれません。ページ分析によって、採用サイトの魅力的なページとそうではないページを客観的に確認することが可能です。

 

訪問者分析

訪問者分析とは、訪れたユーザーが採用サイトを見にくる前に、どのようなページを見ていたのか分析することです。自社の採用サイトに興味を持った求職者の人物像をある程度推測できます。複数の求人媒体を使用しており、その求人媒体間の移動履歴から、特に有効な求人媒体がわかるのです。

また、訪問者分析の結果から、想定していなかった分野のサイトからの移動が確認できる可能性もあります。この分析データは、新たに自社の魅力を効果的に発信できる場所の開拓に活用できます。

 

応募者実績

サイトの閲覧数や閲覧の時間も大切ですが、それ以上に重要なのがコンバージョン率です。

採用サイトにおけるコンバージョンは応募実績であり、サイトへの訪問者数などがどれだけ多くても、応募につながらなければ意味がありません。

コンバージョン率の算出例は、訪問者数10人のとき、応募人数1人であればコンバージョン率は10%となります。高ければ高いほど、効率よく応募者実績に転換できていると考えられます。

採用サイト以外でも、コンバージョン率に常に気を配ることが目的を達成するためのカギとなるでしょう。

 

採用実績

応募者を募る最終目的は、自社にマッチした性格やスキルを持った人材を採用することです。求める人材と異なる人がいくら応募してきても採用には至らないため、採用サイトの内容を見直す必要があります。

そのためには、応募者数と採用数を見比べて、それぞれの人材像に違いが生じないようにしっかり分析しましょう。そして、違いが生じていたときは、自社からのメッセージや募集要件などが、適切に訪問者に伝わるように改善する必要があります。

 

採用サイトの効果測定に役立つツール

解析ツールを使えば、サイト訪問者のさまざまな特性や行動を簡単に解析できるため、採用サイトの効果測定に役立ちます。ここからは、効果測定を行うためのツールを3つ紹介します。

 

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているWebページのアクセス解析サービスのことです。サイト訪問者の属性や行動データを分析し、サイト内容の改善へつなげることができるツールです。

メジャーなツールなので情報を仕入れやすく、初心者の方も安心して扱えます。また、Googleが持つ多岐にわたるレポートがあるため、さまざまな問題に対応できるのです。その上、「Google 広告」や「Google AdSense」などのWebマーケティングツールとの連携で、より深い分析を行えます。

必要な項目のみを使ってレポート作成をカスタマイズすることも可能です。分析項目やKPI(重要業績評価指標)に重点を置き、対象サイトの評価を分析するなど、幅広い使い方ができます。

 

CMS(Contents Management System)

CMS(Contents Management System)とは、Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理するシステムのことです。

CMSを導入することで、Webページの作成や更新を楽に行えます。Webページ作成や更新に関する専門知識がなくても、CMSの操作方法を覚えるだけでWebページの更新が可能です。

社内での業務は増えますが、外注に比べてコストパフォーマンスが良いのも特徴です。社内で業務を完結させることができるため、緊急時でも即座に対応できるメリットもあります。

 

ATS(Applicant Tracking System)

ATS(Applicant Tracking System)とは応募から採用までの人事担当者が行う業務を一元管理する採用管理システムのことです。これにより、応募者データの管理やメールの自動送信、応募データの分析、進捗管理などの採用活動を円滑に進められます。

今後、ATSによる採用活動の効率化・自動化が進むことで、人事担当のコスト削減や時短を実現できるでしょう。

 

まとめ

採用サイトの効果測定を行うことで、問題点や課題を容易に洗い出すことができるようになります。また、効果測定を行うツールを導入することで、採用活動を効率化できます。

効果測定が困難な場合は、外注をすることもひとつの手です。自社に合った運用方法を見つけ、採用サイトを最大限に活用しましょう。

注目コンテンツ

まずはお気軽にご相談ください。
採用サイト制作のプロが御社に最適な
採用サイト制作をご提案します。