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採用サイトはなぜ重要?データから見る採用活動への効果

会社に新たな人材を迎え入れたいとき、さまざまな方法が考えられます。情報誌や転職サイトに求人情報を掲載するのが一般的ですが、自社の採用サイトも重要なファクターであることをご存じでしょうか。

この記事では、採用活動を行うにあたり、自社の採用サイトがいかに大切であるか、データとともに解説します。

 

採用サイトはどれくらい見られている?

採用サイトの重要性を知るためには、求職者から見た需要について把握しましょう。ここでは、どのくらいの求職者が採用サイトを閲覧しているかを示したデータから紹介します。

 

求職者の約8割が採用サイトを閲覧している

リクルートが2019年に行った調査によると、求人メディアを利用する求職者の78%が、企業の採用サイトを閲覧しています(母数1,238)。実に、5人のうち4人の求職者が、仕事を探すにあたって採用サイトを閲覧していることになります。一昔前と比べて社会情勢が変容した現代、仕事探しに多種多様な方法がある中で、この割合は非常に高いといえるでしょう。

 

「応募意欲が高まった」と感じる閲覧者は約6割

同調査では、採用サイトを閲覧した求職者のうち、約6割の求職者が「応募意欲が高まった」という結果も明らかになりました(「応募意欲が高まり応募した」または「応募意欲が高まったが応募しなかった」と回答した合計の割合)。この結果から、求職者にとって採用サイトは、応募意欲に大きく影響する重要なファクターであることが見て取れます。

 

求職者が採用サイトを見る理由は?

多くの人が採用サイトを閲覧していることがわかりましたが、求職者は具体的に何を求めてサイトを訪れているのでしょうか。求職者が求める情報がわかれば、採用サイトの制作やリニューアルを行う際、どのようなコンテンツを掲載したらよいかの参考にもなります。

この項では、求職者が採用サイトを閲覧する理由について、引き続きリクルートの調査をもとに読み解いていきます。

 

求人内容を詳しく知りたいから

新たな仕事を探しているからには、詳細な求人情報を知りたいと考えている求職者が多いでしょう。募集ポジションや業務内容、給与・福利厚生などの待遇といった、基本的でありながらも欠かせない情報を、まずはチェックしたいようです。残業時間についての情報や、応募にあたって必要な経験やスキルについても同様に、求職者が特に知りたい求人内容となります。

採用サイトを制作する際は、これらの情報をなるべく詳細に、かつわかりやすく示すことが求められます。採用後に、掲載されている内容と実態が異なる、というトラブルが起こることもあるため、透明性を持たせた正確な情報提供を心がけましょう。

 

企業の信頼性を確かめたいから

求職者にとって、応募を検討している企業が信頼に足る企業かどうか見極めることも、採用サイトを閲覧する目的の一つです。社会的に信頼を得ているか、コンプライアンス面に問題はないかといったことを、客観的な目線から求職者は見ています。

採用サイトだけでは判断が難しい場合、コーポレートサイトをあわせて閲覧し、これまでの業績や沿革について確認することもあるでしょう。

前述したように、掲載する情報にはすべて透明性がなければなりません。具体的な数字やデータを用いて説得力を高められれば、明確な根拠に基づいた情報であることを求職者に訴えられます。

 

求人情報の正確性を知りたいから

自社の採用サイトとあわせて、タウンワークやIndeedといった求人メディアでも人材募集を行っている企業は多いでしょう。これらの求人メディアは多くの人の目に留まりやすいため、採用サイトのみを運用する場合と比較して、応募数の増加が期待できます。

 

ただし、複数の場に求人情報を掲載する場合、掲載内容を統一しなければならないことには注意が必要です。採用サイト上の求人情報と、他媒体に記載されている内容の間に少しでも相違があると、求職者に混乱と不信感を与えてしまいます。

ただし、異なるポジションを同時に募集する場合は、業務内容などが当然変わってくるため、この限りではありません。同ポジション・同職種の募集を複数媒体で行う場合は、必ず情報を統一する必要があります。

 

なかには、企業に関する口コミサイトや転職サイトに記された、企業の実態まで知ろうとする求職者もいます。「採用後、いざ働いてみると求人内容と全然違った」こんな書き込みがあれば、応募を回避してしまう人がいても不思議ではないでしょう。

求人情報の正確性は、人材採用の成功可否のみならず、企業としての信頼にも関わるため、決して軽視してはならない要素であるといえます。

 

採用サイトを制作するその他のメリット

ここまで、採用サイトの重要性について見てきましたが、どちらかといえば負の側面、注意しなければならない点に関する解説が主でした。重要だからこそ慎重に運用すべき、ということでもありますが、うまく活用できればその効果は絶大であるともいえます。

この項では、採用サイトを制作することで得られるメリットについて、3つの観点から紹介します。

 

採用のミスマッチを防げる

採用のミスマッチを防止できることは、非常に大きなメリットです。採用サイトにアクセスする求職者は、企業に対し、すでに一定の興味を有している傾向にあります。採用サイトを通じて、自社を深く理解してもらい、企業と求職者のマッチング度合いが高まれば、採用のミスマッチはおのずと減るはずです。

他媒体では掲載していない(できない)情報を盛り込むことで、採用サイトが持つ優位性は一層高まり、採用ミスマッチの防止効果も増すでしょう。

 

デザインやレイアウトの自由度が高い

求人メディアやその他の求人広告と違い、自社の採用サイトにはデザインの制限が一切ありません。サイト全体をカラフルなテーマにしたり、動画やアニメーションを挿入したりと、外観のカスタマイズが可能です。工夫次第で求職者の興味を惹きつけられますし、他社採用サイトとの差別化にもなります。

デザインにはどうしてもセンスが問われるため、自社のみではよいものを作るのに苦戦することもあるでしょう。そういった場合は、制作会社にデザインを委託するのも一つの手です。

また、画像やフォントなどの素材を使用する際は、著作権を侵害しないよう注意を払う必要があります。フリー素材もうまく活用しつつ、オリジナルの採用サイトを構築しましょう。

 

コストパフォーマンスが高い

求人メディアで求人情報を公開するとき、必ず掲載料金がかかります。短期間しか掲載できないことが多く、多額のお金を使ったにもかかわらず、満足のいく結果が得られない場合もあるのが現状です。

もちろん、採用サイトを製作するのにもコストはかかりますが、自社で制作を行う場合は安価で完成させられます。外部に制作を委託する場合は、自社制作と比較してコストがかさむものの、そのぶん成果物のクオリティに期待できるでしょう。

採用サイトは一度作成してしまえば、更新を加えながらずっと運用できるため、長期的な視点で見てもコストパフォーマンスは高いといえます。自社をよく知ってもらったうえで採用ができるため、入社後の定着率も高まるはずです。

 

まとめ

この記事では、採用サイトの重要性について、データを交えながら解説しました。ここでご紹介したデータは、求職者の意見のうち、ほんの一部をまとめたものです。それでも採用サイトは、求職者の応募意欲を大きく左右する大切な要素です。

魅力的な採用サイトを制作したうえで、応募までの導線をしっかりつなぎ、人材採用を成功させましょう。

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