- 新卒採用
「ブラックな企業」としてアピールする採用サイト。
今回は、一見怖いと感じてしまうような「ブラックな」採用サイトをご紹介致します。
TOMORROW GATEという企業の2017年新卒採用サイトは、全体的にブラックを基調とした、「ブラックな企業」ではブラックな企業であることをアピールしています。
あくまでも、「ブラック企業」と、「ブラックな企業」は別物であると宣伝しており、TOMORROW GATEは「ブラックな企業であると位置付けています。
さて、一体どんな企業なのか、どんな風に「ブラックな」企業なのか、気になってきませんか?
代表からのメッセージは、ブラックな企業を新たに定義する
エントランスを抜けると、
「世界一変わった会社で 世界一変わった社員と 世界一変わった仕事を創る。」という企業の目標が現れます。
それから、その下にスクロールすると、代表からのメッセージが表示されます。
ここで、「ブラック企業」・「ブラックな企業」の違いについて説明していますが、「ブラック企業」という現代では関心の高いキーワードにからめ、
「悪ではないブラックな企業」という、新たな定義で会社をアピールしているところが、逆にサイトを訪問する学生の注目を集めることに効果的に作用しているのかもしれません。
「約3分間、慎重に未来をスクロールし、考えよ。」と強調されたメッセージに促され、サイトを訪問した学生は次のページへ進んでいきます。
アピールポイントもブラック?
この採用サイトのアピールポイントとして、PRしているエピソードが、「終電ギリギリまでの仕事」、「辞められない会社」、「家族にまで広がる干渉」です。
実際に見て頂いた方が面白いため、敢えてここではそのエピソードについての説明を控えておきたいと思います。
しかし、まったく説明しないわけにはいかないため、簡単にご説明いたしますと…
かなりホワイト(かもしれない)展開が待っています。
「世界一変わった社員」として紹介する社員たち
ブラックなイメージを醸し出す社員の画像を前面に表示し、社員一人一人にキャッチコピーをつけて紹介している社員紹介文を表示しています。
そして、キャッチコピーの下には、紹介されている社員がどんな人材なのかということを紹介する、紹介文があります。
さらに、脳内説明という一文をクリックすると、個人個人の個性的な人間性を紹介する、面白人材紹介文が現れます。
企業の仕事に関するデータを公開するコンテンツ
企業としての価値判断基準や事業内容、社風、案件内容などが、性格診断のグラフの様に表示されているコンテンツですが、
こんなコンテンツがあれば、中小的でも、入社後にどんな仕事をすることになるのかということがイメージしやすいかもしれませんね。
また、その下には、「今後展開したい計画たち」として、
企業が考えている面白い計画が紹介されています。