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採用サイトのメリットは?デメリットと併せて解説

従来では採用活動と言えば、新聞や雑誌などの媒体に求人広告を掲載するか、学校を訪問して学生に直接企業を紹介するか、採用エージェントを利用するかのいずれかでした。どれも一長一短がありますが、採用担当者の負担が大きかったり、時間と労力を要したり、費用対効果があまり高くなかったりといった課題がありました。そこで従来型の採用活動に代わるものとして近年採用する企業が多くなっているのが、インターネット上に掲載する採用サイトです。ワークライフバランスが2023年に実施した調査によると、97.8%の企業が採用サイトを保有しているとのことです。ほとんどの企業が採用サイトを保有しているわけですが、採用サイトにはメリットもデメリットも両方あります。本記事では、採用サイトのメリットとデメリットについて解説します。

採用サイトとは

採用サイトとは、企業が新しい従業員を募集するために求職者に向けて自社の魅力を伝え、応募を促すためのWebサイトのことです。従来の求人広告のように求人情報を掲載するだけではなく、企業理念やビジョン、事業内容、社風、福利厚生、社員インタビューなど、求職者が応募する企業を選ぶ際に重要な情報も記載します。採用サイトには求人情報や企業情報の他にも、求職者がオンラインで応募できるように、エントリーフォームや履歴書のアップロード機能を提供しているものもあります。また、多くの企業では採用サイト内にFAQセクションを設置しており、これにより求職者が持つであろう一般的な質問に対する回答を提供し、応募プロセスの円滑化が可能です。

採用サイトのメリット

ここでは採用サイトのメリットとして4つ挙げます。

採用候補者の質を向上させられる

上述と一部重複しますが、採用サイトでは企業理念やビジョン、事業内容、社風、福利厚生などを詳細に求職者に伝えることが可能です。求職者は採用サイトを通して企業について深く理解することで、自分に合った企業かどうかを判断できます。その結果、自社のビジョンや理念に共感し、自社にマッチして期待に応えられる質の高い候補者が集まりやすくなるのです。また第一線で働いている社員のインタビューや成功事例を掲載することで、自社の実際の働き方や雰囲気を伝えられます。これにより自社の実情を理解したうえで応募する質の高い候補者が集まりやすくなります。採用校候補者の質を向上させるには、企業理念やビジョンを明確に伝える、事業内容を分かりやすく説明する、社風を具体的に伝える、求人情報を定期的に更新するといった施策が効果的です。

採用コストを削減できる

採用サイトがあれば、求人情報や企業情報を一括して掲載でき、従来の求人媒体に掲載する求人広告費や、採用エージェントに支払う手数料や成功報酬料などの採用コストの削減が可能です。採用サイトを使って自社で採用活動を行うことで、外部に支払う費用を大きく削減できるわけです。また採用担当者が求人情報や企業情報を求職者に説明する時間・手間などの内部コストも削減できます。採用サイトでも制作・運用のための初期費用とランニングコストがかかりますが、一度制作すれば毎月のサーバーレンタル費用、ドメイン費用、セキュリティ対策費用くらいしかかかりません。コンテンツを更新する際は別途コンテンツ更新費用がかかりますが、これはそう頻繁にはないでしょう。

応募者の数を増やせる

採用サイトは常にオンライン上にあるため、時間や場所に関係なく24時間・365日いつでもアクセス可能です。これにより、多くの求職者に情報を届けられ、求職者は自分の都合に合わせて応募できるため、応募のハードルが下がり、応募者の数を増やすことが可能になります。また、世界中のどこからでもアクセスできるため、地域に限定されない広範な求職者を引き付けることが可能です。これに加えて採用サイトに適切なSEO(検索エンジン最適化)対策を施せば、求人情報が検索エンジンで上位に表示されやすくなり、より多くの求職者の目に留まるようになります。昨今ではスマートフォンやタブレットを使ってWebサイトを閲覧する人も多いため、モバイルフレンドリーなデザインにすれば、求職者の利便性が向上し、応募者数の増加を期待できます。

企業ブランディングを強化できる

採用サイトは、企業の魅力をアピールする場としても活用可能です。企業のミッション、ビジョン、価値観、強みや個性、働き方などを積極的に発信することで、求職者は企業のアイデンティティを理解しやすくなり、企業ブランディングを強化できます。例えば第一線で働いている社員のインタビューやキャリアストーリーを掲載すれば、具体的な働き方や雰囲気をリアルに伝えられ、これによってポジティブなブランドイメージを構築可能です。また写真や動画などのビジュアルなコンテンツを活用すれば、企業の職場環境やイベントの様子を視覚的に伝えられ、これによって求職者に強い印象を与えて、ブランドの認知度を高められます。魅力的な採用サイトは、企業に対するポジティブな印象を強化します。

採用サイトのデメリット

採用サイトには上記のようなメリットがある一方で、下記のようなデメリットもあります。

一貫性の維持が難しい

コーポレートサイトと採用サイトを別々のメンバーが管理している場合では、デザインやメッセージの一貫性を維持するのは難しい場合があります。採用サイトでは求職者にとって重要なさまざまな情報を掲載していますが、これらの情報がコーポレートサイトや他の情報と整合していないと、求職者は企業に不信感を抱くかもしれません。例えば採用サイトでフレックスタイム制を導入しているとアピールしているのに、面接で実際にフレックスタイム制を利用するのは難しいと説明した場合、企業の信頼感が損なわれかねません。採用サイトの一貫性を維持するためには、掲載する情報を事前に整理して整合性を確認する、各担当者の間で情報を共有する、採用サイトの掲載内容を必要に応じて更新するなどの注意が必要です。

効果が出るまでに時間がかかる

採用サイトの認知度があがるためには検索エンジンで上位に表示されなければなりませんが、上位表示を獲得するまでには時間がかかります。上位に表示されるようになったからといって、すぐに応募者の数が増えるわけではなく、効果が出るまで数ヶ月、場合によっては数年かかる場合もあります。採用サイトの効果は、企業の知名度や業界・職種、掲載内容によっても差が出るため、それを見越した運用が必要です。知名度の高い大手の企業や、人気の高い業界・職種であれば比較的短期間で効果が出る可能性はあるでしょう。しかし知名度の低い中小企業や、人気の低い業界・職種では効果が出るまでには長い期間を要するでしょう。早く効果を出すには、SEO対策をする、SNSなどを活用して認知度を高める、求人情報の鮮度を高く保つなどの工夫が必要です。

リソースが分散される

採用サイトを管理・運営するためには、人材、時間、コストをいったリソースが必要です。採用担当者は採用サイトを立ち上げ、維持・管理・更新していくために時間と労力を割かねばなりません。また採用サイトの管理には専門知識が必要で、コーポレートサイトを管理しているチームからリソースを割かねばならないこともあります。これらの理由からリソースが分散されてしまい、他の採用活動に注力する時間が減ってしまったり、全体の運営効率が低下したりしてしまう可能性があります。社内のリソースが不足している場合は、外部に委託する方法もありますが、費用対効果を慎重に見極めなければなりません。採用サイトを導入する前に自社のリソースを考慮し、運用できるかどうかを検討・判断することが必要です。

効果測定が難しい

採用サイトの効果を測定する指標としては、アクセス数、PV数、平均滞在時間、離脱率、応募者数、採用単価などがありますが、これらの指標は採用サイトの効果を直接示すわけではありません。またこれらの指標は採用サイト以外にも影響を受けるため、正確に評価するのは難しい場合があります。例えばアクセス数が多くても応募者の数が増えていない場合は、採用サイトが効果的に機能していないのかもしれません。応募者の数が増えても採用単価が高い場合は、費用対効果が低いのかもしれません。採用サイトの効果を正しく測定するためには、さまざまな指標を分析し、それぞれの指標が何を意味していて何の影響を受けているのかを理解することが必要です。

まとめ
採用サイトのメリットは上記で挙げたもの以外にも、採用活動を効率化できる、優秀な人材を早期に獲得できる、従業員の定着率を高められるといったものもあります。もちろん、情報セキュリティ対策が必要、求人情報の鮮度を維持しなければならない、採用担当者や企業広報の担当者間で情報を共有・連携する必要があるなどの課題もあります。採用サイトは、有効な採用ツールですが、万能ではありません。採用サイトを導入するにあたっては、メリット、デメリット、課題を理解し、自社にとって最適な運用方法を採用することが大切です。採用サイトは、求職者の情報収集行動の変化や採用競争の激化などから今後も重要性を増していくことでしょう。

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