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26卒向け採用サイトのポイントとは?採用サイトの基礎知識と併せて解説

2026卒の新卒採用で採用サイトは大きな役割を持ちます。近年、人材不足の影響を受けて新卒採用の競争も激化傾向にあるため、効果的な採用サイトの用意は欠かせません。
本記事では26卒向け採用サイト制作のポイントについて解説します。

26卒 採用サイト制作のポイント

26卒向け採用サイトを制作する際は5つのポイントを意識するのが必要です。以下が各ポイントの解説です。

インターンシップ情報を掲載する

学生の多くがインターンシップに参加して、企業・業務内容を理解したいと考えているため、インターンシップ情報の掲載が必要になります。具体的にはインターンシップの募集内容のほか、参加者の声など応募者の関心を高める情報を提示しましょう。インターンシップは企業の認知度を高める役割ももつため、採用サイトに情報を掲載すれば、より企業の理念や文化をアピールできます。

オンライン選考の対策をする

近年、主流となっているオンライン選考の流れについても、分かりやすいように掲載するのがおすすめです。採用サイトを閲覧した応募者がスムーズにオンライン選考に参加できるよう、オンライン選考に関係する情報も提供しましょう。例としては、応募者が選考の準備がしやすいよう、選考時に使用するオンラインツールの種類や使用方法の提供を行う、などが挙げられます。また、応募者のオンライン環境が選考に参加可能な環境であるかを確認しやすいよう、模擬面接やネット環境の技術的サポートを提供するのもおすすめです。

分かりやすいサイトデザインにする

サイトが閲覧者にとって見やすく、利用しやすければ、閲覧者の満足度を向上させられて、応募に繋げられます。サイトのデザインはシンプルにし、応募者が求めている情報にスムーズにたどり着けるように情報の整理も必要です。また応募者はパソコンのみならず、スマートフォンやタブレットでもサイトを閲覧する可能性があるため、どの媒体でも閲覧・利用しやすいデザインに工夫しましょう。

学生目線を意識する

学生目線の情報は信頼性が高いため、掲載すればサイト全体の信頼性向上に繋がります。実在する学生の体験談や感想といった情報は新卒学生にとって実用的でニーズも確かです。例えば、実際にインターンシップに参加した学生の意見・アドバイスなどは、ほかの学生にも役立つ有益な情報となるでしょう。採用サイトが学生のニーズを満たせれば、サイト利用の意欲も向上し応募に繋がります。

最新かつ正確な情報を提供する

採用サイトに掲載される情報は、応募者にとって最新で信頼できる情報の必要があります。掲載する情報の鮮度と正確性を高く保てれば、サイトの信頼性を確保可能です。掲載する情報は常に最新の情報となるよう、定期的に更新しましょう。また、誤字脱字のチェックも欠かさないようにし、サイトの品質を高く維持するのが重要です。

26卒 採用サイトのコンテンツ例

実際に採用サイトに必要なコンテンツの種類について紹介します。以下が各コンテンツの解説です。

基本的な情報

採用サイトの目的は「応募してもらう」であるため、学生が判断に困らないよう、記載すべき情報があります。以下が主な必須情報です。

・会社概要・募集要項・応募方法と選考フロー

なお募集要項については、応募者に求める資格や能力、性格のほかにも、入社後にどのように活躍してもらいたいかなども記載しましょう。条件を詳細に指定すればミスマッチ人材の応募を防止できます。

学生のニーズに沿った情報

学生が求めている情報を記載すれば、学生の企業に対する疑問や不安を解消可能です。多くの学生が「給与や福利厚生」「業務のイメージ」に注目しているため、学生が入社後に自身が働いている姿をイメージできる情報を記載しましょう。具体的には以下の情報がおすすめです。

・福利厚生・1日の業務の流れ・社員インタビュー・業務風景

応募を促すコンテンツ

採用サイトには学生が知りたい情報だけでなく、企業側が求める人材に対して訴えかけたい情報の記載も必要です。企業の思いを提示すれば、応募者母集団の質の向上に繋げられます。ターゲット人材から「自分の価値観に合っている」や「この企業で活躍したい」と思われるような、メッセージ性のあるコンテンツを用意しましょう。以下がコンテンツ例です。

・企業理念 ・代表メッセージ ・求めている社員像

ミスマッチを防止するコンテンツ

入社後のミスマッチの要因となるのは「人間関係」や「労働環境」のため、事前に防止できるコンテンツを用意しましょう。代表的なのは「社員座談会」と「新入社員インタビュー」になります。社員同士の対談を書き起こしす社員座談会は、会話の様子から職場の雰囲気を感じてもらえるでしょう。またテキストではなく、動画にして掲載するのもおすすめです。入社後のリアリティのある情報を述べる新入社員インタビューでは、実際の働き方や仕事でのエピソードなどから、入社後の自身のイメージをしてもらえるでしょう。なお、インタビュー内容は良く見せようとするのではなく、自然体である必要があります。

他社との差別化用コンテンツ

採用サイトは他社の採用サイトとも比較されるため、サイト閲覧者に確かなインパクトを残し、応募へと促す必要があります。自社サイトを閲覧してくれた学生は、選考フローへ進む可能性が高いため、独自性のあるコンテンツで選考へと背中を押すのが効果的です。例として以下のコンテンツがあります。

・売上高や男女比、平均残業時間などをまとめたグラフ ・オフィスツアーや業務風景の動画

26卒 採用サイトの注意点

採用サイト制作に取り組むにあたり注意したいポイントについて、以下で解説しましょう。

ターゲット像を明確にする

採用サイト制作のはじめに、採用ターゲットとなる人物像を明確にします。例えば「コミュニケーション能力が高い人」と大まかな定義でなく、「会議で積極的に意見ができる人」といったように具体的にするのが重要です。どのような場面でどのような活躍をしてもらいたいのか、事前に明確にしておきましょう。

サイトの分析を実施する

採用サイトは作成して放置するだけでなく、サイトの効果測定をする必要があります。「Google Analytics」などの分析ツールを活用し、学生に見てもらいたいページを見てもらえているか、また見られていないページがどれか、といった点を正確に把握しましょう。分析で得られた情報は期間を決めて記録し、結果をもとにサイト改善を行う必要があります。

他媒体と情報の整合性をとる

企業サイトや求人広告など、ほかの自社コンテンツ間で掲載情報が異ならないように整合性を取りましょう。採用サイトの情報と他コンテンツの情報が異なっていると、学生の不安を高めてしまい応募に至らない可能性が高まります。また採用サイト制作をきっかけに、他自社コンテンツ内の情報を見直すのもおすすめです。

まとめ

ここまで26卒向け採用サイト制作のポイントとサイトコンテンツ例、サイト制作における注意点について解説してきました。効果的な採用サイトを作成するうえでは、学生のニーズを常に意識して考えるのが重要です。本記事で紹介したポイントを参考に、26卒向け採用サイト制作に取り組んでみましょう。

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