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「応募が来ない…」を解決! 採用サイトの改善チェックリスト10項目

「採用サイトを作成したのに、応募が来ない」とお困りの採用担当者はいらっしゃらないでしょうか?
思ったように応募が集まらないのは、サイト設計やコンテンツに問題がある可能性があります。

そこで、この記事ではリニューアル前後に使える改善チェックリストについて紹介します。
以下の10項目を紹介するので、リニューアルの方針やリニューアル後のチェックにぜひご活用ください。

 

①仕事内容や社内の雰囲気が伝わるか
②分かりやすいデザインか
③スマートフォンでも快適に閲覧できるか
④表示速度は適切か
⑤自社に合ったアプローチができる設計か
⑥応募プロセスが分かりやすいか
⑦情報提供がクライアント目線になっていないか
⑧定期的に最新情報を提供しているか
⑨SEO対策は不足していないか
⑩サイトがブランドイメージと乖離していないか

 


 

情報の伝わりやすさ

採用サイトでは、求職者にスムーズに情報を伝えることが大切です。仕事内容や社内の雰囲気が伝わるか、分かりやすいデザインかをチェックしましょう。

 

①仕事内容や社内の雰囲気が伝わるか

仕事内容や雰囲気が伝わらないと「仕事で何をするか」「自分のスキルを活かせるか」などが分からず、不安や不信感を与えてしまいます。ミスマッチを防ぐためにも単純に仕事内容を列挙するだけでなく、やりがいやキャリアプランなど情報も記載しましょう。

また、実際に働いている社員の写真を掲載し、職場の雰囲気を伝えることも大切です。仕事内容や社内の雰囲気を伝えて、働くイメージの解像度を高めましょう。

 

②分かりやすいデザインか

ユーザーは求めている情報が見つからないとすぐにサイトを離脱してしまいます。求職者がスムーズに情報が引き出せるよう、使いにくいボタン配置になっていないかチェックしましょう。

また、文字が見やすい配色に配慮することも大切です。分かりやすいデザインで、応募者の離脱を防ぎましょう。

 

ユーザビリティの最適化

採用サイトでは、求職者が快適に情報収集を行える環境を整えることが大切です。スマートフォンでも快適に閲覧できるか、表示速度は適切かをチェックしましょう。

 

③スマートフォンでも快適に閲覧できるか

昨今の情報収集は、スマートフォンで行うことが主流です。スマートフォンからの表示最適化(スマホフレンドリー)がユーザビリティを満たす条件になっています。採用サイトをスマホから閲覧した時にレイアウトが崩れていないかチェックしましょう。

また、画像や文字が見にくくなっていないか、操作しにくくないか確認することも大切です。スマートフォンでも快適に閲覧できるようにして、情報収集の現状に対応しましょう。

 

④表示速度は適切か

2018年にGoogleが発表した調査結果ではサイト表示に3秒かかると、1秒の場合と比較して直帰率が32%上昇するとされています。
Google PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)などのツールで表示速度をチェックしましょう。得点はPCで80点以上、スマートフォンで40点以上が目安です。
ストレスの無い表示速度で、直帰を阻止しましょう。

 

コンバージョン率を高めるサイト設計

採用サイトでは、企業側が求職者に期待する行動をとってもらえるサイト設計になっているかも大切です。
自社に合ったアプローチができる設計か、応募プロセスが分かりやすいかをチェックしましょう。

 

⑤自社に合ったアプローチができる設計か

採用サイトの設計はつい、大手や人気企業を参考にしたくなります。しかし、中小企業の場合、これらの企業の真似をしてもうまくいかないことがほとんどです。たとえば、大手や人気企業では、情報ごとに別ページに遷移させるなどの、段階的に情報提供しながらサイト内を回遊させて興味を高めていく設計が取られることがあります。

しかし、このような設計は、認知度やブランド力があってこそです。求職者の注目が集まりにくい中小企業では、一目で必要情報を把握できる設計の方が求職者のニーズに適しています。
自社の採用戦略に合ったアプローチができる設計になっているか、チェックしましょう。

 

⑥応募プロセスが分かりやすいか

応募までの手続きが複雑だと、求職者が途中で応募を断念しかねません。求職者がスムーズに応募できる設計にすることが大切です。
応募手続きは1ページ内で収まるようになっているかチェックしましょう。必要書類や様式のダウンロードは一カ所にまとめます。

また、混乱を避けるため、何のために必要かを明記しておくことも大切です。応募プロセスを簡略化して、求職者にコンバージョンを促しましょう。

 

提供情報の最適化

採用サイトは、求職者にニーズがある新情報を定期的に提供することも大切です。情報提供がクライアント目線になっていないか、定期的に情報更新が行われているかチェックしましょう。

 

⑦情報提供がクライアント目線になっていないか

企業は普段からクライアント向けのビジネスを展開しているため、採用サイトもクライアント目線で作成してしまう傾向があります。たとえば、採用サイトで事業紹介やサービス内容などのコンテンツを作らず、代わりにコーポレートサイトへ遷移させる構成をよく見かけます。

しかし、コーポレートサイトはあくまでクライアント向けに作られたページです。「求める人材に企業で働いてもらうために事業内容を紹介する」という視点では作られていないので、求職者には説明不足と判断されがちです。クライアント目線で作られていないかチェックして、求職者視点の情報提供を心がけましょう。

 

⑧定期的に最新情報を提供しているか

採用サイトの更新には手間がかかります。そのため、中小企業などでは一度採用サイトを作成したら、定期的な見直しや更新が行われないことも少なくありません。

しかし、採用情報の定期的な更新は重要です。情報が更新されていないと求職者は、企業の現状や文化、採用への積極性などに不安を感じてしまいます。
不安を払拭するためにも、定期的に最新情報を提供することが大切です。
情報の鮮度と信頼性が高いことをアピールできるように更新頻度を見直しましょう。

 

Web対策の最適化

採用サイトの応募不足を解消するには、サイト自体の改善だけでなくWeb対策をすることも大切です。SEO対策は不足していないか、ブランドイメージの乖離がないかをチェックしましょう。

 

⑨SEO対策は不足していないか

SEO対策が不足していると、検索で上位表示されないため、求職者に採用サイトを見つけてもらえない可能性があります。
まずは、Googleで「(自社名) 採用サイト」と検索してみましょう。検索一ページ目で自社サイトが表示されない場合、SEO対策が不足している可能性が高いです。多くの求職者は、求人広告サイトを利用して気になる企業をピックアップし、その後、検索エンジンから各企業の採用サイトを訪問する傾向があります。

しかし、上位表示されてない企業は探すのに手間がかかり、信頼性も低く評価されてしまいがちです。結果、応募候補から外されてしまうこともしばしばです。
しっかりとSEO対策を施し、求職者がスムーズに採用サイトへ流入できる仕組みを整えましょう。

 

⑩サイトがブランドイメージと乖離していないか

求職者は採用サイトを通じて企業の文化や価値観を判断するため、サイトのデザインがブランドイメージと乖離していると、ミスマッチや応募意欲の低下につながりかねません。

サイト全体の配色がブランドイメージと一致しているかチェックしましょう。その上で、統一感のある色使いを目指します。一般的にはベースとなるカラーコードを1つ決め、それを基準にしたグラデーションで使用する色を決めることが多いです。

また、フォントにも注意が必要です。各フォントで与えるイメージが大きく異なります。一例としては明朝体なら「伝統的」、ゴシック体なら「現代的」といった例が挙げられます。迷った場合、汎用性と視認性が高い「Noto Sans」「游ゴシック」がおすすめです。
ブランドイメージを合わせて、求職者の共感と信頼を高めましょう。

 

まとめ

採用サイトに応募が来ない要因を断定するのは容易ではありません。
しかし、チェックリストで浮き彫りになった問題点を一つ一つ解消していけば、着実に応募者が集まる採用サイトに近づけます。

ぜひ、改善チェックリストを求職者にとって魅力的なサイト作りに活用してください。小さな積み重ねが「応募が来ない」を解決し、採用成功への第一歩につながるはずです。

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