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「どうしたら学生が説明会参加から選考に進むのか」

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インターン生のTです。

 

今回は「どうしたら学生が説明会参加から選考に進むのか」について、就職活動を終えたばかりの立場として生きた情報をお伝えできたらと思い記事を書かせていただきます。

 

前回は『エントリーから説明会参加までのフェーズで、学生の離脱を防ぎ興味を持ってもらうためにはどうすべきか?』という内容で書かせていただいたのですが、
引き続き、今回は『説明会参加から選考参加のフェーズ』です。

 

就職活動を始めたばかりの頃の私は、媒体(リクナビ・マイナビ)もしくは採用サイトから、説明会へ参加を決める基準として「事業への関心、やりたい職種、会社の立地、給料、直感」を挙げていました。

 

その後、説明会から選考へ進む企業の基準として、
「説明会での社員との相性(感覚的なもの)、事業への関心度、働くイメージが持てるか、働くことに楽しみを見出すことができそうか、なりたい将来像に近づくことができるか、直感」

といった基準で考えていました。

でなければ、面接へ進んでも、志望動機や入社後にやりたいこと・実現したいことが自分の言葉でしゃべることができません。お互いの時間が無駄になってしまいます。

 

画像は、株式会社リクルートが、就職先決定者および就職活動継続中の学生を対象に行ったアンケートです。

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(出展 https://www.recruitcareer.co.jp/news/2016/02/16/20160216_01.pdf )

「就職活動開始時」と「12月時点」を比較してみると、就職活動開始時期は、興味のある業種から始まり、12月時点では誰と働くか(一緒に働きたいと思える人がいるかどうか)を重視するように変化しているのがわかります。

同時に「勤務時間・休憩」も3,1ポイント上昇しています。これは、就職活動を始めたばかりで働くことを具体的にイメージできなかった学生が、企業選別を重ね、実際に自分が働くこと具体的にイメージした時、プライベートを大事にしたいという考えから上昇したものではないでしょうか。

 

こちらは株式会社ディスコのキャリタスリサーチによる「就職先企業の選択基準」です。

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(出展 http://www.disc.co.jp/uploads/2016/08/17monitor201608.pdf

選考開始前の1月に重視していた上位3つが、選考を開始後の8月には、

「将来性がある」(1位→4位)  「給与・待遇が良い」(2位→7位)

「福利厚生が充実している」(3位→5位) に下がっているのがわかります。

 

対して、8月の上位3つを見ていると、

「社会貢献度が高い」(9→1位)「職場の雰囲気が良い」(4→2)

「仕事内容が魅力的」(7→3位)

 

と、条件面から実際に働く姿をイメージしたものへ重要度がシフトしているのがわかります。

合わせて、給与など条件の充実よりも、ストレスなく自分の活躍できる職場で働こうという志向の学生がとても多くなっているのではないでしょうか。

 

周りの就職活動を終えた学生に聞いてみるとほとんどの学生が、一緒に働く人、働きやすさ、キャリアイメージを重視していました。

社会に出たことのない自分が「誰と、どのように働き、どんな将来があるのかをイメージできるか」ということが大事なポイントで、それを言葉にできると感じた時に面接へ参加する傾向があるとわかりました。

 

つまり、企業の採用活動において、採用ページであっても説明会であっても、学生にどれだけ働く姿をイメージさせることができるかによって選考の参加数もしくは真剣度が高まると思われます。

 

そのため、説明会では社員を紹介して会社を身近に感じてもらうことも効果的でしょう。

学生がエントリーから選考まで、離脱せず真剣に志望し続けるには、企業側も学生に働く姿を具体的にイメージさせるような取り組みをしていかなければなりません。

 

まもなく18年卒の採用活動の準備が始まると思いますが、それらを踏まえた上で採用サイトの制作しかり、採用活動を始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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