#Webデザイン
学生からWebデザイナーになってはじめて知ったこと


こんにちは!私事ではありますが、Webデザイナーになってから早1年半が過ぎてしまいました。時間が流れるのははやいですね。。デザイナーとして順当に成長できているのか、焦っている今日この頃です。。笑
さて、今回は「学生からWebデザイナーになってはじめて知ったこと」についてご紹介したいと思います。
学生時代は紙を専門としたグラフィックデザインを学んでいた私ですが、Webデザイナーとしてお仕事を始めてから「はじめて知った!」「もっとはやく知ってればよかった!」と思ったことが何点かありました。
これからWebデザインのお仕事を始める方や、グラフィックデザイナーの方でWebデザインもやってみようかな、なんて方にWebデザインを制作するにあたってのポイント、注意点などふくめてご紹介いたしますので、ご参考になれば嬉しいです!

単位が違う

グラフィックデザインで使われる単位は「Q(級)」。エディトリアルデザインなどでも扱われる単位ですね。
しかし、Web制作で使われる単位は「px(ピクセル)」です。
はじめてWebサイトを制作するにあたって、私は当然のように「Q」で作っていて、あとから間違いが判明して大変なことに。
そのあとの調整がめちゃくちゃ大変だったのが記憶に残っています。

「px」を意識したデザインが求められる

上記の単位の話につながることなのですが、Web制作では「px」を意識したデザインが重要となってきます。
もちろん文字もそうですが、コンテンツなどの大きさにも気をつけなければいけません。
なぜかというと、そのあとのコーディング作業が大変になってしまうからです!
デザイン時点で甘く見積もっていると、あとのコーダーさんにしわ寄せがいってしまいます。
コーダーさんに睨まれたくない方は(そういうことでもない)きちんと気をつけるようにしましょうね^^
簡単な例をあげるとするならば、シェイプの大きさを切りのいい整数にすること、でしょうか。。
Photoshop上でも、シェイプの大きさを整数にしないとふちがぼやっとしてしまいます。
めんどうくさいかもしれませんが、きちっと数字を整えると見た目もきれいなので、よりクオリティの高いものができますよ!

使えるフォントが限られる

印刷媒体ではたくさんのフォントを使ってデザインすることが多いです。
しかし、Webではそうとはいきません。
各ユーザーのパソコン環境によって左右されてしまうので、なるべくWebフォントを使うのですが何種類ものフォントを使用するとサイトが重くなってしまします。
スイスイ読めないサイトはイライラしてしまいますよね。
単純に統一感がなくなってしまうので読みにくいということもあり、ひとつのサイトにつき3種類ほどに収めることが多いと思います。
はじめてサイト制作したときはWebフォントのことも知らず、自分が好きなフォントで制作していたらいつの間にか他のフォントに修正されていて、そこで間違いに気づきました。(がーん)
Webフォントもたくさん種類ありますが、紙の方が圧倒的にフォントの自由度が高いです。
ときどきこのフォントが使えたら…!と頭を抱える瞬間があります。Webフォントのこれからに期待しておきましょう。。。。笑

文字詰めはしても意味がない

紙のデザインでは文字詰めというものが大変重要になってきます。
心地よい文字の間隔を意識して調節するだけで、洗練されたものが出来上がるからです。
しかし、Webサイトの制作ではデザイン上文字詰めしても、コーディングでは基本的に再現できかねるのでやっても意味がないのです。
ただただ作業時間を無駄にしてしまっているだけです。
癖でいまでも暇なときはやってしまうんですけどね…だって気になっちゃうんですもん…。
もちろん、バナーなど画像にするものはそのままの見た目で使えるので、文字詰めはおおいにありです!
ちなみに、文字間を調節する目を養いたい方は、下記のサイトで練習できるのでおすすめですよ^^
http://type.method.ac/

Zの法則とFの法則

紙面の世界では「Zの法則」、Webの世界では「Fの法則」とやらを意識しているみたいですね。
このアルファベットは、人の目線の流れを表しています。
デザインする上で、ユーザーが見やすいよう、読みやすいようコンテンツを配置していくことを心掛けなければいけません。
上記の法則を意識するだけで、デザインがはかどるかもしれませんね!

ファイル容量に気をつける!

画像はやはり画質がいいものを使いたいですよね。
画質がいいものは、容量が大きいということがほとんどだと思います。
私は「画質がいい=容量が大きい」で把握していたので、より大きい容量のものを選択すれば間違いはないと思ってたんです。
しかし、Webサイトは容量が多すぎると画像が表示されなくなったり、動作が遅くなったりしてしまいます。
なので少し圧縮させるなどの作業が必要になってきます。
軽ければ軽いことに越したことはないんですが、あまりにも画質が悪くなってしまっても見栄えが悪いので、そこはよい加減を判断しなければなりませんね。

おわりに

いかがでしたでしょうか!
長々と書いてしまいましたが、改めて、Webデザインって意外と制約が多いのかなあと感じました。笑
しかし、その制約の中で工夫を凝らしてデザインするのもデザイナーの腕の見せ所なのではないでしょうか。
これからWebデザインやるよ!という方は、ぜひ上記のことを意識してデザインに勤しんでくださいませ!

CONTACT

この度は当社へご興味お持ちいただき
ありがとうございます。
Webに関するお悩みございましたら、
是非一度お気軽にご相談ください。
平日10:00~19:00