こんにちは、こんばんは、おはようございます。
営業のSです。最近、寒くなってきましたね。
私はキンモクセイと、寒い日の冷たい空気が好きです(寒いのは嫌いです笑)。
まだ寒暖差もある季節ですので、天気予報はしっかりチェックし、朝から晩まで対応できる
ように気を付けましょう!
さて、今回は企画書、提案書の作り方を書いていきます。
それでは、行ってみましょう!
1.そもそも企画とは何か
はい、企画とはなんでしょうか?
社内での企画書上げろ、ですとか、お客様への資料(企画書)作っといて
と先輩から言われても、何をどうすればいいのか分からない。という方は多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、企画とは、「何かの課題を解決するための策」です。
なので、部屋が寒いときに、暖房をつけるのも、一つの企画なのです。
これは、「寒い、暖を取りたい」という課題に対して、
「暖房をつける」という解決策を提示しております。
難しく考えないでも、日ごろから皆さんは企画を行っているのです。
では、実際にもう少し踏み込んだ企画を考えてみましょう。
2.実際に企画を考える
ここから本格的に考えていきましょう。
貴方は、あるマーケティング会社に入った新入社員です。
お客様から、新たにエナジードリンクを発売したけれども、
売上が伸び悩んでいる、どうにかして売上を伸ばしたい。
というご依頼をいただきました。
どのようにしたら売れるでしょうか。
第一章で記載した、企画とは何かを当てはめて考えてみましょう。
課題:エナジードリンクを売りたい、売れていない
解決策(?):CMやネットの広告を出稿する
確かに、広告を出せばある程度反応はあるでしょうから、売上も増加するでしょう。
しかし、これでは課題解決したとは言えません。
こういった場合、課題を更に深堀する必要があります。
お客様の売上が伸び悩んでいるということは、複数原因が考えられます。
課題:エナジードリンクを売りたい、売れていない
⇒真の課題:エナジードリンクの美味しさ、効果・効能が伝わっていない
といったように、「売れない」の一言には隠れた真の課題があるのです。
ここから、解決策を考えてみましょう。
真の課題:エナジードリンクの美味しさ、効果・効能が伝わっていない
解決策:美味しさを伝える試飲会・頒布イベントを行う
効果を伝えるために、インフルエンサーさんを起用し、実際に試した感想を投稿してもらう
など、、、
より解決策が具体的になりましたね。
さて、次の段階では、資料に落とし込む作業をしていきましょう。
3.資料に落とし込む
流れとしては下記にて作成します。
①与件の整理
-背景
-課題
②対策と方向性
③課題に対する解決策
④具体的な施策
⑤スケジュール
⑥実績等の紹介、補足資料
上記の流れで資料を作っていきます。
①与件の整理
◆背景
・商品をリリースしたものの売れ行きが伸び悩んでいる
・売上を上げたい
◆課題
・商品の美味しさが伝わっていない
・効果、効能が知られていない
・商品名の認知が乏しい
②対策と方向性
◆対策
・まずは飲んでもらう
・名前が認知される施策を行う
◆目標
・売上5%、認知度10%アップ
③課題に対する解決策
・飲みたくなる仕掛けを作る
・SNSで名前をつぶやきたくなる施策を行う
④具体的な施策
・店舗に試供品を提供してもらうように手配する
・街頭にて商品頒布を行う
・Twitter、Instagramなどの各SNSで、タグをつけて投稿した人に、
人気商品プレゼントキャンペーンを行う
・インフルエンサーを起用して、実際に試した上で投稿してもらう
⑤スケジュール
・1枚にまとめてスケジュール表を提示
→キックオフ、企画1ヶ月間、施策展開3ヶ月、効果計測1ヶ月、その後の施策提示
⑥実績等の紹介、補足資料
・実績等を提示して安心感や、実際にやってくれそう感を演出するパート
・その他補足資料があれば提示
具体的流れは以上です。
企画をする際に辿ったものをそのまま資料化するイメージです。
軸がずれないように論理的に構築するといいでしょう。
4.最後に
企画は本来課題解決のためにあり、楽しいものです。
自らがこれは楽しい、好きだという熱意の伝わる企画になると、提案する相手に響きますので、
自分が楽しむことが重要です!(的はずれな企画はダメですよ、、、)
ここまで読んで「企画」や「企画書の作成」に対するイメージは変化しましたでしょうか。
少しでも、企画にとらわれる新人に響けば幸いです!
今回はここまで、また次回にお会いしましょう!