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意識するだけで「伝える力」を格段にUPさせる3つのポイント
伝える力の重要性
こんなこと言われたことはありませんか?
・何を言いたいのかわからない
・今話しているのってなんのこと?
・もう少しわかりやすく話して
…
またはこんな経験はありますか
・自分の想像したレスポンスが返ってこない
・伝達にミスがあり修正に手間がかかった
・相手から欲しい情報が手に入らない
…
これらの原因は相手だけでなく自分自身の伝える力の弱さが要因になっている可能性が高いです。
本人は確実に伝えたと思っていても相手の認識と齟齬がある場合、
伝えられた相手は本質から離れた場所でパフォーマンスしてしまいますし、伝えた本人はそのパフォーマンスに対し
「いや、そういうことじゃなくて…」となる場合が多々あります。
正確に人に伝えることができれば
何を言いたいのか伝わり、欲しい情報や結果を得やすくなり、伝えた相手のパフォーマンスも最大化してあげることができます。
それはお互いが振り出しに戻らず、または遠回りせずに実力を発揮します。それが信頼につながり
信頼につながった成果は大きな価値になるということです。
伝える力はビジネスにおいて必要不可欠で、普遍的な能力と言えます。
では何をどう意識すれば相手に伝わりやすい伝え方ができるのでしょうか。
今回は伝わりやすい伝え方の為に意識すべきポイントを3つ紹介します。
伝える力 3つのポイント
まず伝える力は次の3つから構成されています
・論理的思考(ロジカルシンキング)
・言語化能力
・非言語コミュニケーション
この3つが伝える力を構成する要素です。
そしてこれらの要素は、足し合う(+)のではなく、掛け合う(×)ことが大事です。
これは料理に例えるとわかりやすいです。
「自分がカレーを作る=話す内容の構成を作り、話す」として、「相手がカレーを美味しく食べる=伝えたいことが伝わった」と例えます。
先ほど出てきた構成要素3つは
・論理的思考=具材
・言語化能力=調理
・非言語コミュニケーション=盛り付け
と例えます。
良質な具材で、良質な調理で、良質な盛り付けをした場合、相手は美味しくカレーを食べるでしょう。
しかし、具材が腐れていたら…、調理が間違っていて味が極端に塩辛かったり…、盛り付けがグチャグチャだったら…
あまり気持ちの良いものではないです。1つでも質が0だった場合 全体の評価も0になりうる可能性があります。
これは例えの話でしたが、伝える力3つの要素に戻すと同じことが言えます。
論理的思考だけ0=何が言いたいのかわからない
言語化能力だけ0=ぼやけて本質が見えない
非言語コミュニケーションだけ0=言葉の信用ができない
このことからわかるように、3つの要素どれかが0になってしまうと本当の意味で相手に伝わったと言えないでしょう。
伝える力 UPさせる方法
伝える力3つの要素の重要性が分かったとところでそれぞれ詳しく見てみましょう。
伝える力をUPさせるにはこれまで出てきた伝える力3つの要素を日常的に意識してコミュニケーションをとっていく必要があります。
・論理的思考力
「論理に適っている思考論理を追って、きちんとした筋道を立てて考える力」
これを思考力を鍛える為にPLEP法を意識すると良いです。
この上からの順番で自分の意見を組み立てるとより伝わりやすい、相手が飽きない伝え方につながるのではないでしょうか。
・言語化能力
「自分の中にある考えやイメージを正しく言葉にできる力」
言語化はぼやけの排除です。
ぼやけの排除はパフォーマンスを最大化します。
相手は迷わず動くことができますし、依頼したものがあれば想像通り、またはそれ以上の質で帰ってくる
というお互いWINWINな成果を出すことができます。
ここで大事なのは言語化は相手の知識量に合わせ自分をチューニングするということです。
相手が小学生だった場合どんなに正確に言語化できていてもそれが難しい言葉であれば小学生には伝わりません。
Webの知識のないクライアントに専門用語を喋っても正確に理解されません。
最初はバリアフリーな言葉選びを意識し徐々に相手に合わせていくのも一つの手かもしれません。
・非言語コミュニケーション
人は相手から情報を受け取る際3つの情報を受け取っています。
1.言語情報
2.聴覚情報
3.視覚情報
この中で1.は言語コミュニケーションに分類されます
2. 3.は非言語コミュニケーションに分類されます
なぜ非言語コミュニケーションが大事なのかというと
メラビアンの法則から見てわかります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」。
矛盾したメッセージが発せられたときに、人がそれをどのように受け止めるのかということを、実験を用いてまとめたものです。
話している内容、顔の表情やトーンに矛盾するやり取りがあった場合に、どの情報をもっとも参考にしたかを計測しました。
たとえば、好意的な内容を口では言っているのに、顔の表情は嫌悪の表情を浮かべている…というようなやりとりです。
図から見て取れるように人は言語情報と聴覚情報、視覚情報に矛盾があると、情報を受け取る人は混乱し
聴覚・視覚情報といった非言語コミュニケーションを優先して受け取るというものです。
つまり、いくら言葉で正しく前向きで革新的なことを言ったとしても
表情や声のトーンなどの見た目からその本心が伝わってこないとその人の言語情報内容が信用できず、
人の心は動かないということになります
相手に好意的な印象を与え、より自分の伝えたいことが届きやすい、伝わりやすい環境を自分からつくっていくことが大事でしょう。
最後に
これら伝わりやすい伝え方の為に意識すべきポイントを3つ紹介したわけですが
少しの意識だけでも伝え方が変わり、より自分を理解してもらうことができ、より良い関係性が築けます。
良い関係性はビジネスで一番大事な信頼という価値を生みます。
ぜひ、明日から自分の伝える力を構成する具材・調理方法・盛り付けにこだわってみてはいかがですか。
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