新型コロナウイルスの影響で、
それまで対面でレッスンを行ってきた学習塾やカルチャースクールを、
オンラインで完結できるようにしたい、というお問い合わせが増えています。
そこで今回は、オンラインスクールを開校するために重要なことを、
Web制作の観点からお伝えしていきます。
そもそもオンラインスクールには、大きくわけて2通りの種類があります。
①双方向チャットでリアルタイムで指導するタイプ
②準備をしておいた動画を活用して指導するタイプ
今回は①のタイプについて、お話していきます。
オンラインスクールのWebサイト上で欲しい機能
オンラインスクールのWebサイト上に、予約機能や決済機能があると、ユーザーの利便性が高まります。
さらには事業者側の事務作業が減るため、業務効率化ができ、レッスンの時間や準備の時間にあてることができます。
予約機能に関しては、カレンダーから選ぶ形式のもので、
講師の方が複数いるスクールでは、講師毎に表示される仕様のものを選びましょう。
決済機能に関しては、対応している決済方法から絞り込んで、
あとは事業規模に応じて、基本利用料や決済手数料から選ぶと良いです。
これらは、元々、人の手で行っていた作業を効率化・自動化するものですので、必須ではありません。
予算に余裕があれば、これらの機能をつけるに越したことはありませんが、
スモールスタートで始めたい場合には、メールや電話などで対応ができますので、そちらで始めることをおすすめします。
また無料プランでこれらの機能を利用できるシステムもありますので、
そういったパッケージシステムを活用するのも、選択肢の1つです。
なにより大事なことは集客
オンラインスクールをスタートするにあたり、
なるべく費用をかけずにスモールスタートで始めたい、
と考えているオーナー様も多いのではないかと思います。
先程述べたように、機能面に関しては、
充実しているに越したことはありませんが、必須ではありません。
ただサイトデザインやコンテンツであったり、サイトへの流入を増やすマーケティング施策に関しては、
費用をかけるべきポイントになります。
そもそもサイトに訪れてもらわないと、サービスの存在を知ってもらえませんし、
サイトに訪れたユーザーにサービスのアピールポイントを訴求しなければ、
他社サービスと比較された際に、優位性を示せずに、負けてしまいます。
もし、サイトの機能部分に費用をかけていた場合、
利用されず、無駄になってしまうことも考えられます。
限られた予算の中で、
どこに費用をかけるべきかを考えて制作することが重要になります。
レッスン自体はZoomやSkypeなどのWeb会議ツールを活用
オンラインスクールにはもはや不可欠、と言っても過言ではない、ZoomやSkype。
これらは、簡単に説明すると『無料でテレビ電話ができるシステム』です。
※有料アカウントにすることで使える機能が増えます。
さらに、ただのテレビ電話ではなく、複数の人と同時接続ができるテレビ電話なのです。
このZoomやSkypeを活用することにより、ダンススクールやヨガスクールなど、
対面時に1対複数でレッスンを行う事業においても、オンライン上でも同様に、1対複数でレッスンを行うことができます。
個人的には、SkypeよりもZoomがおすすめです。
理由としては、Skypeは参加者全員がSkypeのアカウントを持っている必要がある一方で、
Zoomはアカウントを持っている1人がホストとなり、ホストが会議を立ち上げれば、
URLを送られた参加者はそのURLをクリックするだけで参加できるからです。
また、Zoomはデータ通信料がSkypeの1/10で済むため、通信が安定することも、
おすすめする理由の1つです。
最後に
弊社では、お客様のご予算に応じたご提案が可能です。
このような状況だからこそチャレンジしてみよう!
そう思ったら、まずはご相談ください!