#Webサイト制作
Web制作関連の資料作成時によく出るレイアウトの基本

はじめに

こんにちはディレクターのTです。
今回はWeb制作に当たっての提案資料や、サイト内に出てくるグラフ等のインフォグラフィック作成時に注意すべき点をまとめたいと思います。

 
提案資料やグラフ作成、ビジネス文書でのレイアウトやフォーマットの良し悪しの判断基準は企業毎に異なったり、
新しいツールの登場で常識がアップデートされたりと、一概に正解というものが存在しない分野ではあるかと思いますが、
今回は今までの経験上守られている事が多かった基本のルールを紹介したいと思います。
 
 

売上推移等に使う棒グラフ

注意点

・グラフの見せたい箇所は他の箇所と「色味」を変える
・見せたい数値のフォントは強調させる
・グラフの数値とメッセージの数値に置いて同じテキスト内容で訴求しない
・グラフ上に数字を置かない
・提案資料での予測部分は、濃淡で表現するかつ、点線で表現する(サイト内グラフでは例外もある)
・提案資料での予測グラフでは上昇中を意味する矢印を使用しない(サイト内グラフでは例外もある)
・立体グラフは使わない
 
 

比率等に使う円グラフ

注意点

・提案資料で色数を多く使用する事はあるがサイト内での使用は抑える
・パステルカラーは使用しない
・1セクションを強調したい場合、その他の項目は色数ではなく濃淡で表現する
 
 

グラフに関与するメッセージ

注意点

・トゲトゲの吹き出しを使用しない
・売上UP等の見せたいテキストは文章内での表記ではなく大きなコピーで訴求する
・グラフに対してのメッセージはグラフの色に合わせる
 
 

おわりに

今回Web制作関連の資料作成で出てきそうなグラフ作成時の注意点の基本をまとめましたが、
クライアント次第では上記のレイアウトが逆に分かりづらくなったり手抜きに感じる事もあるでしょう。
上記の内容は参考として念頭に置き、相手から送られて来た資料のテンプレートを
そのまま踏襲する事がその相手にとっては、一番伝わり易いオリジナル資料なのかもしれません。
Webサイト内のグラフにおいても、デザインの方向性次第ではこの限りではありません。
 
それではまた次回。

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