突然ですが、皆さんは今このブログをどのデバイスで開いていますでしょうか。
普段、何かを調べるとき、どのデバイスを使っていますでしょうか。
仕事ではPCを使うものの、プライベートは全てスマホで完結する方は多いのではないでしょうか。
2015年ごろから急速にスマホの普及率が高まり、
調べもの・動画の視聴・自己発信や誰かとの連絡は全てスマホで行われ
私たちの生活になくてはならないものになりました。
2023年になりスマホの普及率は約95%と言われているなかで、
スマホ(モバイル)をベースとして作られるサイトも増えてきました。
このようなスマホベース・スマホ特化のサイトを「モバイルファースト」のサイトといいます。
モバイルファーストサイトとは
先述の通り、モバイルファーストサイトとは
モバイルで見られることを前提とし、モバイル(主にスマホ)ユーザーの使いやすさを重視したサイトです。
しかし、だからといってPCはそっちのけ、というわけではありません。
あくまでモバイルが”ベース”であるだけで、PCで開いた際の見やすさ使いやすさにも配慮します。
モバイルでサイトを見る際にメインとなる動作は「スライド」と「タップ」です。
この動作がスムーズに行えることを基本としコンテンツ配置や導線を設計していきます。
レスポンシブ対応でまかなうことが多いかと思いますが、
なかにはスマホ特化サイトと言われるサイトもあります。このあたりは後ほどご紹介します。
モバイルファーストが求められるサイト
世の中の流れとしてスマホが主流になっているなかで特にモバイルファーストを取り入れるべきなのは
メインターゲットが次のような層の場合です。
■10~30代前半のデジタルネイティブと言われる世代
■主婦など普段PCを使うことが想定されない層
■SNS広告などスマホで見ることが前提とされる広告のLP
など
制作前に細かくペルソナ設定をしておくとモバイルファーストに
すべきか否かがはっきりするのではないでしょうか。
MFIによる認知拡大
MFIとは、「モバイルファーストインデックス」の略です。
2016年にGoogleの公式発表で、
クロール時にモバイルで見た際のユーザビリティが高くないと評価されないことが明示されました。
Googleの公式ブログでは以下のように記載されています。
Google は通常、クロール、インデックス登録、ランキングのシステムで PC 版のコンテンツを使用しており、そのコンテンツがモバイル版のコンテンツと大幅に異なる場合、モバイル ユーザーが検索を行う際に問題が発生する可能性があります。モバイル ファースト インデックスは、インデックス登録とランキングの決定にモバイル版のコンテンツを使用することで、Google のユーザー(主にモバイル ユーザー)が探している情報を見つけやすくするための仕様です。
この発表により多くのサイトでモバイル対応が求められることになり
一気に「モバイルファースト」の認知が高まりました。
モバイルファーストサイトの例
モバイルデザインを中央に設置し、両サイドにインパクトのあるデザインを設置しています。
PCで開いた際のスクロールの動きも工夫されていてモバイルでもPCでも見ていて楽しいサイトです!
コンテンツ幅の右半分にモバイル用デザインを置き、
左側にはアンカーリンクを設置することで、縦に長いモバイルデザインでも遷移や所在を分かりやすくしています。
BEAMSminiと同様にコンテンツ幅の右半分にはモバイル用デザインを置き、
左側には重要な情報とCVボタンを設置し、常に見えるようにしています。
このように、スマホ(モバイル)メインでもPCでの見せ方を工夫したサイトは最近更に増えています。
当社でもこういったサイトの制作は可能なので是非ご相談ください。