#コーディング
システム開発とは?~初級編~

システム開発。。。
なんとなくイメージはできるけど、詳しくは。。。
今回はそんな方に一度は目を通していただきたい内容を書きたいと思います。

■システム開発という言葉の認識の違い

web業界に少しでも関わりがある方の場合、システム開発とは?と聞くと
大体の人が、「クライアントのニーズを聞いて、要件を洗い出して、設計書を作って・・・」
正解です。
しかし、実際にそのシステムを使用する人に同じ質問をすると
「Aというシステムを買って業務効率化する」
そうなんです。ユーザーの方はシステム開発のイメージはシステムを開発することによる効果をイメージするのです。
つまり、システム開発とは業務の仕組みを作り、効率化を図ることなのです。

■システム開発の目的

そもそも、なぜシステム開発をしようと考えたのか。
そこに重要なポイントがあります。
それは、現在の業務に対して何らかの不満があり
業務の改善を考えているからです!
ユーザー側も開発側もこの点を忘れてはシステム開発の成功率はガクンと下がります!

■実際の開発作業

・新業務フローの考察

まずは現行の業務フローがどういったものかをヒアリングする。
不満に思っていることを洗い出さないと何も始まらないですよね。
まさに、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とはこのことです。

・設計書作成、システム構築

新業務フローが確定したら、それが実行できるようにシステムの設計書を作ります。
設計書をするあたりからクライアントの方はなんのこっちゃと思われるかもしれませんね。
一番いいのは、クライアント企業の中にシステム担当者がいて
その方と一緒に協力して作り込んでいくというのが理想なのですが。。。
信頼できる開発企業でしたら、ニーズを教えれば開発企業の方から提案ベースでいろいろ進めてくれるはずです。
開発企業はシステム開発のプロなわけで、設計書を書くのも実際の構築作業もプロに任せるのが一番!
建築の世界も少し似ていて、家を建てるときこんな感じの家を建てたいと希望を伝えれば
それにコミットする形で建築家の人は設計図を作成し、家を建てていくかと思います。(違っていたらごめんなさい)

・リリース後の改修作業

ここからが難しいところなんですが、クライアントが望むシステムを構築して
実際に使っていただいた後のレヴューをいただくとこんなものは想定していなかったなど
満足していただくことはほとんどありません。
(全くないという訳ではありませんし、開発側としては満足していただけるよう構築していることは大前提としてあります)
※開発方法の種類で<アジャイル型開発>というものがありますが、それはまた別の機会でご説明できればと思います。
開発側としてはクライアントが望まれている機能はすべて実装しているのになんで満足していただけないのか。
それは当初考えていた要件が途中で変わっていたり、考えていることがうまく相手に伝わっていなかったり。
原因はいくらでも考えられるのですが、大切なのはそこからいかに理想に近づけ、理想を超えるものを作り上げていくか。
そのためにはやはり、クライアント側の方の協力が必須です。
実際に使って頂いた後、レヴューをいただき、そこに対して開発側が改修を行っていく。
これをすることで徐々にではありますが、理想に近づけていくことが可能です。
大切なのは、一回で付き合いを終わらせてしまうのではなく、長い付き合いができる企業を見つけることです。

■まとめ

システム開発とは仕組みを作り、業務効率化を図ること
業務効率化を図るためにはまず、業務フローを確認すること
開発後、何回か改修を行い、クライアントが望む形に近づける
今回はクライアント側と開発側とで<システム開発>という共通言語を
使えるようになっていただければと思い記事を書かせていただきました。
まだまだお伝えしたい内容はいろいろありますがそれはまた次の機会にでも。
 
 
 
 

CONTACT

この度は当社へご興味お持ちいただき
ありがとうございます。
Webに関するお悩みございましたら、
是非一度お気軽にご相談ください。
平日10:00~19:00