コトバとキャッチコピーについて考えてみる

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2017.05.26 WEBデザイン

コトバとキャッチコピーについて考えてみる

 

コトバを、ただの情報伝達手段だと思っていませんか。

キャッチコピーを、ただの商品説明だと思っていませんか。

 

何を言い出すのだと思った方、コトバの力を甘く見ていますね?

コトバというものは、味があり、温度があり、意思を持ちます。いわば、生き物なのです。

しかしこんなにも面白い媒体でありながら、身近にありすぎる為にその存在に気づかれていません。

 

今回はそんなコトバに触れて遊び、キャッチコピーを絡ませながら、コトバの持つ力と面白さについて少しだけ考えてみたいと思います。

(これから書くのは、あくまでも私の個人的な考えであり主張であることをご了承ください。)

 

コトバは究極のデザイン

 

結論から言ってしまうと、コトバは、究極のデザインの形なのです。

なぜならコトバの本質は、人の感情をデザインするものだからです。

全く同じ色の背景であったとしても、そこに載せるコトバによって色は自在に変化します。

説明ではわかりにくいと思いますので、実際に下の画像をご覧ください。

どうでしょうか。背景に使われているのは同じ#9b051eの赤色です。フォントもサイズも同じです。にもかかわらず、左の赤色はドロドロと、右の赤色は鮮やかに見えませんか?

では、次は色すらも無くしてみましょう。

今度は枠と文字しかありません。

2枚とも白紙に単語が載っているだけですが、「孤独感」「解放感」というコトバが見事に周囲の余白をデザインしています。双方同じスペースですが、余白の広がりと狭まりは対照的であるのがおわかりいただけるかと思います。

これらの検証から言えることは、「コトバは私たちの感情に多大なる影響を与えているのに、私たちはそれに気づいていない」ということなのです。

ことデザインに関して言うならば、載せるコトバが間違っているのに色やレイアウトを試行錯誤してなかなかまとまらない、というのはこのためです。

 

そこに文字がある場合、色彩や配置以前にコトバがその場を牛耳っています。そのコトバに引っ張られ、見え方や受ける印象が決まってきます。当たり前のことですがこれを忘れがちになってしまうと、受け手に与える印象を考えるという根本的な部分がズレてきてしまいます。

 

コトバを操るデザイナー、それがコピーライター

 

その「繊細でありながら厄介者な生物」であるコトバを自在に操り、目に見えない部分でこっそりと受け手に影響を与える役割を担っているのがコピーライターです。いわば魔法使いみたいなものです。

 

 

コピーライターはただの物書きではありません。ライターともまた違います。一言を書くために、ターゲットを調べ、その年代を調べ、様々な角度からのアプローチを模索し、時間をかけています。

その紡いだ短い一文には沢山の意味や、狙いや、仕掛けが隠されているものであり、またそうであるべきだと思っています。

 

キャッチコピーを書くとき、ただの商品説明だと思って書いていませんか?作った文章は、読み手に感動や驚き、発見を与えられますか?

キャッチコピーとは、コトバの持つ力や面白さを最大限に引き出せる場所です。その分書き方は無限にあり、難しく、考え方に正解はありません。

 

たった一言で人の感情をデザインできたなら。それはとても素敵なことだとは思いませんか?

 

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